保育園への入園をずらすことは可能なの?途中入園のメリットとデメリット
「入園前だけど育児休暇がおわってしまう」
「入園が決まったけどやっぱりもう少し子供と一緒にすごしたい」
など、保育園への入園をずらすことを考えている人は少なからずいるでしょう。
仕事復帰のタイミングで保育園を探さなければいけません。
でもまだまだ我が子の成長を近くで見ていたい。
そんな感情も出てきて当たり前。
そんな悩みを解消できるポイントをいくつかご紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
Contents
入園が決まってから入園をずらせるの?
入園が決まってからの入園をずらすことは難しいです。
ずらすということは出来ないため入園を辞退するということになります。
辞退すると、定員オーバーのところだと次に待機している児童が優先的に入園することになるので枠がなくなってしまいます。
辞退してもまた入園させようと思った時にそこの保育園に空きがあればすぐには入ることができます。
しかし、空きがなければ受け入れができないので待機児童になってしまう可能性も。
もし、どうしても遅らせたいのであればまずは入園させましょう。
それから子供の様子を見て休ませたりしながら慣らしていったりするのも一つの方法です。
途中入園で入りやすい時期は?
途中入園とは4月入園以外の月に保育園に入園することを言います。
保育園には定員が決められており、その枠の範囲内であればいつでも受け入れてくれて入園することができます。
待機児童が多くなってきているので行かせたい保育園に絶対空きがあるとは限りません。
途中入園を希望するのであれば、入園させたい保育園に空きがあるのかしっかり確認しておくことが必要です。
途中入園がしやすい時期としては、受け入れ定員に余裕のある保育園から追加で園児の募集のお知らせがあります。
一番多いのは秋ごろの募集が多いです。
途中入園をさせる場合でも慣らし保育というものがあります。
子供が新しい環境に慣れてくれるのか不安に思っている保護者の方も多いのではないでしょうか。
慣らし保育などで子供をならせて、時間にも気持ちにも余裕をもって仕事復帰の準備をしていきましょう。
途中入園のメリットとデメリット
途中入園のメリットデメリットは、それぞれの家庭で感じ取るところが違ってくるかもしれません。
主なメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
保育園に途中入園するメリットとしては、4月の入園では他の子供たちは一斉に入園するのでみんなが初めてのことだらけです。
保育士の方も慣れない環境で手間取っている子供たちに付きっきりでお世話をしている形になります。
しかし、途中入園で保育園に入るころには、他の子供たちは色々なことに慣れています。
一日の流れもわかっているので先生方も付きっきりではありません。
なので途中入園した子供を気にかけてみてくれるというメリットはあります。
他にもすでに入園している子供たちはもうお友達と仲良く遊ぶということをわかっているので一緒に遊んでくれます。
きっと保育園に慣れるのは早いでしょう。
保護者の方の心配事は子供が新しい環境に慣れて楽しんでくれることが一番なのでそういった面では安心できます。
デメリット
デメリットとしては親同士の交流で出遅れてしまうということ。
正直この問題に関してはメリットと取るかデメリットと取るかはその人次第です。
私は4月入園で子供たちを入れましたが、他の保護者の方とは送迎時に会っても挨拶をする程度。
立ち話をしているとご近所からクレームが入るためすぐに帰宅することを園側から注意されていました。
なので特に深くお付き合いをしていくということはありませんでした。
あと、途中入園したタイミングですぐ運動会や発表会があると練習に遅れてしまうといったデメリットもあります。
それは先生方がしっかりフォローしてくれるので大丈夫でしょう。
途中入園の手続きの流れは?
途中入園をするときは手続きが必要になります。
まずは入園したい保育園に空きがあるかを確認します。
子ども課などに行けば調べて教えてくれるので行ってみましょう。
そこで必要な書類などをもらい、必要事項などを記入して提出をします。
提出する先は入園する保育園でも子ども課でも大丈夫です。
書類も直接園へ行ったらくれるところもあるので確認してみましょう。
保育園への入園をずらすことは可能なの?途中入園のメリットとデメリット【まとめ】
ここまで保育園の入園をずらすことや途中入園について解説してきました。
仕事復帰をするためには必ずやってくる保育園問題。
せっかく入園が決まったのならそのまま入園させることをおすすめします。
辞退をしてしまって後で入れなくなってしまうよりは入園させてから子供の様子を見ていくのもいいです。
少し時期をずらしての途中入園もいいですが、メリットやデメリットもあるためどちらがいいかはよく考えてから決めることが大事です。