菜の花を直播きする時期はいつ?種のまき方から収穫までのポイントを解説
菜の花を直播きするのに適した時期は、9~10月です。
直播きに適した時期は分かったので、次は種のまき方や栽培方法を知りたいですよね!
できれば、自分で育てた菜の花を収穫して、食べたいと思いませんか!
そこで、菜の花の種の直播きの方法や収穫、栽培方法を調べました。
ぜひ参考にしてください。
Contents
菜の花の直播きから収穫までの時期は?
菜の花の種を9〜10月に直播きして、菜の花の旬である1~3月に収穫しましょう。
1~3月は菜の花の旬です。
9〜10月に菜の花の種を直播きして、旬の時期に、美味しい菜の花を収穫しましょう。
ここでは、菜の花をプランターで育てる栽培方法をご紹介します。
プランターでの菜の花の種のまき方は?
準備するもの
プランター、野菜用培養土、鉢底石、ペットボトルのキャップ、浸透性殺虫剤です。
プランターのサイズは、幅65cm、深さ20㎝以上のものを用意します。
プランターに鉢底石を敷き詰め、用土を8分目まで入れます。
種のまき方
ペットボトルのキャップを使い、土に穴をあけます。
穴は直径約3~4cm、深さ約1cmです。
穴の間隔は10〜20cm位です。
種をまく前に、穴に浸透性殺虫剤を施すと、アブラムシなどの害虫を防ぐことができます。
穴に3〜5粒の種を重ならないようにまきます。
種をまいた上に5mm〜1cmほど土をかぶせ、水をたっぷり与えます。
菜の花の管理方法は?
菜の花の種を直播きしたら、次は管理です。
管理方法が分かっていれば、安心して育てることができます。
プランターを置く場所
プランターは、日当たりの良い場所に置きます。
水やり
発芽するまでは、土の表面が乾燥しないように、シャワータイプのジョーロを使います。
優しく水やりします。
発芽後は、土の表面が乾いたときに、プランターの底から水が流れ出るくらい、水を与えます。
間引き
菜の花には間引きが必要です。
なぜならば、間引くことで株は強くなり、収穫の質が上がるからです。
間引くタイミングは2回あります。
それは、本葉の数が教えてくれます。
1回目は本葉が2〜3枚になった時です。
穴1か所につき2本にします。
2回目は本葉が4〜5枚に増えた時です。
穴1つに1本にします。
このとき、土を軽く耕して、株元に土を寄せます。
追肥
様子を見ながら月に1回、化成肥料10gをプランター全体に施します。
表面の土と肥料を軽く混ぜ、株元に土寄せをします。
菜の花の収穫の時期とポイントは?
菜の花は、9~10月に種をまくと、翌年1~3月に収穫時期を迎えます。
蕾がふくらんできたら、花が咲く直前に収穫します。
菜の花は、気温が下がると花芽ができ、とう立ちが始まります。
初めに株の中央に太い花茎が出てきます。
20~30cm位に育った頃に、茎元のわき芽を残し、蕾の先端を10〜15cm位を切って、収穫します。
最初の蕾は早めに収穫して、わき芽の成長を促します。
すると、わき芽から側枝がたくさん伸びてきます。
そこで、細くて小さい側枝は早めに切り、太い側枝を成長させて収穫します。
すると、収穫量が多くなり、収穫期間も長く楽しめます。
菜の花は、花が咲いてしまうと、苦味が増して食味が落ちます。
なので、蕾の段階で収穫します。
蕾は2~3日で開花します。
なので、開花前のやわらかい時期に収穫できるように観察することをおすすめします。
特に春先は気温が上がってくると、成長が早くなるので、注意が必要です。
菜の花を直播きする時期はいつ?種のまき方から収穫までのポイントを解説【まとめ】
菜の花の種を9〜10月に直播きすると、菜の花の旬である1~3月に収穫できることが分かりました。
菜の花の育て方のポイントも分かりましたので、菜の花を育てて収穫の喜びを味わってみてはいかがでしょうか。