蚊の産卵時期や回数は?蚊の種類別での特徴と卵の数を徹底解説!
暑くなると蚊が増えて、困っている人が多いのではないのでしょうか?
蚊は生涯で何回産卵し、産卵する卵の数はどれくらいなのでしょう。
蚊が増えるということは、蚊が産卵する卵の数や産卵するための環境が関係してきます。
今回は、蚊の産卵時期や、蚊の産卵を防ぐ対策について解説していきます。
家庭でできる対策なので実践してくださいね!
蚊を増やさないため、そして刺されないためにも、是非参考にしてください。
Contents
蚊の生態
蚊は暖かくなってくると、増えてくる虫です。
そして、私たちヒトを含めた哺乳類や鳥類の血を吸います。
血を吸うのはメスの蚊のみです。
しかも、メスの蚊は産卵の時のみ吸血活動をします。
それ以外の時は、オスも含めて、花のみつや草の汁を吸って生きています。
蚊の種類と産卵場所
蚊の種類と産卵場所についてまとめました。
アカイエカ:防火用水・どぶ・下水など水面に産卵する。
チカイエカ:ビルの浄化槽や排水槽、井戸の水際や水面に産卵する。
ヒトスジシマカ:空き缶・空きビン・竹の切りかぶの水たまり、水辺の植物に卵を産む。
蚊の産卵時期は?
蚊の産卵は時期に関係せず、気温が関係します。
蚊は20〜30度の気温が産卵に適しています。
20〜30度の時に吸血されやすいです。
一年中産卵するチカイエカでも、10度以下になると吸血活動や産卵ができなくなります。
つまり、メスの蚊は産卵の時のみ吸血活動を行いますので、その時期が産卵時期となります。
驚きの産卵回数と卵の数
蚊の産卵回数と卵の数は、虫なのでとても数が多いです。
それらについて、それぞれまとめてみました。
産卵回数
蚊の寿命は30から40日間ほどです。その間に3〜5回卵を産みます。
卵の数
蚊の種類によって、1回で産む卵の数は違います。
アカイエカ・チカイエカはまとまって卵を産むのに対して、ヒトスジシマカはバラバラに卵を産むという違いもあります。
・アカイエカ:150〜400個
・チカイエカ:150〜400個
・ヒトスジシマカ:約80個
そして、チカイエカは最初の産卵だけ吸血をせずに産卵できる特別な体の仕組みがあります。
この体の仕組みによって、チカイエカは生存率が伸び、繁殖能力があがっています。
蚊の産卵対策
蚊の産卵対策として、水があるところでボウフラ(蚊の幼虫)を見つけたら、定期的に水を捨てたり、水をためないようにしたりしましょう。
家庭でできる蚊の産卵対策は以下のとおりです。
・廃タイヤはそのままにしない
・缶やビンは放置しない
・バケツなどの水がたまるものは保管場所を決める
それぞれについて解説します。
廃タイヤをそのままにしない
廃タイヤには雨水がたまります。
それを回避するためにはタイヤの下の部分に切り込みを入れることをおすすめします。
硬くて切り込みを入れられない場合は、タイヤを縦の状態で、地中に埋めておくと良いです。
缶やビンは放置しない
庭や駐車場などで缶やビンを放置してはいけません。
雨水がたまり、そこに蚊が卵を産みつけます。
放置せず、こまめに捨てるようにしましょう。
バケツなどの水がたまるものの保管場所
園芸用品・洗車道具のバケツ、子供のおもちゃで水がたまるものは、屋根がある場所や物置などに置くようにしましょう。
そうすることで、蚊が産卵することを防げます。
蚊の産卵時期や回数は?蚊の種類別での特徴と卵の数を徹底解説!【まとめ】
今回は、蚊の産卵時期や場所、産卵回数、蚊の種類別での特徴や卵の数、家庭でできる蚊の産卵対策蚊を解説しました。
蚊は1回の産卵で一気に増えることがわかりました。
そして、増やさないためには、水たまりを作らないことだとわかりました。
蚊が増えないことが、刺されない第一歩であり、今回の記事が役に立ったら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。