金木犀がベランダに!マンションで育てる鉢植えのお手入れ方法を徹底解説

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ベランダから金木犀の香りがしたら素敵!

だけど、うちはマンションだから無理かも…。

と最初から諦めていませんか?

心配しなくても大丈夫。

金木犀は鉢植えにすることで、マンションのベランダで育てることができます!

 

 

鉢植えの金木犀を育てるには、いくつかのポイントがあります。

そのポイントを押さえ、マンションのベランダで金木犀の鉢植えを楽しんでみませんか!

 

 

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ベランダで楽しむ鉢植えの金木犀への第一歩!

鉢植えに向いている苗木を選ぶポイントの他に、金木犀に合った土や鉢の選び方を確認します。

 

苗選び

鉢植えで育てる金木犀の苗木は、70〜80センチメートル位の苗木を選びます。

この位の大きさの苗木を選ぶ理由は、初心者でも育てやすく、枯れにくいからです。

苗木が小さいと、植え替えの頻度が多くなり、大き過ぎると、管理に手間がかかります。

 

土選び

金木犀は水はけの良い土が好きです。

鉢植えの土は、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合の土を用意します。

 

鉢の大きさと材質

鉢の大きさは、苗木の大きさに合わせて選びます。

1メートル前後の苗木を植えるので、直径50から60センチメートル、深さ20から30センチメートル位の鉢を選びます。

鉢が小さかったり、浅かったりすると、根詰まりを起こし、成長不良や枯れる原因になります。

鉢の材質は、素焼きの鉢やスリット鉢を選びます。

スリット鉢は、鉢の底面に深いスリットが入ったプラスチック製の鉢です。

スリット鉢は、鉢の中で根が回りにくく、全体的に根を成長させるように作られています。

通気性が高く、水はけが良いのが特徴です。

色は深い緑色や黒色が多いです。

 

 

金木犀の植え付けに適切な時期や準備するものは?

金木犀の植え付けは夏と厳冬期は避ける!

植え付けに適した時期は、3月~4月頃と10月~12月にかけてです。

暑い時期と寒い時期は避ける理由を見ていきましょう。

夏場と厳冬期植え付けをしない理由の1つは、金木犀は寒さに弱いので、枯れてしまうからです。

2つ目は、鉢植えの場合、夏場に強い西日が当たると、根がやけどを起こし、枯れるからです。

植え付けに用意するものは苗、鉢、土、鉢底石、鉢底ネットです。

他にはハサミ、スコップ、ジョウロなどです。

 

 

金木犀の植え付けの手順は?

では植え付けの手順を見ていきましょう。

 

1.苗木の根鉢を崩さないように、鉢から取り出します。

2.鉢の中に鉢底石を約3~5センチメートル入れます。

3.鉢底石の上に、土や元肥を少し入れ、苗木を植え付けます。

4.鉢上より3センチメートル下まで土を入れます。

5.たっぷりと水を与えて完成です。

 

 

金木犀の鉢植えのお手入れ方法のコツ

鉢植えにした金木犀は、花が咲くまでに2年位かかります。

それまでに、学んだお手入れ方法を実践して、オレンジの小花が咲くのを待ちましょう。

 

水やり

金木犀の鉢植えは、土の中を乾かし過ぎると、枯れることがあります。

なので、午前中の涼しい時間帯に、水をたっぷり与えます。

気温が高い時間帯に水を与えると、鉢の中が高温多湿になり、枯れてしまいます。

 

肥料

2月、5月、そして8月~9月上旬と、年3回与えます。

リン酸分の多い化成肥料や、有機肥料を与えます。

肥料の与え過ぎは、株を弱らせる原因になります。

注意しましょう。

 

夏越し

強い西日になる時間まで直射日光に当たると、根がやけどをおこしたり、鉢の中が乾燥し過ぎたりして、枯れることがあります。

対策として、15時を過ぎたら、鉢が熱くならないように、すだれや寒冷沙で鉢を覆い、遮光します。

また、室外機の風が直接当たっても乾燥するので、風が当たらない場所に鉢を置きましょう。

 

冬越し

寒さが苦手な金木犀、氷点下6度を下回る地域では、株が枯れてしまうこともあります。

10月を過ぎ、気温が下がってきたら、金木犀の鉢植えを、暖かい室内に入れましょう。

 

 

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金木犀がベランダに!マンションで育てる鉢植えのお手入れ方法を徹底解説【まとめ】

金木犀は鉢植えで育てられることをお分かりいただけましたか?

花が咲くのは、植え付けから2年はかかることも分かりましたね。

植え付けは、決して難しくはないので、ぜひチャレンジしてみてください!

マンションのベランダで、金木犀の香りを楽しめる日を夢見て、頑張ってくださいね!