ローテーブルで勉強できない?理由と対策について考えてみよう!

2022年3月10日

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勉強をするための机が、学習机ですよね。

学習机や、学校に設置してある個人用の机などの形状を考慮してみると、勉強をする椅子と併用して使用する高さのあるデスクタイプというのが一般的です。

しかし、最近では、ご家庭のダイニングテーブルなどを使用しての学習見守りが推進されてきていますよね。

ご家庭によっては、リビングのローテーブルなどを利用されている場合もあると思います。

 

 

実は、このローテーブルでは勉強ができないという意見があがってきているのです!

この理由についてまとめ、さらに対処策まで考えてみましたので参考にしてみましょう。

 

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ローテーブルで勉強できない理由は?

敢えて学習机を利用せず、お子さんが家族の共有スペースで行うスタイルが増えてきていますよね。

このスタイルですと、親御さんの目が行き届きやすく、お子さんの学習をじっくりと見守ることができて安心などといったメリットがたくさんあると言われています。

このスタイルの場合ご家庭によっては、リビングなどに設置されたローテーブルを利用されているかと思われます。

しかし、実は、ローテーブルでは勉強できないとも言われているのです・・・。

ローテーブルは、その名の通り天板が低く、床に腰掛けて使用します。

この時着目していただきたいのが、ローテーブル使用時の姿勢ですね!

椅子の背もたれなどがないことで体が安定せず、、姿勢が悪くなってしまうのです。

これでは、長時間勉強できないことはなんとなく予想がつきますよね。

次項から、ローテーブル使用時の姿勢について、詳しく考えてみましょう。

 

 

姿勢が悪いと体が疲れる!

姿勢が悪いとどうして勉強できないのかということを考えてみましょう。

まずは、姿勢がよい体勢というものをイメージしてみて下さい。

腰掛けた状態でも、立っている時と同じように背骨が真っ直ぐの状態を保っていることがポイントになると思います。

つまり背骨が不自然に曲がった状態が、姿勢が悪いということになりますよね。

背骨が曲がっていると、腰、肩、首に負担が掛かり、体が疲れやすくなるのです。

負担が掛かっているため、体の軸が安定せずグラグラと動いてしまいますし、部分的な疲れを少しでも解消しようと無意識のうちに体が動いてしまっているのです。

つまり、姿勢の悪くなりやすいローテーブルでは、始終安定せず筋肉に無駄な動きが生じることから、集中できず、勉強できないという悪循環を生み出すことになると考えられますね。

 

 

姿勢が悪いと脳が働きにくくなる!

さらにもうひとつ、姿勢が悪いことによって勉強できない理由というのが考えられます。

これは、脳へ酸素が回りにくくなることが要因となっているようです。

簡単にご説明しますと、ローテーブルを使用した場合、どうしても前屈みの作業が増え、姿勢が悪い状態が続くことになります。

前屈みになることで、肺が圧迫されてしまい肺機能が正常に働きにくくなるのです。

その分、肺から送り出される酸素量が減少し、脳へ酸素が回りにくくなることになるのです!

これでは脳がいつものようには働かず、結果として勉強できないということになってしまいますね。

 

 

ローテーブルで勉強する際の姿勢改善対策法は?

これまでの説明から、ローテーブルを使用した場合、どうしても姿勢が悪くなりやすく勉強には不向きな環境であると考えられます。

しかしながら、ローテーブルでは必ず勉強できないというわけではありません。

そこで最後に、ローテーブルを使用して勉強する際の、正しい姿勢を維持する対処策をご紹介しておきます!

まず、硬めのクッションを用意しましょう。

これをお尻の下に敷くだけで、腰部分がかなり安定します。

また、ローテーブルの高さにあった座椅子などを利用すれば、背中部分が安定しますよ。

このようなほんのひと工夫で勉強しやすい環境を作れることを、しっかりと把握しておきましょう。
 

 

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ローテーブルで勉強できない?【まとめ】

ご家庭によってはお子さんの学習を見守るうえで、リビングなどのローテーブルを使用されている場合もあると思います。

実は、ローテーブルを使用した場合、どうしても姿勢が悪くなりやすく、体が疲れてしまったり、前屈みの時間が継続することで脳への酸素量が減少し、集中力がなくなりやすい傾向にあるという見解があります。

しかし、必ずしも、高さの低いローテーブルでは勉強できないというわけではありません!

勉強を考慮した正しい姿勢を考慮し、クッションなどをうまく使用して対処してみましょう。

ご家庭での見守り学習に、上手にローテーブルを利用していきましょうね。