自由研究でペットボトルの温度変化を観察!水を冷たく保つ実験方法
夏休みも残りわずか、自由研究がまだ残っている…
比較的大きな宿題…
簡単に素早くできる自由研究のアイデアってないかな?
このように家族ぐるみで焦っているそこのあなた!
今回はそんな方の為に、自由研究でペットボトルの温度変化を調べる方法をご紹介します。
ペットボトルの中の水の温度変化をこの実験で調べることで、この夏の暑い日でもより冷たく保つアイデアが見つけられると思います。
比較的準備するものも少なく、たくさんの時間を要しないので簡単にできちゃいます!
そして実験の予想をすること、実験すること、結果をみることで楽しいものになると思います。
是非参考にしてみてください。
Contents
自由研究でペットボトルの温度変化を調べる方法は?
自由研究でペットボトルの温度変化を調べる方法として、ペットボトルの中の水をいかに冷たく保つ方法があるか調べてみましょう。
温度変化を調べる実験アイデア
①冷えたペットボトルに色々なもので周りを覆い温度変化を比べてみる
②ペットボトルの水に色をつけて温度変化を比べてみる
30分ごとの温度変化を調べてみましょう。
準備するもの
実験で準備するものは、温度計とペットボトルと水です。
①の実験では、ペットボトルの周りを覆う素材(エアパッキン、アルミホイル、保冷バック、タオル、新聞紙など)が必要となります。
②の実験では、絵具が必要となります。
ペットボトルの温度変化を実験する方法
①冷えたペットボトルの周りを覆う実験
ペットボトルに温度計を入れ、周りにエアパッキン、アルミホイル、保冷バック、タオル、新聞紙、そのままと色々なパターンで巻いて30分ごとの温度変化を調べます。
巻いた種類によって温度上昇の速さが違うことがわかります。
日常、ペットボトルの飲み物を買ったまま、今まで気にしないでいたけど一手間かけてカバーをするだけで違いがでることが分かります。
新聞紙を巻いたものが一番何も巻かない状態に近く、温度上昇の時間の差が大きかったです。
熱中症対策にも、より効果の高かった保冷バッグの素材は熱を通しにくく冷たく保つ方法にとても最適でおすすめです。
簡単で手軽なほうが日常で使いやすく、ペットボトルカバーを買う際には素材にもこだわって選ぶことが重要であると実感できます。
②ペットボトルの水に色をつける実験
ペットボトルの水に色を絵具などでつけて、どの色が早く温度が高くなったか調べてみましょう。
服でも着ている色で暑さが違ったりするためです。
実験結果は黒が一番温度が高くなりました。
白や何もつけていないものが温度上昇もゆるく、ペットボトルの中の水を冷たく保つ方法は色によっても温度上昇を防ぐことができることが分かります。
以前自由研究で車の中の温度上昇を調べたことがありますが、夏の暑い日に日なたに止めた黒色の車とベージュ色の車では、黒色の車のほうが広いにもかかわらず室内温度の上昇差は1時間で10度も違いました。
ペットボトルの温度変化のまとめ方
自由研究のまとめ方として、温度変化を時間と温度のグラフを使うことで一目瞭然になります。
この実験なら低学年の子供でも簡単にできるのでおすすめです。
まとめ方は、ペットボトルを覆った素材ごと、ペットボトルの水に色をつけた色ごとに棒グラフにすることで簡単で分かりやすくなるのでおすすめです。
この実験からもわかるように、ペットボトルの中の水の温度は、周りを覆う素材だけでなく色にも注意することでより上昇を防ぐことができるうえ、冷たく保つことができます。
「買い物をしてきた生ものをいかに冷たいままでいられるか」や「スポーツの場での飲み物、タオルなどをいかに冷やしたままでいられるか」、逆に寒い冬なら「暖かい食べもの、飲みものの温かさをいかに保てるか」など、日常生活に役立つヒントにも繋がる実験になるのでまとめ方で日常生活とのことを取り入れると非常に面白いと思います。
実験での注意点
実験は簡単ですが注意すべき点もあります。
棒グラフの書き方は3年生で習うのでこの実験ネタは3年生以上の子にお勧めしたいアイデアです。
温度計のメモリの見方も小学3年生で習うので、3年生以上の子なら学校のおさらいにもなります。
温度計の取扱い方について、直射日光に当てないなど、ガラス製品で中には水銀も含まれているため扱いに注意しなければ危険を及ぼしてしまいます。
自由研究でペットボトルの温度変化を観察!水を冷たく保つ実験方法【まとめ】
ペットボトルの中の水を冷たく保つ方法は、実験を通じて分かる事がたくさんあります。
自由研究のまとめ方として、誰が見ても分かりやすいように実験結果をグラフや、実験の様子を写真におさめたりすることが一番のかぎです。
実験ネタとしてはとても簡単で楽しいですが、温度計の扱いや子供が自分で行なうには注意点も沢山あります。
実験結果をまとめるだけで終わらせるのではなく、冷たく保つ方法は私たちの日常生活にも生かせる利点があります。
自由研究だけで終わらせず、日常の親子の会話に「これも温度を保つ工夫がされているね」とそんな発見を続けていくと非常に面白いと思います。
ケーキを買って持ち帰るとき、テイクアウトを持ち帰るときそんなところにも沢山のヒントが隠れているでしょう。