コスモスの芽が出たらどうすればいいの?育て方のコツと注意点
こんにちは。
ガーデニングライフ、楽しんでいますか?
それともこれから始めてみようかな、とお考えでしょうか。
ガーデニング初心者の方は「最初に何の花を育てたら良いのかわからない」と思うでしょう。
そんな方には、コスモスをおすすめします。
コスモスは非常に育てやすく、手間があまりかからないので、ガーデニングのスタートとしても選びやすい花です。
育てるにあたり、多少の注意点はありますが、それさえ意識すれば、きちんと花が咲きますので、ぜひ植えてみてくださいね。
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コスモスの植え方はどうしたらいいの?
コスモスの植え方は非常にシンプルです。
深め(20cm以上)の鉢に土を入れ、表面に指で1cmほどの穴を作って、そこにコスモスの種を2~4粒まくだけです。
コスモスは生命力が強く肥料は不要で、水やりの頻度も土が完全に乾いたタイミングで十分です。
多湿に弱い花なので、雨が降ったら水やりの手間も省けますね。
コスモスの芽が出たら!注意点はある?
コスモスは種をまいてから1週間弱で発芽しますが、芽が出たら行わねばならない大切な作業があります。
それは「摘芯」です。
摘芯とは、コスモスの芽に葉が6~8枚ほどついた頃を目安に、茎の先端についた芽をハサミでカットすることを指します。
「そんなことして大丈夫なの?」と心配になったそこのあなた!
安心してください、大丈夫です。
摘芯をすることで、コスモスにとってのメリットがたくさんあるのです。
摘芯のメリットってなに?
メリットを説明する前に、植物は1本の茎が上に伸びて生えますよね。
コスモスだと、その先端に1輪の花が咲きます。
では、摘芯をするとどうなるか、ですが、先端の茎をカットすると、そこから枝分かれした茎が生えてきます。
つまり、茎の本数が増えるのです。
すると、それぞれの枝に花をつけることができ、結果として多くの花が咲くわけです。
同時に、コスモスは背が高く伸びる植物でもあるので、摘芯をすることで、背丈が伸びすぎるのを防ぐことが出来ます。
これらが、コスモスの芽を摘芯するメリットです。
また、コスモスが育つ過程で、あまりにも葉が多くなってしまった場合は、適度に切り落とすことも重要です。
これを「切り落とし」といい、切り落としをすることで、風通しや日当たりが良くなり、コスモスの見た目も綺麗になります。
コスモスの芽が出たら、もう一つする大切なこと
ここまで、摘芯と切り落としについて述べましたが、実は芽が出たらもう1つ大事な作業をしなければなりません。
それは「間引き」です。
間引きとは、生えた芽と芽の間にスペースを作って、各々の芽が土の中の栄養分を取り合わないようにすることを指します。
最初、1つの穴に2~4粒コスモスの種をまきましたが、同じ穴からその本数の芽が密集して生えていると、前述したように、1本1本に充分な栄養がいきわたらず、芽が細くなったり、最悪の場合は全て枯れたりしてしまいます。
間引きをして均等に栄養分を与えることで、きれいなコスモスが均一に咲くのです。
そのためにも、間引きは必ず行ってくださいね。
コスモスの芽が出たらどうすればいいの?育て方のコツと注意点【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
コスモスは、芽が出たら手入れが必要になりますが、その後は適度な時期になったら開花します。
水やりの頻度も少なく、ガーデニング初心者にオススメの花です。
これから園芸を始めようか迷っている方は、まずは気軽にコスモスを植えてみてはいかがでしょうか。
植物が日に日に成長していく様子は本当に感動的なもので、朝目が覚めて芽が伸びているのを見ると、「頑張って育てた甲斐があった」と嬉しくなります。
また、植物の緑は、人間の目にも心にも優しい不思議な力を持っています。
ぜひ、この機会にガーデニングを始めてみてくださいね。