クリスマスローズにブラックデス!初期症状は?原因と対策を徹底解説

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暑い時期が過ぎ、そろそろクリスマスローズの新芽が出てくる季節。

クリスマスローズを観察していると、茎や株元、葉の付け根などに黒いシミのようなものが付いていることはありませんか?

気になりますよね。

さてこれは何なのでしょうか。

この黒いシミは、ブラックデスの初期症状です。

ブラックデスが多く発生する時期は、2回あります。

1回目は10月から12月にかけての新葉が成長する頃、2回目は、花が咲き、生育が旺盛になる2月から5月です。

ブラックデスの初期症状は、新しく出てくる茎や、葉の葉脈に沿って、コールタールを塗ったような、黒い筋状のシミが現れます。

新葉はよれ、つぼみは全体が黒いシミに被われ、咲かなくなります。

 

 

育てやすいと言われるクリスマスローズですが、このブラックデスにかかってしまうと、残念ながら、黒く焦げたような見た目になり、最後は枯れてしまいます。

このような場合、どうしたらよいのか?

打つ手はあるのか?

徹底的に調べました。

 

 

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クリスマスローズのブラックデスの初期症状と原因

葉に黒いタール状のものを見かけたら、それが初期症状!

ブラックデスはウィルス性の病気で、初期症状を見かけたら、残念ですが、土ごと処分です。

ブラックデスは、カーラウィルスが引き起こす、ウィルス性の病気です。

病気を媒介するのは、主にアブラムシです。

ブラックデスに感染した場合、すぐに症状が現れることは少なく、3ヶ月から18ヶ月の潜伏期間を経て発症します。

ブラックデスの怖さは、病気が発生するまでの潜在期間中に、他の健康な株にブラックデスを感染させてしまうことなのです。

黒く変色した部分だけを取り除いて、持ち直す場合もありますが、ウィルス性の病気なので、ウィルスが残っていれば、他のクリスマスローズに感染します。

残念ですが、発症すると広がるのが早い病気です。

見つけ次第、株ごと処分することをおすすめします。

 

 

クリスマスローズをブラックデスから守る予防方法は?

ブラックデスの感染経路はアブラムシ!

他の植物からの感染やハサミなどの道具も注意!

ブラックデスは、土や種からは感染しません。

感染のほとんどは、クリスマスローズの葉や茎の汁を吸うアブラムシなどの害虫が、ブラックデスを媒介します。

なので、クリスマスローズの近くで、アブラムシが付きやすい、バラやアブラナなどの植物は育てないようにします。

それと、クリスマスローズの近くに生えている雑草は、まめに取り除きましょう。

これらの雑草は、害虫の住処になります。

病気の予防には、病気や害虫を寄せ付けない環境作りが大事です。

ブラックデスを発症すると、他の病気も発症しやすくなります。

注意してくださいね。

また、他の植物がブラックデスに感染している場合、道具や手指を通して感染します。

ハサミなどの道具は、三リン酸ナトリウムで消毒し、手は清潔な手袋を付け、作業しましょう。

 

 

クリスマスローズの育て方と注意点は?

クリスマスローズに日当たりとお水は必要?

それに、買ってきた苗はどこに置くのが良いの?

分からないことは確認しましょう!

クリスマスローズは、購入してから1年間、他のクリスマスローズや植物と、別の場所で育てます。

春から秋にかけて、浸透移行性の殺虫剤を土中に混合するか、散布します。

クリスマスローズは、生育期にたくさんの水を必要とします。

鉢植えは、土の表面が乾いたら、水をあげます。

ただし、冬は凍結に、夏は根腐れに注意が必要です。

地植えは、水やりの必要はありません。

晴天が続いて乾燥したら、水を与えます。

クリスマスローズは、日当たりを好みます。

ですが、強い直射日光に当たりすぎると、株が弱ります。

特に夏の日差しは避けましょう。

春や秋、冬は日なたで管理するのがおすすめです。

 

 

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クリスマスローズにブラックデス!初期症状は?原因と対策を徹底解説【まとめ】

育てやすいと言われるクリスマスローズにも、ブラックデスと言う怖い病気があることが分かりました。

ブラックデスの疑いのある株は、残念ですが、土ごと処分した方が良いことが分かりました。

他のクリスマスローズや他の植物の健康のためとは言え、寂しいですね。

アブラムシや汁を吸う虫には気を付けて、元気なクリスマスローズを育ててくださいね。