ガーベラの種には綿毛がある!種の採り方は?保存方法と種まきの方法もご紹介
おうちで育てているガーベラの種を見たことはありますか?
ガーベラの種には綿毛がついています。
綿毛というと思い出すのは、タンポポです。
ガーベラもタンポポも同じキク科の仲間です。
言われてみると、長い茎の先に花が咲く姿が、似ていますよね。
ガーベラの種を採取するには、どうすればよいのでしょうか?
それに種の保存方法や種まきの方法も知りたいですよね。
ガーベラの種にまつわることをあれこれと調べましたので、ぜひ、参考にしてください。
Contents
ガーベラの種が綿毛になるときは?
ガーベラの開花時期の終わりに近付いたら、種を育てる準備をします。
ガーベラは、開花のシーズンが終わりに近付くと、花数が減ります。
花を次々と咲かせたいときは、花がらを摘みますが、種を育てるときは、花がらは取らないでそのまま残しておきます。
しばらくすると、花は枯れ、中心部分が綿毛になり、種ができます。
ガーベラの種の採取方法と注意点は?
できたガーベラの種を採取するために、気を付けることをチェックします。
種を採取する日
種の採取は、晴れた日に行いましょう。
なぜかというと、雨の日や雨上がりの湿気が多いときに採取すると、種が腐る可能性があるからです。
種を採取する方法
枯れた花の中心部分の綿毛を抜くと、綿毛の先にガーベラの種がついています。
綿毛は取らなくても種まきに影響はありません。
ガーベラの種の保存方法のポイントは?
種を乾燥させる
採取した種は、風通しの良い場所で乾燥させます。
乾燥させた種は、紙の袋に入れます。
袋は封筒がおすすめで、ビニール袋は避けてください。
封筒には、種を採取した日付などを書き込んでおくと便利です。
種を保存する
乾燥後は、冷蔵庫で保管します。
ただし、冷凍庫や野菜室での保管はおすすめできません。
なぜかというと、冷凍庫の場合、種の中に水分が残っていると、水分が結晶化して、細胞構造を壊してしまい、種の寿命が短くなります。
一方、野菜室は湿度が高く、種の寿命を縮めるエチレンが出やすいからです。
種の保存は、湿度が高い場所は不向きです。
湿気が心配な場合は、ビンなどの密閉容器に、乾燥材のシリカゲルを入れて、その中に種の入った封筒を入れて蓋をすることをおすすめします。
ガーベラの種まきの方法は?
種まきに適しているのは春と秋。種まきから1週間位で発芽します。
種をまくのに適しているのは、春と秋です。
発芽に適した温度は、20〜25℃で、種まきから1週間位で発芽します。
ガーベラの種まきの方法
用意するものは、種まきポット、種まき用の土、ガーベラの種です。
①ポットに種まき用の土を入れて、水をかけて湿らせます。
②種をひと粒ずつまいたら、土を5mm位かけます。
③日陰に置いて、適度に水やりします。
④発芽したら、少しずつ日に当てます。本葉が2~3枚になったら、植え替えのタイミングです。
種まきの注意点
ガーベラの種は、湿度に弱いので、湿度の管理がしやすい種まきポットで育てることをお薦めします。
そして、種まき土は、新しい土を使います。
新しい種まき土は、菌や虫の繁殖が少ないので、種が発芽しやすいからです。
ガーベラの種には綿毛がある!種の採り方は?保存方法と種まきの方法もご紹介【まとめ】
ガーベラの種に綿毛がついていることを知りました。
ガーベラを育て、種を育てて採取できたら、喜びも大きいですよね。
しかも、その種が芽を出して、花を咲かせてくれたことを想像しただけでもワクワクします。
植物を育てる楽しさが、ガーベラの種に詰まっているみたいです。
ぜひ、おうちで育てているガーベラから種を採取して、種からガーベラを育てることにチャレンジしてくださいね!