コスモスを植える時期はいつ?育て方のポイントとお手入れ方法
秋の風物詩のひとつとも言えるコスモス。
満開の花が風にそよぐ様子は、見ていて心が穏やかになりますよね。
そんなコスモスを「自宅でも育ててみたいけれど、お手入れなど大変じゃないかしら・・・」と悩んでいるそこのあなた。
いえいえ!実はコスモスは初心者にも育てやすい、人に優しいお花なのです。
今回は、コスモスを植える時期から、ケアの方法まで、徹底解説していきます!
Contents
コスモスを植える時期はいつなの?
コスモスが開花するのは、一般的に種をまいてから90日前後と言われています。
こう聞くと「じゃあ、花を観賞したい3か月前に植えればいいの?」と思うかもしれません。
あながち間違いではないのですが、コスモスの特徴として、早く植えれば植えるだけ、その分背丈が伸びていきます。
コスモスの背丈は最長で約2mにもなり、例えば10~11月に鑑賞を楽しもうと思っている人が3か月より前に早く植えてしまうと、10~11月には、せっかく咲いたコスモスの花が自分の身長より上に・・・
なんてことになってしまうかもしれません。
ですので、7~8月を目安に植えるといいでしょう。
コスモスの育て方のポイント
比較的ガーデニング初心者にも育てやすいと言われているコスモスですが、気を付けることが2つあります。
①多湿を避ける
水やりの頻度に関して、植木鉢での栽培であれば、土が完全に乾いた状態になったら水をあげる程度で構いません。
もともとコスモスはメキシコの涼しい場所で自生していたので、畑に植えた場合は、水やりも必要なく、自然の雨水だけで生きることができます。
特に、種をまく暑い時期は、湿った土と暑さでコバエがわいてしまうので、上述した通り、土がカラカラになるまで水やりは不要です。
これは私も経験があり、大量に湧いたコバエのみならず、その赤ちゃんまで見てしまったときはゾッとしました。
皆さんはくれぐれもお気を付けくださいね。
② 夜は光が当たらない場所に置く
コスモスは日照時間が短いほどよく咲く花なので、特に1年で1番日が長い夏の時期は、夜、真っ暗な場所に置いてあげましょう。
スムーズに育ちます。
お手入れの方法が知りたい!
「やった!コスモスの花が咲いた!」
おめでとうございます!
でも、その後はどうお手入れしたらいいのでしょうか?
水やりはこれまでと同じ要領でいいのですが、お手入れのポイントが2つあります。
①枯れた花は取る
コスモスは枯れた後、新しい種を生成するのですが、その際にかなりのエネルギーを使います。
枯れた花がついているままだと、これを阻害してしまうので、きちんと取りましょう。
②高さが出てきたら支柱を立てる
お伝えした通り、コスモスの高さは最長約2mにもなります。
畑で群生するものはほかのコスモスと支え合って立っていられますが、自宅の植木鉢での栽培だと、単体で立たせるのは困難です。
支柱を立てて、コスモスが寄りかかれるようにしてあげてください。
コスモスに害虫が湧いてしまったら?
コスモスに限らず、きれいな花はアブラムシの大好物です。
私も、かつてベランダに置いたバラの花がアブラムシに食われてしまっていた経験があるのですが、あのときの絶望感は言葉にできません。
私たちが知っているアブラムシは幼虫で、成虫は羽が生えた姿です。
この成虫が色々な植物を移り飛び、産卵して、アブラムシは繁殖します。
一度の産卵で何百以上もの幼虫が産まれるので、湧く前に予防したいところですが、残念ながら、確実に1匹も出さないで育て上げるのは至難の業なので、殺虫剤を使用しましょう。
今は、スプレータイプから土に撒くタイプのものまで、幅広く世に出ているので、大切なコスモスを守る為にも、惜しまずに使って害虫を撃退してあげましょう。
コスモスを植える時期はいつ?育て方のポイントとお手入れ方法【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
冒頭でお伝えした通り、ポイントさえ押さえれば、コスモスは初心者でも育てやすい花です。
人に優しいコスモスなので、育てる際には、皆さんもめいっぱい優しく育ててあげてくださいね。
良いガーデニングライフを!