散歩っていつがいいの?時間帯による効果の違いとNGなタイミング
散歩に行くのっていつがいいのでしょうか?
朝、昼、晩、特にいつという考えも無く適当な時間に行くという人も多いのではないでしょうか?
実は散歩にはこの時間がいいという適切な時間があるのです。
適切な時間に散歩をすればどのような効果があるのか、そのメリットをこの記事ではご紹介します。
本記事がいつ散歩するか、迷っている人の参考になるとうれしいです。
Contents
散歩っていつがいいの?時間帯による効果
散歩に行きたいけれどいつがいいかわからない?
夜しか時間がないけどこんな時間に散歩に行って効果があるの?
このような悩みは、散歩をしたい人には少なからずあるのではないでしょうか。
実は散歩には朝、昼、夜でそれぞれの時間帯で異なるメリットがあります。
本項では、この点をそれぞれ解説していこうと思います。
朝の時間帯に行く散歩
早朝から午前中に行く散歩には「脂肪燃焼」と「代謝アップ」に効果があります。
通勤・通学前に早起きして早朝の時間帯に散歩するのは脂肪の燃焼に効果的です。
1日で一番血糖値が低い状態なので運動によって効率よく脂肪を燃焼することができるといわれています。
また朝に散歩をすることで午前中の基礎代謝を高めることができます。
本来、午前中というのは代謝が低い状態です。
起床後から午前中の時間帯はまだまだ体温が低い状態で、代謝が上がらずエネルギーをなかなか消費することができません。
ここで朝から運動をすることで体温を上げれば、本来低いままの代謝を一気に上げることができます。
つまり朝から散歩をすることによって午前中から代謝が高い状態で過ごすことができるので、午前中の仕事や勉強の間にもたくさんのエネルギーを消費できます。
昼の時間帯に行く散歩
昼間から夕方の時間帯は「運動に適した時間帯」であり、忙しい人でも散歩を実践しやすい時間帯。
昼間は午前中に比べて体温が高くなっているので、体を動かしやすく運動に適しています。
よって負荷の高い運動も楽に取り組むことができます。
体を動かしやすいので、それだけたくさん運動することができ、たくさんカロリーを消費することができます。
昼間に散歩をするためには時間を有効活用することも必要になります。
仕事や勉強、プライベートで忙しく、朝も夜も時間を取ることができない人は、昼休みなどの時間をつかって散歩をすることができます。
また昼休みが難しいなら、中休みなどと、日中というのは意外と時間を有効活用するチャンスがあるのでこの時間を使って散歩を続けていくことができます。
夜の時間帯に行く散歩
夕方から夜はしっかりと動きたいという人にお勧めの時間です。
夜は運動に適した時間帯で、さらに運動の疲労も成長ホルモンの分泌によって早期に回復しやすいというメリットがあります。
夕方から夜というのは一日の中でも一番運動に適した時間帯です。
一日のうちで最も体温が高く代謝がいいので、この時間帯に運動することでたくさんカロリーを消費することができます。
夜の運動の効果はそれだけでは無く、成長ホルモンの分泌を活性化させる効果もあります。
成長ホルモンは運動後の筋肉疲労の回復に欠かせないもの。
成長ホルモンは運動後と睡眠中に分泌されます。
夜に散歩をすることで運動後と睡眠中と立て続けに成長ホルモンを浴びることができるので、早期の疲労回復に効果的です。
こんな時の散歩はNG!やってはいけない散歩
健康にいい散歩でも実はあまりよくない散歩の仕方があります。
ここではそんな効果的な散歩のためにやってはいけないことをご紹介します。
起床から30分以内での散歩
朝散歩をする場合、起床後すぐに外へ歩きに行ってはいけません。
起床後というのは睡眠時の発汗などで脱水状態に近い状態なので、朝起きたらまずはトイレに行ったり、水を飲んだり、ストレッチをしたりして体を動かす準備をしてから散歩に行くことをおすすめします。
食事前の空腹状態での散歩
散歩は脂肪燃焼効果を高めるために空腹の時にするのがいいと言われることが多いですが、何も食べずに散歩することもNGです。
なぜなら、長時間何も食べていない状態で運動すると血糖値が大きく下がり、めまいや注意力散漫になり、予期せぬ事故につながることがあるからです。
よって、バナナやゼリーなどの軽食を口にしてから散歩をすることをおすすめします。
食後一時間以内での散歩
空腹時の散歩はよくないですが、満腹時の散歩もよくないです。
食後、胃や腸で消化するために時間が必要です。
食後は胃腸の消化活動が活発になるので、胃腸に血液が集中します。
もし、食後にすぐ散歩すると、本来胃腸に集まるはずの血液が筋肉に集まります。
そのため、消化不良や腹痛が起こる可能性があるので、食後一時間は安静にしておく必要があります。
就寝2時間前の散歩
夜の散歩はいいことですが、あまり遅い時間にならないように注意する必要があります。
散歩の時間帯が夜遅くなってしまうと、睡眠に影響します。
夜は体温が下がっていくことによって眠気が起きます。
しかし遅い時間に散歩をしてしまうと本来下がるはずの体温が下がらず、寝付きが悪くなってしまいます。
よってそうならないように就寝の2時間前までには散歩を終えることが大切です。
食前の散歩vs食後の散歩!どちらがいい?
前述の通り、食前食後どちらの散歩にもメリットとデメリットがあり、準備運動や一定の待ち時間をおかないことには効果が薄くなってしまいます。
本項では食前と食後の目的とメリットについてご紹介します。
食前の散歩
食前の散歩は減量したい人にお勧めです。
食事前の体内は糖質が消費されます。
散歩時のエネルギー源になる栄養素は体内の脂質です。
脂質を使って運動することは減量への近道です。
ただし糖質が無い状態では脂質をうまく消費することができないので、散歩後の食事ではタンパク質を意識してビタミンやミネラルを補うことが重要です。
食後の散歩
食事前と違いたくさんの栄養素が血液中にあり、ここで動かなければすべて貯蓄にまわり体重増加につながります。
そのため、体型キープを考えると食事後に散歩するのが良いです。
散歩前の食事は脂っこい物を避けた方が良いでしょう。
これは脂質の消化には時間がかかるため体に負担をかけてしまうからです。
散歩っていつがいいの?時間帯による効果の違いとNGなタイミング【まとめ】
今回は散歩するならいつがいいかということについてそのメリットや時間帯による効果や目的の違いについてご紹介してきました。
ダイエット目的なら朝の散歩、健康目的なら昼の散歩、体力の作りが目的なら夜の散歩がいいということがわかりましたね。
この記事が散歩の効果や方法に悩む読者の参考になったらうれしい限りです。