藤を毎年咲かせる方法!管理方法での重要ポイント、病害虫への対処法を解説
藤の花が咲かなくなってしまった!
残念だけど、咲かなくなった藤は抜いてしまおうと考える前に、どうして花が咲かないのか原因を探り、株を復活させてみたいと思いませんか!
この記事では、藤を咲かせる方法を調べました。
管理方法を見直す参考にしてください。
Contents
藤を毎年咲かせる方法!管理方法を見直すポイント
コツは、日々のお手入れにあります。
日当たりと水やり、肥料、花がら摘みの3つを見直して、藤を毎年咲かせましょう。
1つめの日当たりと水やりは、藤が花を咲かせるためには欠かせないものです。
藤は日当たりのよい場所で育てましょう。
水やりについてですが、鉢植えは、土の表面が乾燥してきたら、水を与えてください。
地植えの場合、水やりの必要はありません。
ただし、雨が降らない日が続いたときは、水やりをしましょう。
2つめは肥料です。
肥料を与えるタイミングは、葉が落ちたときに与えます。
肥料の種類は、有機質の肥料がおすすめです。
中でも、骨を砕いたものや油の搾りかすが適しています。
3つめは、花がら摘みです。
花が咲き終わった後も、花がらを残しておくと、実を作るためにたくさん栄養を使います。
すると、他に栄養が行き渡らなくなります。
なので、花がらは直ぐに取りましょう。
藤を毎年咲かせるための重要ポイントは?
藤を毎年咲かせる方法で重要なのは剪定の時期です。
藤の剪定に適している時期は、2回あります。
1つは5月下旬~6月下旬で、2つめは、11月以降です。
藤の剪定に適した時期の1つは、5月下旬~6月下旬です。
花が咲き終わったこの時期に、剪定することで翌年もたくさんの花芽をつけることができます。
2つめの11月以降は、葉が落ちるので、枝が見やすくなり花芽を切ってしまうリスクが少なくなるからです。
花芽と葉芽の見分け方ですが、ふっくらと丸い芽が花芽で、すらっとした芽は葉芽です。
そして、1つ注意したいのは、夏場の剪定です。
藤の花芽は、夏に作られ翌年の春に花を咲かせます。
なので、夏に剪定するとできたばかりの花芽を切ってしまう可能性があるので夏の剪定は止めましょう。
藤につく病害虫への予防と対処法
藤につく害虫や病気に注意することも、藤を毎年咲かせる方法の1つです。
病害虫の被害を防ぐことも、大事なポイントです。
藤につく害虫で、フジノキクイムシは幹に穴をあけてしまいます。
マメコガネやマメドクガ、ハマキ虫、ミノガ類は葉を食べてしまうので、見た目が悪くなります。
カイガラムシ類、ハゴロモ類、カメムシは樹液を吸汁します。
もし、害虫を見つけた場合は、すぐに殺虫剤を使って駆除してください。
被害を防ぐためにも、害虫が発生していないか、葉が食べられていないかを確認するようにしましょう。
藤が罹りやすい病気に、こぶ病があります。
この病気は、菌やカビが繁殖しやすい5月~8月ごろに発病しやすいとされ、初期症状は、幹や枝に豆粒大のこぶができ進行すると大小のこぶが多数できます。
枝がこぶの部分で折れたり、こぶの先が枯れたりするようになり、最終的には株全体が枯れてしまう恐れがあります。
対処法として、こぶ病を見つけたらこぶを付け根から切り落とし、切った跡には菌やカビが入り込まないように癒合剤を塗ります。
そして、病気を予防するためにも、枝葉を剪定して風通しをよくしてあげましょう。
害虫や病気の被害を防ぐためには、藤を日頃からよく観察する習慣を持つことをおすすめします。
そして、症状を見かけ場合は、早めの対処を心がけましょう。
藤を毎年咲かせる方法!管理方法での重要ポイント、病害虫への対処法を解説【まとめ】
藤を毎年咲かせる方法は、日々の管理にあることが分りました。
日々の管理を見直して、また、藤を毎年咲かせてくださいね。