ガーベラの育て方!室内でも育てられる?お手入れ方法と注意点を解説
ガーベラは暑さや寒さが苦手で、日当たりと風通しのよい環境を好みます。
ガーベラの育て方は、屋外と同じように室内で育てるときも日当たりと風通しの良い場所を選びます。
今回は、ガーベラの育て方について、室内で育てる際の注意点やお手入れ方法、屋外での育て方との違いを解説します。
ぜひ参考にしてください。
Contents
室内でガーベラを育てる最適な場所はどこ?
日当たりと風通しを好むガーベラは、季節によって、鉢を置く場所を変えるのがおすすめです。
ガーベラは、季節ごとに置き場所を見直すことで、途切れることなく、花を咲かせるようになります。
春と秋は、日中は外やベランダに出して、日に当てます。
そして、夕方は室内に入れます。
梅雨や長雨の時期は雨を避け、室内の窓際や雨の当たらないベランダ、軒下に置きます。
夏場は30℃を超えると、生育が悪くなり、花が咲かなくなります。
この時期は高温多湿を避けるためにも、室内でも直射日光が当たらなくて、涼しい場所に鉢を置きます。
冬場は気温が0℃を下回ると、ガーベラの葉は枯れ、休眠状態になりますが、鉢は室内の窓際に置いてあげます。
ガーベラを室内で育てるときの水やりのポイントは?
ガーベラは多湿を嫌うので、乾燥気味にするのが育て方のコツです。
ガーベラは乾燥を好む植物です。
なので、土が乾いたら水を与えます。
逆に、水の与え過ぎは多湿になり、根腐れの原因になります。
そして、水やりの際の注意点は、花や葉に水がかからないようにします。
花や葉に水がかかると、花や葉が傷む原因になるからです。
ガーベラに肥料を与える頻度と注意点
ガーベラに肥料を与える頻度
肥料を定期的に与えて、ガーベラの花を咲かせましょう。
夏と冬の時期を除いて、定期的に肥料を与えます。
夏と冬の生育が緩慢な時期を除き、肥料を与えます。
粒状の緩効性化成肥料の場合、月1回を目安に与えます。
液体肥料の場合は10日に1回位が目安です。
肥料を与える際の注意点
肥料を与える際に、注意する点は2点あります。
1つは、真夏は暑さで花が咲かなくなりますが、涼しい環境下で花が咲いているのであれば、肥料が必要です。
2つめは、窒素の多い肥料を与えると、葉は茂りますが、花は咲きにくくなるので、ガーベラの様子を見て、肥料を選んでください。
肥料の代表的な3要素
窒素
成長を促し、葉色を濃くします。
過剰になると、大きくなる反面、軟弱になり、花つきが悪くなります。
不足すると、葉の色が薄くなり、全体的に黄色くなり、草丈が伸びなくなります。
リン酸
開花を促します。
不足すると、成長が悪くなり、開花数が少なくなります。
カリ
根を丈夫にします。
不足すると、根の成長や葉色が悪くなり、環境の変化や病害虫への抵抗力が弱くなります。
鉢植えのガーベラは植え替えが必要?
ガーベラの鉢植えには、年1回の植え替えが必要です。
ガーベラは、根が鉢の中いっぱいに成長します。
なので、年1回の植え替えが必要です!
鉢植えは、すぐに鉢の中が根でいっぱいに広がり、根詰まりを起こします。
なので、育ちが悪くなる前に、植え替えをします。
植え替えに適した時期は、3~4月と9月です。
ガーベラは開花時期に波があり、夏と冬以外にも休む時期があるので、花の咲いていない時期に植え替えをすることをおすすめします。
ガーベラの植え替え方法
植え替えの方法は、鉢から抜いた株の周りに付いている土を落とし、ひと回り大きな鉢に植え替えます。
植え替えの際の注意点は、太い根は傷めないようにします。
そして、地際にある芽が土に埋まらないようにします。
ガーベラの育て方!室内でも育てられる?お手入れ方法と注意点を解説【まとめ】
ガーベラの室内での育て方は、日当たりと風通しの良い場所を選ぶと良いことが分かりました。
屋外と違い、夏場も花を咲かせている場合は、肥料を与える必要があることも分かりました。
ガーベラの様子をよく観察しながら室内で育ててくださいね。