ラベンダーグロッソの剪定時期は?どこを切る?手順やポイントをご紹介
ラベンダーグロッソは水が控えめで良く、半日陰で育つラベンダーです。
暑さや寒さに強く、地植えでもプランターでも育つので人気があります。
気温と剪定のタイミングが合えば、年2回開花が楽しめます。
年に2回開花を楽しむために重要なお手入れ方法として剪定があります。
そこで今回は、ラベンダーグロッソの剪定時期や、切る位置などの手順やポイントを解説していきます。
剪定のために必要な道具もご紹介します。
是非、参考にしてください。
Contents
ラベンダーグロッソの剪定時期はいつがベスト?
ラベンダーグロッソの剪定は育て始めて2年目からがベストです。
ラベンダーグロッソの年間での剪定時期は以下のとおりです。
6月〜9月 :開花時期が終り、風通しを良くするための剪定
9月〜11月:休眠するための剪定
ラベンダーグロッソは剪定し、風通しが良いと2回目の花が咲きます。
蒸れないように剪定をしてあげましょう。
ラベンダーグロッソのどこを切る?手順は?
ラベンダーグロッソのどこを切るかは以下のとおりです。
時期によって違うので気をつけましょう。
6月〜9月 :上から3分の2の新芽を残して剪定、枝の混雑した部分
9月〜11月:古い枝、太すぎる枝にある新芽を残すように短く剪定
横から見たときにドーム型になるよう剪定
手順は特になく、新芽を切らないようにするのがポイントです。
剪定方法の強剪定と弱剪定の違い
剪定方法の弱剪定と強剪定はすべての植物で使われる用語です。
ラベンダーグロッソの夏の時期の剪定と秋の時期の剪定の違いは、剪定する意味合いが違います。
株の形を変えずに、新芽を残して剪定することを弱剪定といい、形を整えるためにバッサリと剪定することを強剪定といいます。
二つの違いを使い分けて、ラベンダーグロッソを長く育てていきましょう。
ラベンダーグロッソの剪定を失敗しないためのポイント
ラベンダーグロッソの剪定を失敗しないためのポイントは以下のとおりです。
2年目から毎年、強剪定をする
ラベンダーは、育ててから2年目から根元の茎が木のように茶色く固くなってきます(木質化と言います)。
木質化すると新芽の付きが悪くなり、枝が混みあいます。
風通しが悪くなり、株が蒸れる原因になります。
なので、2年目からは毎年、強剪定するようにしましょう。
新芽を残して剪定する
どの植物も強剪定するときに新芽を残して剪定しないと、株が育たなくなります。
株を育てるためにも、新芽を残して剪定するようにしましょう。
挿し木で株を増やす
ラベンダーは育て始めて3〜6年ごろから花が咲かなくなるので、挿し木で株を増やしましょう。
植えてある株を6月に弱剪定した茎を挿し木すると、株が増えます。
元気な茎を選べば、翌年には植えられるようになるので、挿し木にチャレンジしてみましょう。
ラベンダーグロッソの剪定に必要な道具
ラベンダーグロッソの剪定に必要な道具はご紹介します。
剪定ばさみ
木質化した茎を切るには、文房具のはさみではなく、剪定用のはさみが必要です。
園芸店やホームセンターで売っています。
バネがついていて、弱い力でも切れるハサミを選ぶのがポイントです。
切る前はライターなどの火であぶって消毒してから切るようにしましょう。
薬(殺菌剤)
ラベンダーを強剪定した後、茎をそのままにしないようにしましょう。
茎の傷口から病原菌が侵入し、枯らしてしまうおそれがあるからです。
それらを防ぐ薬があります。
三井化学園芸の「トップジンMペースト」などがおすすめです。
園芸店やホームセンターで売っていますので、園芸ばさみを買う時に一緒に買うとよいです。
手袋
ラベンダーに薬を塗る時に、素手で触らないようにするための手袋です。
使い捨てでも良いですし、園芸用でも構いません。
ラベンダーグロッソの剪定時期は?どこを切る?手順やポイントをご紹介【まとめ】
いかがでしかた?
ラベンダーグロッソの剪定時期やポイントをおわかりいただけましたでしょうか?
弱剪定と強剪定の二つの剪定を使い分けて、ラベンダーグロッソを長く育てていきましょう。
そして、花が咲かなくなった時のために、弱剪定の時に切った茎で挿し木にチャレンジしてみましょう。
今回の記事がラベンダーグロッソを育てる参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、良いガーデニングライフを…