チューリップの育て方!鉢植えのお手入れ方法のコツと球根を増やす方法
チューリップを鉢植えにしてみたものの、花を咲かせるための育て方が分からないと不安になります。
鉢植えのチューリップのお手入れ方法は、地植えの場合と異なる点があります。
そこで今回は、チューリップの育て方について『鉢植え』に焦点をあてて解説していきます。
チューリップを咲かせるための育て方、花が終わった後の育て方、球根を増やす方法を解説していきます。
安心して、チューリップの鉢植えを育ててください。
Contents
チューリップの育て方!鉢植えのお手入れ方法は?
植えつけ直後のチューリップは、まず根が成長します。
植えつけた後の2週間程は、根が成長する大切な時期です。
この時期は、たくさん水をあげてください。
水やりの目安は、土の表面が乾いてからです。
そして、水をあげるときは、一気にたくさんの水をあげないでください。
なぜならば、水が土にしみ込む前に、水が流れ出てしまうからです。
なので、土に水が徐々にしみ込んでいくように、静かに水をあげるようにてください。
チューリップの鉢植えを置く場所は?
チューリップは日当たりを好みます。
芽が出るまでは日陰に置いても問題ないです。
鉢植えのチューリップは、芽が出るまでの間は日陰に置いて、芽が出たら日の当たる場所へ移動させましょう。
冬場の管理のポイントは?
チューリップの球根は、寒さに当てることで、花芽が成長します。
チューリップは、1~2ヶ月間、低温に当たることで花芽ができます。
なので、鉢は屋外に置いて、冬の寒さに当てることをおすすめします。
チューリップの球根は、芽がでるまでかなりの時間がかかります。
冬の間は鉢の上に何もない状態が続き、水やりを忘れてしまう可能性があります。
なので、ラベルを立てるなどの工夫をして忘れずに水をあげてください。
花が終わった後の球根の育て方は?
来年もチューリップを育てたいのであれば、球根を育てる必要があります。
チューリップは花が咲く頃から、新しい球根が大きくなります。
なので、花が終わったら花びらやめしべを手で摘んでください。
ただし、葉は全て残しておきます。
水やりのポイントは、花が終わっても葉が緑の間は、土が乾かないように水をあげることです。
チューリップの球根を掘り上げる理由は?
チューリップの球根は植えたままにしておくと、夏の暑さで弱るので掘り上げる必要があります。
チューリップは花が終わった後も、植えたままにしておくと、夏の暑さで弱ってしまい花を咲かせなくなる可能性があります。
なので、球根を土から掘り上げて、秋まで風通しの良い涼しい場所で保管する必要があります。
チューリップの球根の掘り上げは、チューリップの葉が黄色くなって枯れ始めたタイミングで始めます。
掘り上げた球根の茎は切ってください。
それと、掘り上げた球根に子球がついていたら分割します。
これが分球といって、チューリップを増やす方法になります。
掘り上げた球根は、よく乾燥させてネットに入れて保存します。
保存する場所は、風通しの良い日陰がおすすめです。
ここで、注意したい点が1点あります。
それは、分球した球根を植えても、開花しない可能性があることです。
その場合、植えつけて球根を肥大させることで、翌々シーズンにチューリップが咲く可能性があります。
なので、大事にお手入れすることをおすすめします。
チューリップの育て方!鉢植えのお手入れ方法のコツと球根を増やす方法【まとめ】
チューリップの鉢植えは、冬の寒さに当てることで花芽が育つことが分かりました。
翌年も花を楽しむためには、球根を掘り上げる必要があることも分かりました。
花が終わったあとの水やりも忘れずに、大事に管理して翌年も美しいチューリップの花を咲かてくださいね。