ゴキブリに洗剤をかける危険性やリスクは?選び方と使い方を解説
ゴキブリを目撃してしまった…
駆除したいのに、殺虫剤がない!!
この緊急事態、みなさんはどう対処しますか?
今回は、ゴキブリに洗剤をかけると危険やリスクはあるのか、使い方のポイント、その効果などを詳しく解説します。
ゴキブリ駆除に効果的な洗剤の種類もご紹介しますね!
ぜひ、洗剤でゴキブリを駆除する前に、読んでみてください。
Contents
ゴキブリに洗剤をかける効果とその理由
ゴキブリの胸と腹の側面には、呼吸をするための穴(気門という)があります。
洗剤は、この穴をふさぐことができます。
穴をふさがれたゴキブリは窒息してしまいます。
ゴキブリに効果がある洗剤の選び方
ゴキブリに効果がある洗剤は、界面活性剤が含まれる洗剤です。
界面活性剤と表記がしてあるものの代表例は、食器洗いの洗剤とお風呂洗い洗剤、コンロ周りの洗剤です。
界面活性剤と書かれていないけれど、界面活性剤が入っている洗剤は、ボディーソープやシャンプーや洗顔フォーム、歯磨き粉です。
一番のおすすめ洗剤は食器洗いの洗剤です。
ドロっとした液体タイプから、ゴキブリを狙いやすい泡タイプがあり、気門をふさぎやすいのがおすすめの理由です。
ゴキブリに洗剤をかける2つの方法
2パターンの使い方を説明します。
捕殺後にアルコール消毒をします。
アルコール消毒ができない場所(家具や服、カーテン、畳など)には、洗剤を使ったゴキブリ駆除はしないようにしましょう。
アルコール消毒は、消毒用の70%エタノールが効果があります。
泡の食器洗いの洗剤
ゴキブリを見かけたら、ゴキブリが泡まみれになるまで、泡をかけます。
動かなくなったら、ゴム手袋をして、キッチンペーパーなどで泡ごと、ゴキブリをビニール袋に入れます。
ビニール袋は封をしめて捨てます。
液体の食器洗いの洗剤
ゴキブリが動かないようにたたいたりして気を失わせます。
気を失っている間に、ゴキブリの体、特に胸と腹の部分をおおうように洗剤をかけます。
その後はゴム手袋をして、キッチンペーパーなどで洗剤ごとゴキブリをビニール袋に入れます。
ビニール袋は封をしめて捨てます。
両方とも、洗剤も含めてゴキブリを捨てるのが重要です。
ゴキブリを捨てた後は、その場所をアルコール消毒しましょう。
ゴキブリに洗剤をかける危険性やリスクは?
洗剤を使うと簡単にゴキブリを駆除できます。
しかし、その反面、リスクを伴います。
そのリスクとは、ゴキブリが持っている病原菌を触る可能性が高くなることです。
ゴキブリを洗剤で駆除した時に、ゴキブリの体から病原菌が一緒に溶け出します。
その病原菌入りの洗剤を素手で片付けた場合、感染してしまう恐れがあります。
畳やカーテンなど消毒しずらいところには、洗剤を使ったゴキブリ駆除は危険が伴います。
洗剤によるゴキブリ駆除のメリット・デメリット
洗剤によるゴキブリ駆除のメリット・デメリットをまとめました。
メリット
1、家にあることが多い
2、ぜんそくや化学薬品でかぶれやすい人でも使える
3、殺虫スプレーに比べて、においがキツくない
4、確実に仕留める事ができる
デメリット
1、サルモネラ菌・チフス菌・大腸菌などの病原菌が溶け出してくるから危険
2、洗剤が液体だと走り回っているゴキブリは仕留められない
3、家具・衣類・畳は消毒しずらい
メリット・デメリットを踏まえて、洗剤によるゴキブリ駆除を行ってください。
ゴキブリに洗剤をかける危険性やリスクは?選び方と使い方を解説【まとめ】
いかがでしたか?
ゴキブリに洗剤をかけた時の危険性やリスク、効果的な洗剤の選び方、使い方をご紹介しました。
界面活性剤を使った駆除方法は、駆除スプレーがない時には家にある洗剤で、駆除ができるので便利です。
その洗剤は食器洗い洗剤やお風呂洗いの洗剤、シャンプーやボディーソープでも大丈夫でした。
便利な反面、ゴキブリから溶けでた病原菌を触る危険があるので、触らないように注意や消毒が必要です。
今回の記事が、ゴキブリ駆除の参考になったら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。