金木犀にデメリットはある?庭に植える前に考えたい4つ影響

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金木犀の小さいオレンジの花と香りは、素敵ですよね。

秋の訪れを感じさせてくれますし、夏の疲れを癒してくれます。

「金木犀を庭に植えて、もっと香りを楽しみたい!」

とお考えの方もいると思います。

でも、少し待ってください!

金木犀を庭に植える前に、考えるべきことがあります。

それは「ご近所」への配慮です。

 

 

「花が嫌いな人なんているの?」

と言う声が聞こえてきそうですね。

それに「配慮って何を配慮すればいいの?」

と疑問に思う方もいると思います。

「お隣さんとトラブルになった!」

と困ってしまう前に、金木犀を庭に植える4つのデメリットを知ることで、気をつけたいポイントや、対策方法が分かってきます。

ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

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金木犀のデメリット① 金木犀は大きく育つ

1メートルほどの苗木を植えても、金木犀は大きく生長します。

金木犀の性質上、最大10メートル弱まで生長します。

大きく育っても大丈夫な環境に植えるのであれば、問題ないです。

しかし、庭がそこまで広くない場合、お隣との境界線のすぐ側に金木犀を植えてしまうと、お隣の敷地に枝が越境するリスクがあります。

それに、金木犀が育ち過ぎて、お隣の日当たりが悪くなる可能性もあります。

対策として、お隣との境界線近くに金木犀を植えないことです。

そして、金木犀が大きく育ち過ぎないようにするために、まめに枝を剪定して、大きさを管理すると良いですね。

 

 

金木犀のデメリット② 常緑樹だけど意外と葉が落ちる

金木犀は常緑樹です。

常緑樹は葉が落ちないイメージがありますが、意外と葉が落ちます。

特に秋から春にかけての時期、落ち葉をそのままにしておくと、落ち葉の下で冬を越そうとする害虫が集まってきます。

害虫は病気を運んできて、金木犀を弱らせる原因を作ります。

対策として、落ち葉はまめに掃除しましょう。

 

 

金木犀のデメリット③ 花の香りの強さに配慮

金木犀は良い香りの花を咲かせるので、三大香木(さんだいこうぼく)の1つに数えられます。

ちなみに春は沈丁花(じんちょうげ)で夏は梔子(くちなし)、秋が金木犀です。

注意点として、香りは好き嫌いが分かれます。

あなたが好きな香りでも、好まない方もいます。

まして、金木犀の花は香りが強いため、配慮が必要です。

また、花が散って地面にできた「オレンジ色の絨毯」を好きな方もいますが、オレンジ色の絨毯を美しく思う人ばかりではないことを、頭に入れておきましょう。

対策として、落ちた花は、まめに掃除すると良いですね。

 

 

金木犀のデメリット④ 害虫がつく

害虫は金木犀の生長に悪い影響を及ぼします。

中でも人に害の及ぶ「ケムシ」は考えものです。

ケムシに刺されるとチクチクするし、痒いし、なかなか治りません。

対策は害虫を見つけたら、薬剤を使うことをおすすめします。

そして、何より予防することです。

枝を剪定して、日当たりや風通しを良くすることで、ケムシ以外の害虫や病気も防ぐことができます。

人間の健康と一緒で、予防はとても大事です。

 

 

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金木犀にデメリットはある?庭に植える前に考えたい4つ影響【まとめ】

金木犀を庭に植えるときは、近所への配慮が大事だということがお分かり頂けたと思います。

トラブルが起きるポイントをふまえ、植える場所を選ぶことができれば、安心して金木犀を植えることができますね。

「自宅の庭に植えるのは見送ろう」と判断される方もいることでしょう。

そこで、自宅に金木犀を植えなくても楽しめる方法を1つご紹介します。

それは、通勤やお買い物の途中に金木犀を植えてある場所を見つけ、そこで金木犀の香りや、オレンジの花の絨毯を楽しむという方法です。

自分に合った方法で、金木犀の花や香りを楽しんでくださいね。