秋桜の色や種類にはどんなものがあるの?それぞれの特徴や違いを解説

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山口百恵さんの名曲でもある「秋桜(コスモス)」。

明くる日、お嫁に行く自分を想う母への感情を綴った歌詞は、とても切ないですよね。

誰もが母から生まれ、いずれは別れる運命にあります。

秋桜という名は、その名の通り、秋に咲く桜のような花だからつけられたのですが、厳密には「アキザクラ」と読み、「コスモス」という読み方は当て字です。

コスモスの和名なので、同じ花を指していますが、学術的には「アキザクラ」と読むのが正解なのです。

そんな秋桜には、どんな色や種類があるのでしょうか?

 

 

今回は、秋桜の代表的な品種を3つピックアップし、それぞれの違いや特徴について解説していきます。

植物園や花畑へ行く際には、ぜひ探してみてくださいね!

 

 

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秋桜の色や種類!一般的に知られているのはこれ!

秋桜の代表格とも言えるオオハルシャギク。

私たちがよく知っている、白やピンク・紅色をした円形の花です。

オオハルシャギクという名も秋桜の和名ですが、品種としての正式名称でもあります。

オオハルシャギクは10~11月頃に咲き、冬には種をつけて枯れてしまいます。

一度咲いたら冬を越した後にまた咲くことがない一年草で、自宅でも簡単に育てることができるため、庭先で栽培している家庭をよく見かけますね。

多湿に弱く、水やりの頻度も最低限で済むので、見た目だけでなく育て方においても人にやさしい品種なのです。

 

 

明るい黄色で見ていると元気になれる秋桜は?

鮮やかな黄色をしたキバナコスモスも、秋桜の品種のひとつです。

赤やオレンジ色の種類もあり、温かな色合いをしています。

キバナコスモスの特徴は、花びらが交互に重なっていること。

また、花びらの先端部分はフォークのようにギザギザしています。

暑さに強く、6~10月という長い時期にわたって咲くので、「夏の暑さで毎日気分が下がる・・・」と悲しんでいる方はぜひ育ててみてください。

イエローカラーは元気をもらえますよ!

 

 

独特の色と特徴がある秋桜

こちらは、ボルドー(黒っぽい濃い赤)の色をした品種です。

チョコレートのような甘い香りを放つこの花は、上記2つの品種に比べて異なる特徴がいくつかあります。

まず、チョコレートコスモスは暑さに弱いです。

花が咲く時期は5~11月となっていますが、夏の直射日光にあたると弱ってしまいます。

ですので、夏場はあまり日光のあたらない涼しい日陰に置いてあげましょう。

次に、この品種は背丈が低いです。

オオハルシャギクやキバナコスモスといった種類は手入れをしなければ最長で2mにもなるのに対し、チョコレートコスモスは、手入れをしなくても、高さが60cmにもなりません。

また、一般的な秋桜が一年草であるのに対し、この品種は多年草で、一度枯れても季節をまたげば再度花を咲かせます。

ただし、枯れた後に再度花を咲かせるためには条件があり、球根を乾燥させてはいけません。

オオハルシャギクなどの種類は乾いた土壌を好み、土がカラカラになったら水をあげる程度で生きることが出来ますが、チョコレートコスモスは、極度の乾燥状態になると枯れてしまいます。

かといって多湿にも弱いので、「土が少し乾いたかな」と思ったタイミングで水をあげましょう。

この点においては、他の秋桜より注意が必要です。

 

 

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秋桜の色や種類にはどんなものがあるの?それぞれの特徴や違いを解説【まとめ】

いかがでしたでしょうか。

今回は、秋桜の代表的な品種を3つご紹介しました。

秋桜には、この3つ以外にももっとたくさんの種類があるので、興味があれば調べてみてくださいね。

植物園に行って「これはなんという花だろう?」と思ったら、実は秋桜の一種だった!

なんてことがあるかもしれません。

見るのも育てるのも楽しい秋桜。

それぞれの特徴に合わせて、きれいな花をいっぱい咲かせてあげてくださいね。

それでは、良いガーデニングライフを!

コスモス

Posted by miki