お年玉で4つ折りするのはNG?正しいお札の入れ方を徹底解説!
年始の子どもたちの一番の楽しみと言えばお年玉です。
そんなお年玉ですが、あげる側には以外といろいろなマナーがあるのです。
たとえば、紙幣の裏表や折り方、硬貨の裏表などお金の入れ方についてマナーが存在します。
またこれらのマナーはお年玉だけでなく、ご祝儀袋やポチ袋を使う様々な場面で役に立ちます。
今回はそんな知って得する、お年玉のマナーについて解説します。
お年玉で4つ折りするのはどうなのか、折り方に悩まれる方の参考になればと思います。
Contents
お年玉のマナーとは?
お年玉というのはもともと、魂がこもった餅玉を家長が家族に「御年玉」として分け与えたことが期限だと言われています。
それが現在ではお餅だけではなく金品も送りあうようになり、今の形になっていきました。
本項ではそんなお年玉のマナーについて解説します。
ポチ袋に入れて渡す
お年玉を渡すときのマナーの一つが「ポチ袋」に入れることです。
ポチ袋の表に相手の名前を書き、裏に自分の名前を書くのが一般的です。
しかし、年始には想定外の来客が来るかもしれません。
よって、年末年始はポチ袋を余分に用意しておくと安心です。
お札や硬貨はきれいな状態のものを用意しておく
渡す紙幣や硬貨は新品を用意しておくのがマナーです。
お年玉を用意する際にはあらかじめ必要な人数分を想定して、新札や新しい硬貨を用意しておくといいでしょう。
お年玉の4つ折りがNGとされる理由は?
次にポチ袋のマナーについてここでは、お札の折り方(4つ折りはNGとされる訳)やポチ袋の宛名の書き方などについて解説します。
お札は三つ折り
ポチ袋にお札を入れるときは必ず折らなければなりません。
そんなときどのように折ったらいいのでしょうか。
お年玉に入れるお札は3つ折りにするのがいいでしょう。
3つ折りにするとポチ袋に入れるのにちょうどいいサイズになります。
4つ折りはNG
但し、ポチ袋にお札を入れる際4つ折りはNGです。
「4」という数字は「死」を連想させます。
よって、日本の祝い事には避けられている数字なのです。
また、4つ折りにするとポチ袋が不自然に厚くなってしまうことからもこの折り方は避けた方がいいでしょう。
ポチ袋に入れる金額!注意することは?
「4」や「9」のつく金額は避ける
4つ折りと同様に、4000円などの「4」がつく数字を避けましょう。
また、加えて「9」も「苦」をイメージすることから日本の祝い事ではあまりいい印象は無いです。
よって9000円など「9」がつく金額も避けた方がいいです。
ポチ袋に入れる金額が10000円以上の場合
ポチ袋に入れて渡す金額は、10000円未満にしましょう。
お年玉が10000円以上の高額になる場合は、ポチ袋ではなくご祝儀袋を使用するのがスマートです。
また逆に10000円未満の金額をご祝儀袋に入れて渡すのもマナー違反です。
ポチ袋の宛名の書き方
ポチ袋の宛名の書き方にもマナーがあります。
基本的に渡す相手の名前をポチ袋の表面に記載します。
ただし、ポチ袋の絵柄によっては書く場所がなかったり、指定されていたりする場合があります。
その場合は、他の場所でも問題ありません。
意外と知らないお年玉のマナーとは?
お年玉に関するマナーというのは意外と多いです。
また以下のような状況でのお年玉もNGですので、避けるようにしましょう。
目上の方に渡す場合
基本的にお年玉は目上の者から目下のものに渡す者なので、上司や先輩のお子さんに対するお年玉というのはNGです。
よって目上のかたのお子さんにお年玉を渡す場合にはお年賀としてお菓子を持参したりするのがいいでしょう。
相手が喪中の時期
相手が喪中の時期にお年玉を渡すのもマナー違反です。
お年玉は新年のお祝いを目的としています。
よって故人がなくなられてから90日間はお年玉をわたすことは控えるべきでしょう。
どうしても渡したい場合は「お小遣い」などに表記を変えて渡したり、時期をすこしずらして、喪中が終わってから渡すのがいいです。
お年玉で4つ折りするのはNG?正しいお札の入れ方を徹底解説!【まとめ】
今回は、お年玉のマナーについて紹介しました。
お年玉にもいろいろなマナーがあります。
いちどでは覚えきれないかもしれません。
よってまずは、4つ折りにしてはいけないということや、新しいお金で渡す必要があるなど基本的なことから覚えるといいでしょう。
そしていざというときこの記事が参考になるとうれしいです。