パンジーがぐったり元気がない!原因や対策、冬越しのポイントを解説
皆さん、こんにちは!
ガーデニングライフ、楽しんでいますか?
パンジーは秋から翌春まで繰り返し咲く一年草で、適切なお手入れをすれば冬の寒さにも耐えることが出来るのですが、放っておくとぐったりとしおれてしまいます。
今回は、パンジーがぐったり元気がない原因とその対策、復活させる方法についてお伝えします。
パンジーも人間と同じで、ぐったりしてる、元気がないなっと思ったら必ず元気に戻してあげましょう!
Contents
パンジーがぐったり元気がないのはなぜ?
パンジーは特に冬にぐったりしている事が多いです。
パンジーが冬にぐったりする原因は、ズバリ“極度の寒さ”です。
ぐったりしてしおれているのは、人間でいうと風邪をひいた状態。
木枯らしにあたりすぎているのが原因です。
対策として、園芸用のシートをかぶせ、パンジーへ直接風があたらないようにしましょう。
この時必ず、パンジーの風通しを良くしてくださいね。
また、冬場は特にパンジーを日光にあてることが重要ですので、透明なシートを使うことをおすすめします。
パンジーに雪が積もったらどうすればいいの?
冬、育てているパンジーに雪が積もってしまった!
確かパンジーは極度の寒さが原因でぐったりしてしまう!
大変だ、どかさなきゃ!
・・おっと!ちょっと待ってください。
実は、パンジーに積もった雪はどかさない方が良いのです。
驚きですよね!
今からそのわけをお話ししましょう。
冬、土に霜が張っているのを見たことがある方は多いと思います。
霜は気温が0度以下になると発生し、土の湿り気が蒸発する際、地上の空気に触れて凍ってしまう仕組みなので、土が湿りやすい冬場は、夜の冷え込んだ空気によって、朝には土に霜が張ってしまうのです。
こうなると、パンジーの命とも言える根っこの部分が凍り付き、枯れてしまいます。
霜の発生を防ぐには“土を空気に触れさせない”ことが大切です。
つまり、パンジーの上に積もった雪が屋根代わりになって霜を張らせなくしているわけですね。
雪は陽の光で自然に溶けるのを待ちましょう。
雪解けに伴い、パンジーも復活するので安心してください。
太陽、空気、そして雪・・。
自然の凄さを思い知らされますね。
パンジーの冬場の水やりの頻度は?
パンジーは、冬はほとんど水をあげなくて大丈夫です。
これまで述べてきたように、土の中の水が蒸発するとき、冷たい空気に触れると土に霜が張ってしまうので、水をあげるならば晴れた日の朝一番に行いましょう。
昼間、太陽の光にあてて、夜に土が乾いていればOKです。
冬場は夏と違いなかなか土が乾かないので、水やりは2~3日に一度の頻度で良いでしょう。
土の湿り具合を見て、乾いたら水をたっぷりあげてください。
その後パンジーを日光にあてれば、数日間は水やりをせずに済みます。
パンジーを育てる場所選びのポイントは?
パンジーにとって適切な気温は15~20度です。
高温には弱いので夏は生きることができず、冬は極度の冷気にさらすとぐったりして枯れてしまいます。
なので、夏は適度に陽があたる日陰に、冬は日光がきちんとあたる風通しの良い場所に置くことが重要です。
冬に雪が降ったり霜が張ったりすることは避けられない為、パンジーを育てる際は、“どこで育てるか”をよく吟味し決めてから育てましょう。
特に、地植えの場合は鉢植えと違ってパンジーの場所を移動することが出来ないため、園芸用シートを購入して対策を取るなど、追加コストがかかってしまいます。
パンジーがぐったり元気がない!原因や対策、冬越しのポイントを解説【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
パンジーが、冬から春にかけて繰り返し花が咲く寒さに強い花といっても、やはり適切なお手入れは欠かせないのですね。
我が子をいたわるように、パンジーも様子を見てぐったりと元気がないことに気付いたらすぐに対応してあげましょう。
そうして冬を越し、春に再度花を咲かせた時の喜びはひとしおです。
良いガーデニングライフを!