金木犀に虫がくる!つきやすい害虫の種類は?予防や対策を徹底解説!

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「金木犀は育てやすい」と聞いたけど、意外と虫がくる!

と思っている方は多いと思います。

どうすれば虫がこなくなるのでしょうか?

知りたいですよね!

 

 

つきやすい虫の種類が分かれば、予防や対策をとすることができます。

それに、予防や対策をするためには、金木犀を観察して、現状を知ることが必要です。

大事な金木犀に虫がくることを予防する方法として何をすれば良いのかを徹底調査しました。

ぜひご覧ください!

 

 

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金木犀につく主な虫8種類の予防と対策

金木犀は比較的、病害虫に強いといわれていますが、それでも被害は0ではありません。

どのような症状がみられた場合、何に注意すればよいのでしょうか。

 

アザミウマ(別名スリップス)

花に寄生することが多いので「花の害虫」として知られています。

発生すると、花が奇形になり、花が咲かなくなることがあります。

対処法は、まめに「花がら」を摘み取ることです。

理由は、アザミウマは花が咲き終わった「花がら」に寄生するからです。

それでも大量発生した場合は、「オルトラン」などの殺虫剤を使用して駆除します。

 

アブラムシ

花の新芽や葉の裏側に寄生して吸汁する害虫です。

黄緑色で、大きさは2~4ミリメートル程です。

発生する時期は4~10月ですが、真夏は少なくなります。

症状として、生育が悪くなり、アブラムシの排泄物に「すす病」を発症することがあります。

それに、ウイルスを媒介してウイルス病の原因にもなります。

対策法は、牛乳をスプレー容器に入れて吹きかけます。

 

エカキムシ(ハモグリガやハモグリバエの幼虫の呼び名)

葉の表面に幼虫が入り込み、絵を描くように葉の表面を食害します。

大量発生すると、多くの葉が食害され、光合成ができなくなり、金木犀の元気がなくなります。

少数なら葉を取って駆除しましょう。

数が多い場合は、浸透性のある殺虫剤で一気に駆除します。

 

カイガラムシ

貝殻のような殻をかぶり、吸汁する害虫です。

カイガラムシの排泄物は枝葉が黒くなる『すす病』を発症させる原因になります。

柔らかいうちなら、歯ブラシなどで、こそぎ落とすことができます。

 

毛虫

蛾の幼虫です。

葉を食害します。

小さいうちに薬剤で一斉に駆除しましょう。

 

コガネムシの幼虫

コガネムシの幼虫は地中に潜り、根を食害します。

小さな金木犀の株が、コガネムシの被害を受けると、根が弱り、枯れてしまいます。

 

シャクトリムシ

新芽を好んで食害します。

新芽が伸びている時期に大量発生すると、新しい芽が一気に食べられてしまいます。

木を揺らすと、糸を垂らして落ちてきます。

そこを捕獲します。

 

ハダニ

ハダニは葉裏に多く存在します。

色は赤や黄緑色が多く、大きさは1ミリメートル以下で、非常に小さなクモの仲間です。

症状は、葉の裏に白い糸がつく、葉に白くかすれた部分がある、新葉が縮れる、新葉が落ちるなどです。

発生時期は5~10月で、特に梅雨明けから9月頃の高温乾燥期に発生します。

水に弱いので、定期的に霧吹きで水をかけて予防しましょう。

 

 

金木犀を育てる際に注意すべき3つの病気とは?

3つの注意すべき病気は「うどん粉病」「褐斑病」「先葉枯病」です。

どのような症状があるのか?

予防方法や対策について解説します。

 

うどん粉病

カビが原因の病気です。

気温が上がり、比較的乾燥した時期に発症することが多いです。

そのまま放置すると、葉に細かい粉状の点が出て、生育状況が悪くなります。

症状がみられるときは、ベニカXファインスプレーなどの薬剤を使い処置します。

症状が重いようであれば、影響が出ている枝を切って処分しましょう。

 

褐斑病

褐斑病が起こりやすいのは4~11月です。

特に6~9月の高温多湿な時期は注意が必要です。

下葉から発症し、葉に小さな褐色の斑点が出た後に、大きく広がります。

やがて葉が枯れてしまい、生育が悪くなります。

対策は、発症した葉を根元から切除して処分します。

 

先葉枯病

カビによる病気で、春に多く見られます。

症状は、葉の先端が褐色に変色して枯れてしまいます。

対策は、発症した葉を切って処分します。

 

 

金木犀に虫がくることを予防する方法はあるの?

金木犀は「日当たり悪い」と「風通しが悪い」の2つが重なると、病害虫が発生しやすくなります。

金木犀に虫がくることを予防する方法、それは「剪定」です!

枝を剪定して、葉を透かしてあげることで、ある程度の病害虫の被害を抑えることができます。

剪定に向いている時期は11月と3~4月です。

ただし夏場に剪定すると、花芽を切ってしまうことになり、花が咲かなくなりますので、注意しましょう。

 

 

金木犀の虫の害を防ぐために1番大事なことは?

それは「観察する」ことです!

金木犀を毎日「観察する」ことで、病害虫の害に気付くことがあります。

乾燥が続いたら、念のため、水やりをしましょう。

他にも「花芽が付いた」などの嬉しい発見もあります。

金木犀の変化を確認することを、習慣にすると良いですね。

 

 

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金木犀に虫がくる!つきやすい害虫の種類は?予防や対策を徹底解説!【まとめ】

金木犀に「虫がくる」ことに気が付くには「観察すること」が大事だと分かりました。

長く金木犀を楽しむためにも、日々の管理は重要です。

しっかり観察して病害虫の被害を防ぎ、元気な金木犀に育ててくださいね!