スノーボードのソールが白くなる！！原因と対処法は？
スノーボードができるのを楽しみに、毎年、冬がくるのを待ちわびワクワクされている方は少なくはないでしょう。
真っ白な雪の上をハイスピードで滑っている様子は、見ているだけで爽快な気分にさせられるものです！
しかし、意外にもスノーボードをすると板やウェアなどは、結構汚れるんですね。
特に板の裏側であるソールと呼ばれる部分は、びっくりするほど汚れが付着するんです！
しかも、その汚れは白くなることもあれば、黒くなることも・・・。
このようなちょっと気になる、スノーボードのソールの汚れに着目してみました。
そ汚れの落とし方までまとめてみましたので、参考にしてみましょう！
Contents
スノーボードの板！ソールってどの部分？
ウィンタースポーツを楽しむ方なら、スノーボードに必要なアイテムや各パーツの名称はもちろんご存じだと思います。
しかし、実際にスノーボードの経験がない方にとっては、各パーツの細かな名称を挙げられても、ピンとはこないものなんですよね・・・。
そうなんです！
「スノーボードの板のソール」と言われても、どこを示しているのか分からない方はいらっしゃるはず。
そこで、スノーボードのソールが白くなる、もしくは黒くなるといった汚れについて考えていく前に、基礎知識として「ソール」がどの部分であるのかをご説明しておきましょう！
「ソール」は英語でsoleと表記し、靴底の総称として使われるのが一般的。
スノーボードのソールとなると、板の裏側ということになります。
要するに雪に接する部分ですね！
実際にスノーボードをやったことがない方なら、「白い雪の上を滑るからそんなに汚れることはないのでは・・・？」とお考えになるかもしれませんが、このソールとっても汚れるんです！！
どんな汚れがあるのか、次項から詳しくお話していきましょう。
スノーボードのソールは白くなる！？
スノーボードを使用した後に板を裏返しじっくりとソールを観察すれば、この部分がどれだけ汚れやすいかということを理解していただけるはずです！
実にいろんな汚れが付着しているんですね・・・。
石や木の葉、枝なんかがそのままくっついていることもしばしば・・・。
特に多いのが、ソールが白くなる汚れです。
雪が付いている？
使用後乾いた状態でソールが白くなるのですから、そんなわけありません・・・。
このソールが白くなる汚れは一体何なのでしょうか？
この問いへのヒントは、スノーボードの板のソール部分の素材にあるんです。
ソールには、ポリエチレンは使用されています。
このポリエチレンは、酸化すると白く変色するんですね。
スノーボードの板のソールが酸化する要因はいくつかあります。
最も大きな要因は紫外線。
さらに湿気も大いに関係してきます。
つまり、暖かい天気の良い日に滑った後、水気がついたまま板を放置するとてきめんにソールは白くなるということを、しっかりと把握しておきましょうね！
スノーボードのソールは黒くもなる！？
スノーボードの板のソールは白くなるだけでなく、なんと、黒くもなるんです！！
このような黒くなった場合の汚れの原因も気になりますよね・・・。
ソールの黒くなる汚れの原因は、簡単にいうと油。
ゲレンデや山道の一体どこに油が撒かれているのか・・・とびっくりされた方、もちろんちがいます！
この油汚れの原因は、松の木なんです。
マツヤニというと、ピンとくる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スノーボードのコースによっては、松林の中を滑ることもしばしばあります。
春にスノーボードをすると、冬場より気温が高いことから、雪が溶けている場所を滑ることになりますよね・・・。
この時に、松林の中で落ちている松の枝や皮、松ぼっくりなんかを知らぬ間に踏みながら滑っていることもあるんです。
そうすると、板のソールにマツヤニがべったりくっついてしまうんですね・・・。
これこそが、ソールが黒くなる汚れの正体です！
スノーボードのソールの汚れ！落とし方の基本は？
スノーボードの板のソールは汚れにより、白くなることも黒くなることもあるということ、さらにはその原因までしっかりとご理解いただけたでしょうか？
最後になりましたが、それぞれの汚れにおいて、綺麗に落とす方法をまとめておきましょう。
まずは、ソールの素材であるポリエチレンの酸化により、白くなる汚れの落とし方です。
この場合、素材自体に負担がかかっているため、丁寧且つ迅速なメンテナンスが必要になってきます。
ざっと水洗いしてから専用のリムーバーを使ってしっかり汚れを落としましょう。
仕上げにきちんとワックスまで掛けておけば、板の劣化を防ぐこともできます！
次に、ソールにマツヤニ等の油が付着した、黒くなる汚れの落とし方です。
こちらは、ソールの上から汚れが付着しただけですので、単純に洗い流せばいいんですね。
ただし油汚れなので水だけでは落ちてはくれません。
おすすめは台所洗剤です！
雑巾に台所洗剤を含ませゆっくりとソール部分を拭き取りましょう。
その後、水で洗い流ししっかりと乾燥させればOKです。
上記の方法を理解し、こまめにソールをメンテナンスしましょうね！
スノーボードのソールが白くなる！！原因と対処法は？【まとめ】
スノーボードのソールは汚れやすく、白くなることも黒くなることもあるんです。
白くなる汚れは、ソールの素材であるポリエチレンが、高温、紫外線、湿気といった外的な要因によって酸化してしまうことが原因にあります。
黒くなる汚れは、ソール部分に地面に落ちている松の木などが付着し、その成分であるマツヤニが要因となっていることがほとんどです。
白くなる汚れには、専用のリムーバーを使用してからワックス掛けをして対応しましょう。
黒くなる汚れなら、台所洗剤を使用しつつ表面をしっかりと洗浄することをおすすめします！
どちらも、スノーボードをするうえでの基礎知識として把握しておきましょうね。