卒業式の来賓への案内状の返信マナーをマスターしよう!
卒業式シーズンになると年度末という事もあり、慌ただしくなりますよね。
卒業式へ来賓として案内状がくる方もいらっしゃいますよね。
主役はもちろん卒業生たちなのでお祝いの気持ちで参加する場合も、やむを得ず欠席する場合も、頂いた案内状はきちんと返信しなければいけません。
来賓として招待されているのならば尚更です。
返信ハガキなどの書き方についてもルールがあり、マナーを守って書くことが求められます。
相手に失礼な印象を与えない為にも返信のマナーはマスターしておきましょう。
この記事では卒業式の案内状の返信方法についてと、その内容についてご紹介していきます。是非参考にしてみてくださいね!
Contents
卒業式の案内状の返信・内容について
往復はがきの返信記載例
往復はがきで案内状を受け取った場合も、返信する時のマナーがあります。
相手からの案内状には、相手を敬う意味で「御」が記載されています。
書き方としては「御出席・御欠席・御住所・御氏名」という風に記載されているはずです。
その場合、こちらから返信する時は、相手へへりくだる意味も込めて「御」を消します。
「御」の字を消す際は、黒く塗りつぶして消すのではなく、二重線で消します。
2文字以上の文字を消す際は、縦に二重線を引いて消します。
1文字を消す際は、斜めに二重線を書き消します。
案内状には、「御出席」「御欠席」のどちらかを選択するように記載されています。
出席する場合は、「御出席」の「御」を斜めに二重線で消し、さらに「御欠席」を縦に二重線で消します。
また、幹事さんをねぎらう気持ちで、
「ご招待ありがとうございます」
「幹事の方にはいろいろご手配、ありがとうございます」
「お招きいただき光栄です」
「このたびはお世話になります。宜しく」
など何か一言添えると良いでしょう。
一言については、どうしても書かないといけない部分ではありません。
ですが、来賓として招待されやむを得ず欠席する場合は、お詫びの言葉や簡単に欠席する理由を書くと良いでしょう。
卒業式の案内状・返信する宛先について
返信する際の宛先は、主催者または招待者の氏名、または社名の下に「宛」または「行」と書かれているはずです。
「行」の部分を、斜め二重線で消して、「様」と書きましょう。
返信する宛先が、会社宛になっている場合は、「宛」を斜め二重線で消し、「御中」と書きましょう。
卒業式の返信はがきを書く時の3つのマナー
返信はがきを書く時に押さえておくべきマナーをご紹介します。
1、正式な文書は、毛筆や万年筆、筆ペンなどで書くのがマナーとされています。
ボールペンでも黒色なら良いとされていますが、大事な返信であればできるだけ毛筆や筆ペンなどを使用しましょう。
鉛筆で書いたり、赤や青のインクはマナー違反なので気を付けましょう!
2、案内状が届いたら2、3日以内には出すよう心がけましょう。
遅くても1週間以内には必ず出すようにしましょう。
招待する側は、準備などもあり忙しくしているはずです。
迷惑をかけないように、出来るだけ早く返信しましょう!
3、どうしても欠席する場合、いきなり返信はがきだけで返事をすると失礼な可能性があります。電話やメールなどで欠席する旨の連絡を入れておくと良いでしょう。
欠席の連絡をする場合は、先にお祝いの言葉を伝え、やむを得ず欠席する旨を伝えましょう。
そうすることで相手にも申し訳ない気持ちが伝わり相手を不快にする事もないでしょう。
卒業式の来賓への案内状の返信マナーをマスターしよう!【まとめ】
いかがだったでしょうか。
案内状に返信する時は、その内容にも気を配らなければいけません。
卒業式の来賓として案内状を受け取る立場であれば尚更です。
内容一つ間違えるだけでも時と場合によっては相手に失礼になる事もあり得るのです。
結婚式などの返信ハガキにも使えるマナーですので、覚えておくと約に立つ事間違いなしです。