お年玉は夫婦別々?それとも一緒?正しいマナーと名前の書き方を解説
古今東西、お正月の子どもの楽しみといえば、お年玉です。
今年はいくらもらった、あれを買おう、これを買おうともらったお年玉の使い道を思案するのは本当に楽しいです。
さて、ここからはお年玉の渡し方の話ですが、夫婦からのお年玉というのはどのように渡しているでしょうか。
お年玉は夫婦別々で渡すもの?
それとも連名?
いったいどちらがいいのでしょう。
今回はそんな夫婦でお年玉をあげる場合の事情をご紹介します。
お年玉は夫婦別々?それとも一緒?
お正月には定番のお年玉。
夫婦であげる場合はどうするのがいいのでしょうか。
夫婦別々に上げる場合もあるのでしょうか。
本項では、そんな夫婦からのお年玉について解説します。
夫婦でお年玉を贈る場合は基本的に別々にはしません。
お年玉は夫婦で1つ。
そして、署名は連名にはせずご主人の名前を書くのが一般的なようです。
夫婦別々に渡すという場合はよほど特別な場合に限られそうです。
連名についてはご主人の名前を書いておけば、マナー的には問題ないのですが、初対面の甥っ子、姪っ子さんにとって、ご主人さまが初対面なのであれば、連名で渡すというのもいいかもしれません。
またポチ袋にあて名や差出人を書く場合は普段呼ばれている名前でOKです。
夫婦であげるお年玉の相場は?
次に夫婦でお年玉を渡す場合の金額についてご紹介します。
これは一概にはいくらということは言えないのですが、もっとも一般的なのは下記のような金額です。
*未就学児 :1000~2000円 場合によっては1000円未満もあります。
*小学生 :3000~5000円
*中学生以上:5000~10000円
年に一回のことですので、相場より多めにと考える人も多く、今まで自分の財布から上げていて、今回から夫婦連名であげる場合にはちょっと多めの金額を心がけるといいのではないでしょうか。
中には親せきの間でお年玉の金額を取り決めているという場合もあるのでその場合は迷うことなくお年玉を渡すことが出来そうです。
またお年玉にはあげる相手との関係が違うと相場が変わってくる傾向があるようです。
どのように変わってくるのか下記にまとめます。
*自分の子ども :0~3000円
*親せきの子ども:3000~5000円
*友人の子ども :1000~3000円
*近所の子ども :1000円
*孫 :3000~10000円
以上のような傾向があるようです。
孫へのお年玉の金額は年齢で大きく左右されますので振れ幅が大きいです。
そして昨今はインターネットショッピングでものを買う人も増えています。
そんな状況ですので、必ずしも現金ではなくギフトカードなども喜ばれます。
夫婦であげるお年玉の正しいマナー
ここまでお年玉は夫婦別々ではなく基本的に一緒であるという話をしてきました。
ここでは簡単に今までの内容をまとめます。
*お年玉を夫婦であげるときのお年玉袋の書き方は、代表者名のみでOK
*宛名や差出人は普段呼んでいる・呼ばれている書き方でもOK
*お年玉にまつわるマナーはあるけどご祝儀袋や香典袋より気を使う必要はない。
*関係別・年齢別で金額の相場が変わる
夫婦連名で贈るお年玉には少なくとも以上のようなマナーがあります。
以上のようなマナーを守っていれば、夫婦連名のお年玉も問題ないでしょう。
お年玉は夫婦別々?それとも一緒?正しいマナーと名前の書き方を解説【まとめ】
今回は、夫婦でのお年玉の贈り方ということで別々に贈るのか、連名で贈るのか、またそのマナーや金額について解説しました。
最初にも書きましたが、全国津々浦々どこに住んでいる子どももお正月のお年玉を楽しみにしています。
そういう意味で、子どもにとってはお金がもらえることがうれしいので、そのマナーなどはあまり気にしないかもしれません。
しかし贈る側はそうはいきません。
正しいマナーでお年玉を送ってこそ大人の格が保たれます。