入社式の答辞は封筒に入れて渡すのが一般的!書き方とポイントを解説
新入社員にとって入社式は、この日を境にやっと就職が決まった会社の一員として認めてもらえる特別な日ですよね。
ただ、この入社式で答辞を行う役柄を担ってしまった場合、その新入社員にとってはプレッシャー以外のなにものでもないかもしれません・・・。
実は、答辞ってただスピーチをするだけではないんです!
その内容を文章としてきちんとまとめ、封筒に入れ、式典の中で社長さんにこれを渡してやっと完了するんです。
そこで、入社式に使用する答辞の封筒の書き方に焦点を絞ってみました。
答辞がどの様なものであるのかという基本的な内容から詳しく解説していきますので、新入社員の方々は、是非参考にしてみて下さいね!
Contents
今さらきけない・・・入社式の答辞って何?
入社式の答辞の封筒の書き方についてお話しする前に、基礎知識からしっかりと把握しておく必要がありますよね。
今さら聞けない・・・と思っている方、問題ありません!
分からないことはその場ですぐに解決!
これこそ、新入社員にとって最も重要なことであるはずです。
これまで学生の間に、入学式や卒業式という式典をいくつか経験してきたことでしょう。
実は、その中でも、答辞は行われているものなんですね。
答辞という語彙に含まれる「答」の文字から、何かに返答することであることはイメージできるのではないでしょうか?
そうです!
答辞って、新入社員の方々へのお祝いの言葉である祝辞への返答なんです。
要は、先輩や上司から述べられたお祝いの言葉に対して、新入社員が挨拶をするものなんですね!
もちろん、新入社員全員で声を揃えて返答するわけにはいきませんので、代表が入社式において答辞として述べることになります。
いわば答辞は、新入社員に課せられた、会社内の初めての重責とも言えるかもしれませんね。
意外と知らない・・・入社式の答辞はスピーチだけでは終わらない!?
前項の説明から、入社式において、答辞がどの様なものであるのか基本知識はもうバッチリなはずです。
しかし!
あまり知られていないことが1つあります。
学生時代に、すでに代表として答辞を行う役割を担ったことがある方なら、知っているかもしれませんが・・・。
それはズバリ!
答辞は式典においてのスピーチすだけではないということ。
実は、式典で答辞として述べた内容をきちんと文章化し、封筒に入れて答辞を伝えたい相手の代表に渡すというのが、ごく一般的なセオリーなんです。
つまり入社式なら、新入社員の代表が答辞を行うことになります。
代表者は、式典までに答辞の言葉をきちんとまとめて文章化し、書にしたためて封筒に入れておきます。
入社式当日、封筒の中に入れた答辞を読み上げ、最後に会社の代表者である社長にこの答辞の入った封筒を手渡すというのが、答辞の一連の流れになるんですね!
入社式の答辞!封筒に入れる際の書き方は?
入社式における、答辞の一般的なセオリーを理解していただいたところで・・・。
ちょっと気になるのが、答辞の文章内容や、出来上がった文書を入れる封筒の書き方ではないでしょうか?
そこで、一般的な答辞の書き方をざっと説明しておきましょう。
まず、先輩や上司からの祝辞に対する返答をまとめた答辞の文章を記した後、本文の後ろ側に「日付、代表者名、宛名」をきちんと書きます。
例も挙げておきますね!
「本文後・・・令和○年○月○日、新入社員代表〇〇〇〇、〇〇会社、社長〇〇〇〇様」といった感じです。
ここでは、社長さんのフルネームをきちんと確認しておくのがマストですね。
そして、上記を記入した文書を封筒に入れておきます。
封筒の表書き部分には、「答辞」と大きく丁寧に記しておきます。
ちなみに本文の文書や封筒の表書き部分は、手書きでもPCで入力したものでも、どちらでも構わないのが近年では一般的ですね。
毛筆で達筆にしたためなくても大丈夫!
字が下手だということは全く心配することはありませんよ。
入社式の答辞の仕方は会社ごとに微妙に異なる!?
これまで、入社式における答辞の一般的なセオリーをもとに、答辞の文章内容や、出来上がった文書を入れる封筒の書き方をご紹介してきました!
しかし、これは一般論に過ぎません。
実は、入社式の様式や式目の内容は、各会社によってそれぞれ異なるものなんです。
もちろん、答辞の文章内容や、それを入れておく封筒の書き方まで、会社ごとにちょっとずつ異なるものなんですね・・・。
このようにお話しすると、答辞の役柄を担ってしまった新入社員の方々はとっても悩んでしまうかもしれませんね。
しかし、ご心配いりません!
入社式の答辞については、各会社の総務部や人事部の方に相談してみればいいんです。
昨年の入社式の答辞の内容を教えていただけたり、さらには、通年の答辞の仕方について事前に細かな指示があることもありますよ。
新入社員は初めて会社勤めするわけですから、分からないことがあって当然!
きちんと相談し、準備を整えてから入社式に臨むようにしましょうね。
入社式の答辞は封筒に入れて渡すのが一般的!書き方とポイントを解説【まとめ】
入社式において、先輩方からの祝辞に対して、新入社員の代表が答えるのが答辞。
答辞は式典当日にスピーチするだけではなく、その内容を文書にしたため、封筒に入れたものを会社の代表者に手渡すのが一般的とされています。
答辞の本文末に、「令和○年○月○日、新入社員代表〇〇〇〇、〇〇会社、社長〇〇〇〇様」という内容をきちんと記入し、封筒には「答辞」という文字を表書きに丁寧にしたためておきましょう。
また、細かな内容については、事前に各会社の総務部や人事部に相談してみましょう。
これらのポイントをおさえておけば、もしあなたが答辞の役割を担ったとしても、何も心配することはありませんよ!