扇風機を24時間つけたままだと火事になる!?原因を徹底検証!
夏の暑さをしのぐための家電といえば、エアコンの次に扇風機を思い浮かべる方は少なくはないでしょう。
この涼しい風を送ってくれる「扇風機」と「火事」・・・。
この2つのワードはなかなか結びつきにくいものですよね。
しかし、24時間つけっぱなしということであれば、状況は少々異なってきます!
扇風機と火事の関連性について考えてみました。
火事を引き起こす原因から、火事を引き起こさなないための注意点などをまとめていますので、扇風機使用時の基礎知識としてしっかりと理解しておきましょう!
Contents
扇風機を24時間つけっぱなしで火事が多発していた!
実は、爽やかな涼しい風を送ってくれる扇風機を、24時間以上つけっぱなしにしたために火事になったという事故は、これまでに実際に起こっているんです!
しかも、なかなかの件数で起こっています。
ちょっとした小さな火事から、中には死亡者が出てしまったような大惨事になった火事もあるんです・・・。
ゾッとしますよね!
このような火事が起こった背景には、24時間という長い時間扇風機を使用し続けることで、扇風機のモーターが熱を帯び、異常なまでの高温になったことがあるようです。
それぞれの事故毎に状況は多少異なっていたとは思いますが、高温になったモーターに、扇風機の羽に付着していた埃などが触れて発火してしまうということが多かったと報告されています!
扇風機の24時間つけっぱなし!必ず火事になるわけではない?
前項でご説明したように、扇風機を24時間以上つけっぱなしにすれば、必ずしも火事を引き起こしてしまうのでしょうか?
例えば、24時間営業の店舗を思い浮かべて下さい。
コンビニにファミレスをはじめ、様々な店舗が多数ありますよね。
また、1日中機械を動かし続けている工場などでも、工場内の室温を下げたり機械が熱を帯びることを防ぐために、長時間扇風機を使用している場合がありますよね。
夏の暑い日に上記で挙げたような場所でなら、24時間扇風機をつけっぱなしにしていることもあると思います!
このような場所で、火事を引き起こしてしまったケースももちろんあるでしょうが、必ずしも全てにおいて火事になっているわけではありませんよね。
このことから、扇風機を24時間以上という長時間使用し続けていることだけが、火事を引き起こす原因ではないことにお気付きの方もいらっしゃるでしょう・・・。
扇風機が火事を引き起こす原因は?
前項の内容を踏まえて、24時間以上つけっぱなしにしていた扇風機が火事を引き起こした本当の原因を考えてみましょう!
新しく購入した新型の扇風機を24時間以上つけっぱなしにしたとしても、いきなり火事にはならないはず・・・。
これが、旧式の古い機種で長年使用していたものだとどうでしょう。
おそらく部品のあらゆる箇所が劣化しているはずなので、モーターに異常が生じている確率も高くなりますね。
また、扇風機自体のメンテナンスはどうでしょうか?
扇風機の羽は摩擦によって静電気が溜まりやすく、この静電気によって埃が付着しやすくなるんです。
モーターのそばに発火しやすいものがあれば、火事を引き起こしやすくなりますよね。
つまり、扇風機による火事の原因は、24時間以上つけっぱなしにしたことに加えて、部品の劣化、メンテナンス不足なども挙げられるのです。
パソコン用の携帯扇風機に要注意!
実は、部品などが劣化していなくても、24時間使用し続けることで火事を起こしやすい扇風機もあるんです・・・。
それは、パソコンの冷却用に使用するタイプの携帯型扇風機!
USB充電タイプで静音機能が付き、パソコンの横に置いても邪魔にならないコンパクトなものがこれに当てはまります。
このような扇風機は新型のものや購入してすぐの部品の劣化がみられないものであっても、24時間以上使用し続けることで火事を起こす可能性があるんです。
その理由は、パソコンという熱を発生しやすいもののそばで使用することと言われています。
長時間熱源のもとで動かし続けることで、発火する可能性が指摘されています。
パソコンの冷却用に携帯型扇風機を活用されている方は、定期的に扇風機を休ませる時間をとるように心掛けましょう!
扇風機を24時間つけたままだと火事になる!?原因を徹底検証!【まとめ】
扇風機を24時間使用し続けることで火事を引き起こし、死者まで出してしまったという事故が報告されています。
しかし例えば、24時間営業のコンビニの扇風機全てが火事を引き起こしているわけではありません。
つまり、事故の原因は、24時間使用し続けたことだけにあるわけではないんです。
扇風機が火事を起こす原因は、24時間使用し続けたことに加えて、扇風機自体の劣化や、メンテナンス不足で羽などに埃が付着していたことにもあると考えられます。
火事を防ぐためにも、使い方だけでなく部品の劣化やメンテナンスも見直すことが大切ですね!