蚊は何月まで活動するの?最盛期はいつ頃?冬でも必要な蚊の対策
夏が終わっても蚊に刺されることってありますよね。
一体、蚊はいつまで飛んでいるのか気になったことはありませんか?
今回は夏の時期によく見かける蚊は何月まで活動しているのか、最盛期を調査しました。
冬の間も蚊に注意が必要なのかも調査しました。
では、調査結果をみていきましょう。
Contents
日本でよく見られる吸血する蚊の種類
日本にはいろいろな蚊がいますが、吸血をする蚊は3種類です。
それぞれを解説します。
吸血をする蚊は以下のとおりです。
・アカイエカ:夜間に家に入ってきて吸血する
・チカイエカ:夜間に水があるところにいる
・ヒトスジシマカ:手入れのされていない庭や林などにいる
蚊は何月まで活動している?最盛期はいつ頃?
アカイエカ・ヒトスジシマカの活動時期は、10月までです。
しかし、10月を過ぎても暑い日がある場合、成長の早いアカイエカは活動を続けます。
残暑が長引くようになり、何月までと区切るのはとても難しくなってきています。
蚊の最盛期は8月のお盆過ぎ(8月15日)過ぎから9月の彼岸(9月23日)くらいまでです。
冬の間も蚊に注意が必要?
冬の間も蚊に注意が必要です。
チカイエカは産卵のために、冬でも吸血するからです。
チカイエカが活動する排水溝などで作業をする時には、虫除けをするようにしましょう。
蚊は冬はどうしてるの?
チカイエカは冬でも活動しています。
その他の蚊はどうしているのか、越冬場所などをまとめてみました。
アカイエカは、家の床下、タンスなどに潜んで、メスのみ冬越しします。
ヒトスジシマカは、気温が10度以下になると、幼虫も成虫も活動ができません。
水中で卵の状態で冬越します。
翌年5月頃に、孵化して成虫になります。
冬でも必要な蚊の対策
冬の間にも増え続ける蚊に対して、必要な蚊の対策があります。
それは水たまりをなくすことです。
チカイエカは何月までも産卵活動をします。
卵は1週間で孵化します。
蚊を増やさないためにも、水たまりができたら、1週間で水を捨てるようにしましょう。
もし、たまった水の中にボウフラがいたら、水の中に多めに塩を入れたり、木酢液を入れたり、食器洗い洗剤を入れたりすると駆除ができます。
それらはボウフラにとって毒だからです。
自宅でできる対策と注意すること
排水溝や雨水マスを取り除くことはできなくても、できることはありますので、まとめてみました。
・鉢植えの鉢皿の水はためないようにする
・外にバケツを置く場合、屋根の下で保管する
・空き缶・空き瓶を外に置かないようにする
・古いタイヤを保管するならば、定期的にたまった水を捨てる
鉢植えの鉢皿の水はためないようにする
鉢植えに水を与えたあとに鉢皿に水がたまります。
蚊はそこで卵を産みます。
なので、鉢皿に水がたまったら捨てるようにしましょう。
外にバケツを置く場合、屋根の下で保管する
外のバケツは、使い勝手のいいところに置きがちです。
そこに雨水などがたまると、蚊が卵を産みます。
なので、バケツは屋根のあるところで保管するようにしましょう。
空き缶・空き瓶を外に置かないようにする
空き缶・空き瓶を外に置かないようにすると、水がたまらず、蚊に卵を産みつけることが防げます。
外に置く場合は、蓋のある箱やビニール袋で口をしばって、水がたまらないよう保管するようにしましょう。
古いタイヤの保管方法にも注意
古いタイヤを保管するならば、定期的にたまった水を捨てるようにしましょう。
廃タイヤの内側に水がたまります。
その水に蚊は卵を産みつけます。
それを防ぐために、定期的にたまった水を捨てたり、切り込みを入れて水がたまらない対策をしましょう。
蚊は何月まで活動するの?最盛期はいつ頃?冬でも必要な蚊の対策【まとめ】
今回は、、蚊は何月まで活動するのかや、最盛期などについてまとめました。
蚊の活動時期は夏だけではなく、暑さが残れば10月以降も活動することがわかりました。
そして、チカイエカは季節を問わず一年中活動していて、冬に虫刺されがあった場合はチカイエカに刺さされた場合が多いことがわかりました。
冬にも活動するチカイエカを増やさないためにも、水たまりができないようにする事と水たまりができたらすぐに水を捨てることが大切です。
この記事が、冬にも蚊に刺されないための参考になったら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。