スキーの登り方のコツは?登れない原因と対策法!初心者の方必見
家族でスキー旅行に行ったり、冬休み明けにスキー授業があると、お子さんとスキーに行く回数が増えますよね。
お子さんにスキーを教える親御さんも多いのではないでしょうか?
教えているとなかなか斜面を登れない姿を見て、もどかしい思いをすることも…。
登れない原因や教える時のポイントが気になりますよね。
少しでも効率よく教えられるように、競技スキーの経験もあるアラサー女子がコツをお伝えします!
斜面をスキーを履いたまま登れるようになりましょう!
Contents
スキーを履いたまま登れない原因は?
1番はスキー板の扱いに慣れておらず、力がスキー板にきちんと伝わっていない場合が多いです。
スキー板には力が伝わる角度やポジション(スキー板に対する体の重心)があります。
斜面を登るときは、スキー板の側面にある金属の刃「エッジ」を使います。
お子さんや初心者の方は、エッジを上手く使えないことが多いです。
斜面の登り方を覚えながらエッジの使い方も覚えることができますよ!
スキーの登り方とコツ
登り方① カニさん歩き
1,スキーに対して垂直に立ちます。
スキーを平行にして山側のエッジが雪面に刺さるように、スキーを傾けます。
※山側…斜面の高い方、谷川…斜面の低い方
2,山側に一歩足を踏み出します。
3,谷側の足を山側の足に一歩近づけます。
4,2~3を繰り返して横歩きします。
ポイント
エッジは常に雪面に刺さっている状態です。
エッジが雪面に刺さることで、スキーが横滑りするのをブロックしています。
ストックを突きながら登ると、バランスが取れるのでおすすめです。
最初は緩やかな斜面から始めましょう!
登り方② 逆ハの字登り
1,体は山側、背中は谷側に向いている状態で、スキー板のつま先側を開き、かかと側は少し狭めます。
自分から見て、スキー板がカタカナの「ハ」の字を逆にした形になっていればOKです。
2,足の内側のエッジを雪面に食い込ませます。
膝は伸ばし切らず、少し曲がっていると次の動きに移りやすいですよ!
3,そのまま蹴りだすように一歩踏み出します。
4,反対の足も踏み出します。
5,3~4の繰り返しです。
ポイント
最初は平地から始めてもOKです!
スケートをするように進んでみると、片足に重心を置くことも覚えられます。
スキー板を履いてリフト乗り場まで移動するときに、よく使いますよ!
カニさん歩きと同じようにストックを突きながら登ると、登りやすいのでおすすめです。
カニさん歩きと逆ハの字が役立つのは斜面だけじゃない!
カニさん歩きと逆ハの字は、スキーの基礎です。
カニさん歩きができれば斜面で転んでも立ち上がれるようになりますし、逆ハの字はつま先側を閉じてかかと側を開けばブレーキをかけられます。
この2つを覚えておけば、応用が効くのでおすすめです!
ブレーキを使う場面は意外なところにもあります。
リフト待ちの列は、若干の傾斜があるときがあります。
他のお客さんのスキー板やスノーボードを踏んだりするとトラブルになりかねません。
ブレーキをかけながら少しずつ進むことができれば、トラブルを避けることができます。
スキーの登り方のコツは?登れない原因と対策法!初心者の方必見【まとめ】
斜面を登れない原因は、スキー板の扱いに慣れていないことです。
カニさん歩きと逆ハの字登りを練習すれば、斜面を登れるようになり、スキーを履いたままでも歩けるようになります。
エッジの使い方も同時に学べます。
逆ハの字を応用すれば、ブレーキのかけ方も覚えられるので、斜面を滑る日が待ち遠しいですね!
斜面の登り方はスキーの基礎です。
出来るようになれば、どんどん上達してスキーが楽しくなります。
1日でも早くスキーに慣れて、いろんなスキー場で思いっきり楽しみましょう!