藤の花は何年で咲くようになる?咲かない理由と育て方のポイント
藤の花を育ててみたいと思っているけど、藤の花って何年で咲くのでしょうか。
藤の花は、根が育っている間は花が咲かない性質を持っています。
なので、藤の花が咲くようになるには、根が成長する必要があります。
今回は、藤の花は何年で咲くようになるのか、藤の花が咲かない理由や藤が好む環境、水やりについて調べました。
これから藤の花を育てようと思っている方は、ぜひ、参考にしてください。
Contents
藤の花は何年で咲く?
藤の花は、種をまくのと苗を植えるのでは、どちらが良いのでしょうか。
藤を育てる場合、苗から育てる方が一般的です。
藤の種は、園芸店などでの取り扱いが少ないため、種を手に入れることが難しいので苗から育てることをおすすめします。
それでも種から育てたい場合は、藤の花が咲いた後にできる種を取り、種をまくことも可能ですが、花が咲くまで、短くても3年位かかります。
早く咲かせるためには地植えと鉢植えどちらがいい?
藤は成長しているときは、花が咲きません。
なので、鉢植えにすると早くに花が咲く可能性があります。
藤は、根が伸びて枝葉が成長する時期は、花が咲きにくい性質を持っています。
なので、早く花を咲かせたい場合は、地植えにするよりも鉢植えにすることをおすすめします。
藤の花が咲かない3つの理由とは?
藤の花が咲かない理由は、剪定の失敗、木が若い、肥料不足の3つが挙げられます。
もともと藤は、あまり手をかけなくても、花が咲くといわれています。
それでも、花が咲かないときもあります。
その場合、3つの理由が考えられます。
1つめの剪定の失敗は、夏に藤のツルを切ることで発生します。
なぜかというと、藤の花は、7~8月に花芽ができ、翌年の4月に開花する性質を持っているので、夏に剪定すると、花芽まで切ってしまう可能性があります。
なので、夏場の剪定は止めましょう。
ちなみに、藤を剪定する時期は、花後の5~6月と、冬の12~2月の2回だと覚えておいてくださいね。
2つめは、藤の木が若いことが挙げられます。
藤は成木にならないと、花が咲きません。
鉢などの狭い場所に植えた場合、根が成長できないため、早くから花を咲かせることがあります。
ですが、大きな鉢に植え替えたり、地植えにしたりすると、再び根の成長が始まり、花が咲かなくなることがあります。
なので、鉢から植え替えて日が浅い場合や花は咲かないけど、枝葉は元気に育っているときは、樹の若返りの可能性が高いので少し様子をみてください。
3つめは、肥料不足です。
何年も肥料をあげてないという場合は、肥料不足が原因の可能性があります。
植物は花を咲かせるためにたくさんのエネルギーが必要なので、肥料を与えましょう。
藤に肥料を与える時期は、12~2月と、5~6月が適しています。
12~2月に与える肥料は寒肥といわれ、春からの成長を促す肥料です。
花が咲き終わった5~6月に与える肥料は、お礼肥といって花を咲かせた疲れを取るために与える肥料です。
花を咲かせるための育て方のポイントは?
藤が好む環境についてまとめました。
藤を植える場所は、日当たりと水はけのよい場所がおすすめです。
株元は日陰でも、上部は日が当たる場所がよいでしょう。
水やりは、地植えの場合、根ついた後は必要はありません。
鉢植えは、表土が乾いたら、たっぷりと水を与えてください。
藤の花は何年で咲くようになる?咲かない理由と育て方のポイント【まとめ】
いかがでしたか?
藤の花が何年で咲くのかというと、3年以上とかなり時間がかかりることが分りました。
藤は根が育つまで数年かかり、その間は花が咲かないことが分りました。
なので、花が咲かない場合は、慌てず様子をみるようにしてくださいね。