入園してからの挨拶!おたよりで書く内容は?書き出しの例文を月別でご紹介
入園式も無事に終わって保育士として保護者の方への初めてのお手紙がクラスだよりになります。
クラスだよりは毎月お渡しするものです。
おたよりは子供たちの成長や月別の行事予定、お知らせなどが書かれています。
毎月のことなので書き出しや、内容など同じにならないようにしないといけません。
ここではおたよりで挨拶するのに適切な内容やポイント、注意点などご紹介していきますので是非参考にしてみてください。
Contents
入園してからの挨拶!おたよりで書く内容は?
入園式を迎え新年度がスタートする4月。
新しい環境で生活が始まるので不安な気持ちとドキドキが入り混じっているでしょう。
きっとその気持ちは保護者も同じです。
そんな不安を取り除けるようなおたよりになるといいですね。
4月のおたよりの書き方としては新生活を迎えた子供たちの園での様子など、どのように過ごしているかを書いてあげるといいです。
それを読んで保護者の方も安心するのではないでしょうか。
月別のおたより!書き出しの例文は?
月別によっておたよりの書きはじめが違います。
それぞれの季節に合った書き出しで書くといいです。
月別でどのような書き出しの内容で書くといいかをご紹介します。
4月
新年度がスタートする4月。
入園式を迎えてから1週間ほど経った頃に最初のおたよりを発行することになります。
子供たちの初々しい様子など、どのように園で過ごしているのかを伝えてあげるのが好ましいです。
「暖かなポカポカ陽気と共に新生活がスタートしました。」
「新しい生活、新しいお友達にもあっという間に慣れてきた子どもたち。」
など春の暖かな感じと子供たちの様子などを合わせるといいでしょう。
5月
5月は入園式を迎えてから1か月が経ち子供たちも園での生活に慣れてくる頃です。
そんな子供たちの様子をおたよりを通して伝えてあげると良いでしょう。
「新生活がスタートしてから1か月が経ちました。新しい環境にも慣れてきた子どもたち。」
「さわやかな風が心地よい季節、お外で楽しそうに走り回る子供たちの姿で賑わっています。」
6月
6月は「梅雨」の時期。
雨が多い季節にもなります。
雨の日の登降園の際に気を付けて欲しいことなどを書くのもいいです。
「雨が多いこの季節、園庭の草花の中のカエルやカタツムリが気持ちよさそうにしている姿を子供たちが興味津々と観察しています。」
「気温や湿度も上昇してくるこの季節。感染症や暑さ対策にも十分に気を付けて過ごしていきたいと思います。」
など食中毒や健康管理などにも十分に注意する内容も付け加えるのもポイントになります。
7月
本格的な夏が始まる7月。
「いよいよ夏本番です!元気いっぱい子供たちは外遊びを楽しんでいます。」
「水遊びが始まります。お友達とたくさん思い出を作る夏にしたいです。」
など、水遊びが始まるシーズンなので夏の行事ごとを盛り込んで書くのもいいです。
暑い季節だからこそ気を付けたい体調管理なども伝えていきましょう。
屋内外での気温差で体調を崩しやすくなります。
こまめな水分補給をすることや「熱中症にも注意しましょう」という内容を書くといいです。
8月
1年で最も暑い季節の8月。
「暑い日が続いていますが、子供たちは元気に園庭を走り回って楽しそうです。」
など暑さには負けずに楽しんでいる子供の姿を伝えるといいでしょう。
一部の園児は保護者の長期連休に合わせて園をお休みする子もいます。
生活リズムを崩さないためにも、規則正しい生活を送れるように家庭で過ごす際の注意点などを伝えておくと良いです。
9月
「夏も終わりに向かい気温も下がってくるので体調管理に十分気を付けましょう。」
という内容の書き出しもおすすめです。
「まだまだ汗ばむ季節ではありますが少しずつ秋の訪れを感じる季節になりました。」
「朝晩の温度差に十分気を付けながら過ごしましょう。」
10月
1年の中で1番過ごしやすい季節の10月。
お外遊びやお散歩も増えてきます。
「さわやかな秋の風が吹くようになり、過ごしやすくなってきました。」
その他にもイベントもハロウィンや運動会、秋の遠足などをする園もあります。
行事に向けて頑張っている子供たちの姿を書くのもいいです。
行事がたくさんある月なので盛り込んだ内容にするのがポイントになります。
11月
この季節に咲く花や葉が色づいてきたということを書いても季節感が出ます。
「園庭のハナミズキの葉が色づき、秋の深まりを感じます。」
などがおすすめです。
12月
あと一年で今年も終わってしまうということと、今年一年の挨拶をするといいでしょう。
「今年も残すところあと1か月を切りました。街はすっかりクリスマスムード一色になってます。子供たちもサンタさんからのプレゼントを心待ちにしています。」
などわくわくしている子供の様子を保護者の方に教えてあげるのもいいです。
そして来年もよろしくお願いしますとの締めの挨拶も忘れないようにしましょう。
1月
新しい年になり一年がスタートします。
保護者の方に向けて新年の挨拶を忘れないようにしましょう。
「年末年始のお休みいかがお過ごしでしたか?」
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。」
「早いもので今年度も残り3か月になりました。」
など問いかけから始めるのもいいですし、残りの園生活をどのように過ごしていくかを書くのもいいでしょう。
2月
節分などの行事がある2月。
1年の中でも寒さが厳しい季節でもあります。
体調管理に気を付けるための注意点などを書くのもいいです。
「まだまだ寒い日が続きますが、寒さにも負けずに元気に登園してくる子供たちの声が園庭に響き渡ります。」
「空気の乾燥で、インフルエンザなどの風邪が流行する季節です。手洗いうがいなどしっかりして予防していきましょう。」
など、感染症にも気を付けるように注意書きも加えるといいです。
3月
3月はお花見やひな祭りなどのイベントを園で行うところもあります。
また何といっても卒園式や修了式もあります。
「卒園や進級を控える子供たちの1年の成長を振り返ると感慨深いものがあります。」
「寒かった季節もようやく終わりを迎えようとして春の訪れを感じる月でもあります。」
など暖かくなってきたことを伝えるのもいいです。
子供たちも入園してから1年が経ちました。
1年間の成長の様子を伝えてあげましょう。
おたよりを書く時の注意点とポイント
月別のおたよりに相応しい言葉を書き出しで書くことをおすすめします。
離れて過ごしている我が子がどのように毎日の生活を送っているのか、保護者の方はおたよりを通して知ることになります。
今月は何に力を入れているのかとか、楽しそうな子供たちの会話のやり取りを書いてあげるとほっこりとした気持ちになるでしょう。
入園してからの挨拶!おたよりで書く内容は?書き出しの例文を月別でご紹介【まとめ】
入園式を迎えてからの、保護者の方への毎月のお手紙でもある「おたより」。
保護者の方はおたよりを通して子供たちの様子を知ることになります。
今こんなことに挑戦してるんだなとか今月はこんな行事を行うんだということがわかります。
毎月のおたよりで書き出しに悩むと思いますがポイントや注意点をしっかりと抑えておけば素敵なクラスだよりが出来上がります。
子供たちの等身大の姿を書いてあげることで保護者の方も安心します。
ぜひ参考にして自分の得意なパターンを身に付けてください。