ひまわりが雑草対策になる?!ひまわり畑の作り方のコツと注意点
夏の花は何ですかと聞かれてぱっと思いつく花といえばひまわりが多いのではないでしょうか?
また、夏の時期になるとひまわり畑を目にすることがあると思います。
景観を目的として行っていることもあれば緑肥の効果を目的としてひまわり畑を行っていることがあります。
ひまわり畑にすることで緑肥の導入ができ、連作障害を防ぐ効果があります。
一石二鳥です!
今回は自分のお庭でひまわり畑にしてみたいと思われた方向けにひまわり畑の作り方をご紹介させて頂きます。
また、そのひまわりの栽培方法や生育途中で発生する雑草の対策についてもあわせてご紹介致します!
Contents
ひまわり畑の作り方は?
ひまわり畑にする場所
ひまわりを作るためにはまず、排水性が良いところの土地を選んで下さい。
また、ある程度の広さがあると沢山のひまわりを作ることが出来ますので作り方のまず一歩目として参考にしてみてください。
後ほど、ひまわりの種まきの間隔についてご紹介させて頂きますのでそれを元に自分の畑だとどれくらい植えることが出来るのが見えてくると思います。
種選び
切り花タイプのひまわりは沢山の種類がありとても楽しめます。
しかし、今回はひまわり畑にするので大量のひまわりの種が必要になり、切り花タイプのひまわりですと費用が高くなってしまいます。
その為、ひまわり畑にするときには花粉が出ない1本立ちするタイプのひまわりを植えるのがオススメです。
また、安価な種をしようするのがベストなので緑肥用の種を選ぶのがひまわり畑の作り方としてはじめやすいと思います。
土づくり
ひまわり畑を作る土地の前作で野菜など作られていた場合は肥料を入れる必要はないです。
ただし、何も作ってきていない所でひまわりを栽培を始める場合は300坪あたり有機肥料を20kg、たい肥を2トンくらい目安に行って下さい。
育て方のコツと注意点は?
種まきの時期とまき方
ひまわりの発芽適温は20~25℃です。
4月から6月が種まきの時期として最適です。
種をまく時は株間30~40cm間隔で2、3粒ずつ点まきしていきます。
種まき後は1cmの土を種の上に被せて下さい。
種まき後は水をたっぷり与えてください。
もし、次の日に雨が降る予定の場合は水やりをしなくても大丈夫です。
発芽後は元気のいい芽を一本残してください。
ひまわりが雑草対策になる?!
発芽後すぐは雑草対策が必要です。
雑草の育つスピードはとても速く、小さいときのひまわりだと雑草の力に負けてうまくひまわり畑にならなくなってしまします。
発芽して2~3週間はこまめに雑草抜きを行い、雑草対策します。
そのあとはひまわりが大きくなっていき、雑草が大きくなる前にひまわりの葉っぱが日光を遮り雑草に日が当たらず雑草が生えにくい環境になります。
はじめは雑草対策が必要ですがそのあとは、ひまわり自身が雑草対策のような働きをしてくれます。
病気・害虫対策
生育途中で病気や害虫の被害にあってしまう可能性があります。
特に株が小さい時には気を付けて下さい。
もし、病気や害虫の被害を発見したら園芸店などで販売されている農薬を使って病害虫の対策を行って下さい。
その際、日中の暑い時間や天気の悪い日は避けて下さい。
暑い日に散布すると更に病気の悪化に繋がります。
天気の悪い日ですが、雨が降ってしまうと散布した農薬が雨で流れてしまい効果が発揮出来ません。
そこに注意して行って下さい。
べと病、うどんこ病、灰色かび病、立枯病、黒斑病、黒星病がかかる可能性のある病気です。
害虫はナメクジ、アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシがつく可能性があります。
発見するポイントは葉っぱやその裏などを観察すると早期発見に繋がります。
ひまわりが雑草対策になる?!ひまわり畑の作り方のコツと注意点【まとめ】
ひまわりは種をまいてから60日くらいで花を咲かせてきます。
ひまわりは花の中でも作りやすいお花です。
60日くらいで咲きますので畑が広い場合は種をまく時期を少しずらして植えると長く楽しむことが出来ると思います。
是非、これからの夏に向けてひまわり畑に挑戦してみてはいかがでしょうか?