卒業式を欠席する時の返信は?一言の書き方についてご紹介
卒業式に来賓として呼ばれたけれど自身の都合がどうしてもつかず、欠席をしないといけない時がありますよね。
卒業式のシーズンは1年に1回と、そんなに頻度がない為に返信マナーについて悩む事もあると思います。
どうやって返信すれば良いのか、失礼がないように欠席する旨を返信したいがマナーが分からない、そういう方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、卒業式に呼ばれたが欠席をする場合の返信について、一言どのように書けば良いのか等、書き方についてもご紹介していきます。
返信宛名の書き方と返信時期について
はじめに招待はがきに、宛名は「〇〇行」となっているはずです。
返信する際は、この「行」を二本線で消しましょう!
招待された団体の誰か様宛てになるので、「行」を二本線で消した後に「御中」を書き入れましょう。
また、返信するはがきに自分の名前を書く欄があります。
「いいお名前」という意味の「ご芳名」が書かれているはずです。
こちらも「ご芳」を二本線で消しましょう。
返信の期限は、ほとんどの場合いつまでにと決められていますが、出来るだけ早く返信しましょう。
予定がわかっており、欠席の返信となる為、少しでも早くお知らせする事で、相手の準備を煩わせないようにする心掛けが大事です。
最後にこういった返信はがきを書くペンは何が良いのかも悩みますよね。
正式な手紙の場合は、毛筆・万年筆を使用しますが、普段使用する機会が少なく自宅にない場合もあると思います。
その場合は、ボールペンを使用しても問題ありません!
どのようなペンを使う場合でも、インクの色は必ず「黒」を使用してくださいね。
欠席する場合一言の書き方について
必要最低限の返信の場合は、必要箇所に記入すれば事足りるのですが、それではこちらの気持ちは伝わりませんよね。
できれば一言添えて返信して自分ぼ気持ちもお伝えしたいものです。
その場合に使える文例を紹介します。
晴れの日に参列できず、申し訳ありません。
あいにく所用があるため、欠席させていただきます。
一言添える場合の注意点ですが、欠席の理由は明確にしなくても大丈夫です。
特に、個人的な用事の予定日と重なったなどの理由は「所用」などの書き方で済ませて問題ありません。
また、意外と使いがちな「多忙」という理由も、卒業式を優先しなかったと捉えられる事もありますので、一言添えるとしたら、「出席したかったが都合がつかず、やむを得ず欠席します」と添えるのが良いでしょう。
一言添えるときの注意点
マナーとしては、基本的に結婚式の招待状の返信などと同じです。
欠席の簡単な理由を述べる、慶事に水を差すような「喪中」などの理由の場合は、表現をぼかしましょう。
お祝いする気持ちと、出席できなくて残念な気持ちが出るように心がければ、相手を不快な気持ちにさせる事はありません。
<例文>
皆様、ご卒業おめでとうございます。残念ながら当日は所用があり、出席がかないません。申し訳ございません。
ご招待ありがとうございます。当日はあいにく外せない用事があり、出席がかないません。皆様に宜しくお伝えください。
このような感じに書き添えておけばよいでしょう。
卒業式を欠席する時の返信は?【まとめ】
いかがだったでしょうか。
せっかく招待していただいたのに、どうしてもいけない事情があり断らなければならない時は、とても心苦しく感じてしまいますよね。
ですが申し訳ないと思うからこそ、早めに欠席の連絡は入れるようにしましょう!
受け取ってから2.3日のうちに出すのが最良です。
早めに連絡を入れる事で、対応する側も早く対応する事ができます。
お互いが不快な思いをしないよう考慮し、返信マナーは守り早めに返信をし、一言添えてお祝いの気持ちを伝えましょう!