十三参りは何年生のどの時期に行えばいい?高学年の親御さん必見!
お子さんの行事と言えば、七五三!
七五三のあとは成人式まで大きな行事はない・・・と認識されている親御さんが多いのではないでしょうか?
ほっとしたような、少々寂しいような・・・そんな気持ちになっているパパやママ!
まだ、お子さんのための大きな行事がありますよ!
そうです、十三参りですね。
関西が主流とされているこの十三参りも、近年は全国的に行われているようです。
十三参りにあまり親しみがない親御さんのために、「十三参りは何年生で行うのか?」という基本的なところから詳しくお話ししていきましょう。
あまり知られていない十三参りの基礎知識。
高学年のお子さんをお持ちの親御さん必見です!
Contents
十三参りはあまり知られていない!?何故13歳なのかを知っておこう!
小さなお子さんをお持ちの親御さんなら、七五三という行事は誰もが知っているはず!
しかし、十三参りという行事については、知らない親御さんって結構いらっしゃるようなんですよね・・・。
そもそも、何故「十三参り」なのか?
3歳、5歳、7歳ときていきなり13歳・・・。
しかもなんとも区切りの悪い感じの13歳・・・。
実は、十三参りの由来は、平安時代の京都まで遡ります。
幼くして即位した清和天皇が、13歳で成人の証を法要したのがはじまり。
このような歴史を背景に、京都を中心とした関西圏では、13歳になると大人の仲間入りをしたことを祝い、さらにこれからの成長を祈願するようになったんですね。
しかし、近年はこの十三参りも全国的に行われている様子。
さて由来がはっきりしたところで、十三参りにあまり親しみがない親御さんのために、「十三参りは何年生で行うのか?」という基本事項から順にお話ししていくことにしましょう!
十三参りは何年生で行えばいいの?
さて、十三参りがどんなものかをご理解いただいたうえで、「十三参りは何年生で行うのか?」という疑問について早速考えていくことにしましょう!
「十三参り」なので、その名の通り13歳のお子さんに当てはまる行事であることは間違いありません。
ただ、七五三を経験した親御さんならご存知でしょうが、年齢の考え方には「数え年」と「満の年」というのがあるんですよね・・・。
生まれた年を1歳とするのが「数え年」の考え方。
生まれた年を0歳とするのが「満の年」の考え方。
現代では、「数え年」の考え方ってちょっと違和感があるんですが、古代の日本では主流だったんです。
ズバリ!
十三参りにおいても、この「数え年」の考え方が基本と思って問題ないでしょう!
つまり、満12歳のお子さんが十三参りを行うということになります。
お子さんが満12歳になる年って、何年生にあたるのでしょうか・・・?
そうです小学校6年生になる年なんですよね。
小学校の高学年のお子さんをお持ちのパパやママ!
まずは、十三参りの基本事項として、こちらをおさえておきましょう!
早生まれの場合は何年生で行えばいいの?参詣する時期は?
「十三参りは何年生で行うのか?」という疑問は解決したように思われますが、ちょっと気になることが・・・。
「数え年」で13歳の年=満12歳になる年=小学校6年生になる年。
しかし、早生まれの子供達はどうなるのでしょうか?
ここで、ポイントとなるのが十三参りの参詣する時期なんですね。
実は、十三参りは春に参詣するのが一般的。
前項でお話しした、十三参りの由来とされる清和天皇の成人の法要は、旧暦の3月13日に行われたようなんですね。
この旧暦の3月13日は、現代の新暦に換算すると4月13日頃になるそうです。
このため、十三参りは4月13日の前後1ヶ月の時期に行うものとなっています。
この時期って、小学校の学年で考えると5年生から6年生に進級する頃なんですよね・・・。
つまり、早生まれの子供達はまだ11歳。
3月生まれの子供達ですと、なんと11歳になったところ!!
さすがに、十三参りをする雰囲気ではないですよね・・・。
高学年のお子さんをお持ちのパパやママ!
早生まれのお子さんの場合は、基本的に翌年の春に十三参りを行うことになると覚えておきましょうね!
十三参りを行う年と時期!近年では柔軟に対応して問題なし◎
「十三参りは何年生で行うのか?」という疑問は、これまでの説明でご理解いただけたのではないでしょうか?
ズバリ、「6年生になる年の春頃」になります。
そして、早生まれのお子さんの場合は、翌年の「中学生になる年の春頃」!
ただ上記の年齢や時期って、十三参りにおけるごくごく一般的なものすぎません・・・。
そもそも、関西以外にお住まいの方々の中には、十三参り自体を行わないというご家庭も少なくはないでしょう。
ご家庭の事情や、親御さんのお仕事の都合などで、「6年生になる年の春頃」に参拝が困難な場合もあるでしょう。
友人と一緒に参詣をするために、早生まれのお子さんが「6年生になる年の春頃」に十三参りを行うこともあるでしょう。
はたまた小柄なお子さんの場合、着物を着こなすために、早生まれのお子さんと一緒に翌年の「中学生になる年の春頃」に、十三参りを先延ばしすることもあるかもしれませんよね・・・。
近年の十三参りは、七五三と同様に柔軟な思考のもとで、行う時期や年齢を選択する傾向にあります。
高学年のお子さんをお持ちのパパやママ!
これまでにお話ししてきた十三参りの基本事項を参考に、各ご家庭内でじっくり話し合って、参詣の頃合いを決定してはいかがでしょうか?
十三参りは何年生のどの時期に行えばいい?高学年の親御さん必見!【まとめ】
京都発祥とされている十三参りは、関西圏ではとてもポピュラーな行事とされていますが、全国的にはそれほど馴染み深い行事とまでは言えず、「小学校の何年生のどの時期に行うものなのか?」といった基本事項を、意外に知らない親御さんが多いと言われています。
基本的に、十三参りは満12歳、つまり小学校6年生になるお子さんが対象となる行事です。
参詣の時期は、4月13日の前後1ヶ月。
六年生の春頃となるため、早生まれのお子さんは翌年に行うのが一般的ですね。
しかし、上記はあくまで一般論。
近年の十三参りは、柔軟な思考のもとで行う時期や年齢を自由に選択すればいいのではないでしょうか?