散歩1万歩の時間はどれくらい?歩数ごとの健康効果とダイエット効果
健康のために何かはじめたい!
そう思ったときに手軽に始められる運動。
それが散歩です。
散歩は特別な道具は必要なく、たくさんの人数がいないとできないスポーツでもありません。
さらに最近は、スマートフォンで歩数や歩いた距離を計測できるアプリなどがあったり、心拍数などもはかれるような機能もあり健康を意識しやすくなっています。
さてここで気になってくるのが1日の歩く距離や歩数などの目安ではないでしょうか。
一説には「1日1万歩」と言われています。
本記事では、散歩1万歩にかかる時間はどれくらいなのか、そしてどのような効果があるのかをご紹介していきます。
Contents
散歩1万歩の時間はどれくらいかかる?
散歩をするに当たって一つの目安になるのが歩数。
「1日1万歩」というのがそれにあたります。
では1日1万歩とはどのくらいなのでしょうか。
一般の大人の歩幅は大体平均で70cmといわれています。
1歩が70cmだとすると、70cm×10000、つまり1万歩で7kmということになります。
これは歩く速度は人によって変わってきますが、時間はだいたい1時間20分~30分が目安です。
ここに休憩を入れたりすると散歩時間は2時間近くと見積もった方がいいということになります。
歩数ごとの健康増進効果
1日1万歩、2時間近く歩くのは流石に難しいと感じる人も多いのではないでしょうか。
健康のためには日々中強度の運動をするといいといわれますが実際にはどの程度の散歩がちょうどいいのでしょうか。
本項では歩数ごとの健康効果についてご紹介します。
2000歩
フレイルを予防できる。
5000歩
人から介護してもらわなければならない状態になるのを回避することが可能です。
入浴や食事など他人の介助を受けずに生活できる状態を維持できます。
7000歩
血管が硬くなることや骨がもろくなることを妨ぐことができます。
7500歩
筋力の低下や体力の減衰を抑えることができます。
8000歩
生活習慣病の予防や75歳以上の人の場合はメタボリックシンドロームの予防に効果的。
9000歩
血圧や血糖値が高くなるのを防ぐことが期待できます。
1万歩
75歳未満の人の場合メタボリックシンドロームの予防に効果的。
1万2000歩
肥満症の予防の効果が期待できます。
但し、1万2000歩以上早歩きをすると、健康を害する恐れもあるので注意が必要。
これらが歩数ごとの健康増進効果です。
およそ1000歩歩くのは10分かかるとされているので、日常、歩いている時間を10分程長くすることだけで、より健康的な毎日を過ごすことができます。
散歩1万歩で得られるダイエット効果
健康効果は前述の通りですが、気になるのが散歩をすることで得られるダイエット効果。
1日1万歩歩けばいいというのはわかっていても、それがどのくらいのカロリー消費になるのか、さらにはその消費カロリーでは何を食べてOKになるのか。
これがわかるだけでもダイエットが楽しくなるはずです。
ここでは散歩で得られるダイエット効果についてご紹介します。
1日1万歩で消費されるカロリーは?
年齢や体重によって消費できるカロリーは変わってきますが、1万歩あるいて消費できるカロリーはおよそ300kcalといわれています。
300kcal相当の食品は何?
300kcalといわれてもピンとこない人も多いのではないでしょうか。
そこで300kcalに相当する食品は何かと言うことを覚えておけば、難しいことを考えずに食べる量をセーブしたり、逆にご褒美として楽しんだりもできます。
以下は300kcal相当の食べ物です。
主菜
ごはん:1.2膳(180g)
かけうどん:1人分
もち:約2.5個(1個約50g)
カツ丼:約1/3人分
お好み焼き:約1/2毎
副菜
サーロインステーキ:約50g
トンカツ:約2/3枚
春巻き:約1.2本
お菓子
ポテトチップス:約1/2袋(約60g)
メロンパン:約2/3個
肉まん:約1.5個
300kcal相当の食べ物というのは意外と多いですね!
散歩1万歩の時間ってどれくらい?歩数ごとの健康効果とダイエット効果【まとめ】
今回は散歩で1万歩歩くというのはどれくらい時間がかかるのか、散歩で歩くべきおおよその歩数や、消費カロリーについて解説しました。
ダイエット効果がある散歩というのは、中程度の運動が大事だと言われています。
中程度というのは1万歩の散歩を早歩きで歩く必要があります。
是非本記事を読んで、健康的な散歩を実践しましょう。