お年玉で四千円を渡すのはマナー違反?避けた方がいい?

2024年7月24日

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お子さんにとって、お正月は特別嬉しいもの。

その理由が「お年玉」をもらえるからだということは、もはや言うまでもありませんよね!

さて、お子さん方にとってはプレゼントのようなものに過ぎないかもしれませんが、お年玉ってお正月の縁起物!

渡す大人側としては、お年玉を渡す際のマナーぐらいはきちんと知っていたいもの・・・。

そこで気になるのが、ポチ袋の中に入れる金額です!

 

 

お年玉に四千円や九千円を渡すのはマナー違反なのか・・・?

この疑問を解消してみましょう!

 

 

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お年玉の由来は??

新年の始まりのお正月に渡すということから、お年玉は縁起のいいものであることは間違いないはず!

さらに、お年玉の由来を紐解いてみましょう・・・。

お年玉って元々は、お金ではなくお餅だったようです。

年末に各ご家庭に備えた鏡餅が関係してきます。

この鏡餅って、人々が年末年始に五穀豊穣を祈り「歳徳神」を祀って用意されるものなんですが、なんと、この神へのお供物のお下がりとして家長から餅が配られたことが、お年玉の始まりなんですね!

昔は餅を配っていたのですが、これがだんだんお金に変わっていった様子・・・。

この由来からも、お年玉がいかに縁起のいいものであるかは一目良縁ですね!

さて、ここからが本題・・・。

縁起物であるお年玉に、四千円や九千円という金額を渡していいものなのでしょうか?

 

 

お年玉で四千円を渡すのは縁起が悪い?!

四千円や九千円ってなんとなく悪いイメージが付き纏いませんか?

この要因は四千円や九千円というお金の金額にあるのではなく、数字の四と九というもの自体に問題があるんですよね。

いや・・・。

この四や九という数字を読む際の音にのみ、問題があるといった方がいいかもしれません。

例えば「四」は、「よん」と「し」と読むことができます。

日本語的に、「し」イコール「死」をイメージしてしまうものなんですね。

また同様に、「九」は、「きゅう」と「く」と読むことが可能で、「く」イコール「苦」をイメージしてしまうもの・・・。

このことから、四や九という数字は「忌み数」とも呼ばれています!

日本では、ホテルやマンションのお部屋から四や九のつく部屋番号を除いてあったりもします。

そこまで気にする人はいないとはいえ、日々の生活でなんとなくこれらの数字は除外されていることが多いんですね・・・。

このようなことから、お正月の縁起物であるお年玉に四千円や九千円を包んでいいのかという疑問が生じるのは、実に納得のいくことなんです!

 

 

お年玉で四千円はキリがわるい・・・

四千円や九千円と聞くと、忌み数で避けたい金額という以外にも、なんとなく湧いてくるイメージがありませんか?

そう!

中途半端なイメージもありますよね。

なんとなく、キリの悪い数字。

なんとなく、まとまりのない金額。

あくまでイメージに過ぎないのですが、お年玉としてポチ袋に入れるのであれば、千円札4枚よりも五千円札を1枚入れてしまいたいですよね・・・。

また、九千円となると、千円札9枚、もしくは千円札4枚と五千円札1枚。

こうなってくると、もはやポチ袋はパンパン!

とにかく、かさばります!

こういったキリの悪さから、お正月のお年玉に四千円や九千円を包むのは避けたいとお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

お年玉に四千円!避けた方が無難!?

四千円や九千円という金額のイメージ・・・。

そのイメージを抱く理由を理解したうえで、実際にお年玉この金額を渡していいものなのかを考えてみましょう!

結論から言うと、お年玉に四千円や九千円を渡すのはマナー違反というわけではありません。

確かに、忌み数は縁起のいいものではないのですが、この考え方自体、近年は希薄になっている傾向にあるとも言われています。

要は、渡す側よりも、受け取る側が嫌な印象を受けるかどうかが重要なポイントになってくるのではないでしょうか?

お子さんがそこまで忌み数を気にするとは考えにくいので、その親御さんがどのように感じるのか・・・ということになりますね。

ただ、忌み数に対する考え方や感じ方は、人それぞれです。

よって、トラブルを避けるためにも、お年玉の金額としては元からこのような数字を除外しておく方が無難かもしれませんね

四千円より五千円札を、九千円より一万円札を入れる方が、ポチ袋もパンパンにならず準備しやすいので、おすすめと言えるのではないでしょうか。

 

 

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お年玉で四千円を渡すのはマナー違反?避けた方がいい?【まとめ】

お正月といえば、お年玉!

新年に渡すものであることや、その由来がこの神へのお供物のお下がりとして配られたものであったことから、縁起物であることは間違いありません。

この縁起物のお年玉に忌み数である四千円や九千円を渡すのは、マナー違反というわけではありません。

しかし、受け取る側が気になさることもあるかもしれませんので、避けておいた方が無難かもしれませんね。

金額としてのキリの悪さや、ポチ袋に入りにくいと言うことも併せて、四千円より五千円、九千円より一万円を包むことをおすすめします。

お年玉

Posted by miki