ガーベラの水の量は?花瓶の切り花を長持ちさせるポイントとお手入れ方法
ガーベラの切り花は花瓶の水の量を少なめにするのがポイントです。
ガーベラは、長い茎の先に花を咲かせる姿が魅力の1つですが、茎に葉がないので、水あげが悪いです。
ガーベラの水の量は、切り花を長持ちさせるためのポイントとなります。
お手入れ方法や日持ちしない原因などを調べましたので、ぜひ参考にしてください。
Contents
ガーベラの切り花を長持ちさせる3つの方法とは?
ガーベラの水の量
ガーベラの切り花が日持ちしない原因は、花瓶の水の量に関係があります。
ガーベラの切り花を長持ちさせる方法の1つは、花瓶の水の量は少なめにすることです。
具体的には、茎が2cm位、水に浸かっていれば水を吸うことができます。
ガーベラの茎に含まれる水の量が多いので、水に浸かっていると傷みやすくなります。
水を換える頻度
2つめは、花瓶の水は毎日換えます。
ガーベラは茎に産毛が多く、そこから水質を悪化させるバクテリアが発生するからです。
飾る場所
3つめは、涼しくて、直射日光の当たらない場所に飾ることです。
夏場は、エアコンや扇風機の風が直接当たらない場所がおすすめです。
冬場は玄関や廊下がおすすめです。
それと、キッチンの窓辺や洗面所もおすすめです。
いつも見える場所にあると、すぐ水を換えられるからです。
新鮮なガーベラを選ぶ3つのポイントとは?
ガーベラを購入するときに、チェックするポイントは茎、花びら、中心部の3つを確認します。
新しいガーベラを選ぶことが、長持ちさせるポイントです。
古いガーベラを購入すると、3日位で枯れてしまいますが、新鮮なガーベラを購入すれば、2週間位は咲きます。
なので、新鮮なガーベラを購入しましょう。
新鮮なガーベラを見分ける見分けるポイントは3つあり、茎、花びら、中心部をチェックします。
新鮮なガーベラの茎の丈は、種類にもよりますが、60cm位あります。
なので、丈の短いものよりも、背の高いガーベラを選ぶことをおすすめします。
鮮度のよいガーベラは花びらにハリがあります。
花びらは対角の花びらまで水平に開きます。
花びらが反り返っていたり、抜け落ちたりしているのは、鮮度が落ちてきた証拠です。
ガーベラは中央部におしべがあります。
時間が経つと花粉が出てきます。
集合部に花粉がついているのは、鮮度が落ちてきたサインです。
それでも見分けがつかないときは、店員さんに入荷した日を聞くとよいですね。
ガーベラを長持ちさせるコツは?
ガーベラの長い茎は魅力的ですが、長持ちさせるためには短く切ります。
ガーベラの長い茎に花が咲く姿は素敵ですが、長持ちさせるためには長い茎を切ることも必要です。
切り花は、茎で水を吸っています。
茎が水を吸い上げるために、葉から水を蒸発させています。
これを蒸散といいます。
蒸散は、植物の呼吸のことで、葉の気孔から水分や酸素、二酸化炭素を放出しています。
蒸散で植物内の水分が少なくなると、茎は水を吸い上げようとするのです。
茎に葉のないガーベラは、水を吸い上げにくい状態にあるので、茎を短く切ります。
すると、茎から花に水が届き、花が咲かせることができるのです。
ガーベラの茎を切り方ですが、断面が広くならないように、真っすぐに切ってください。
一般的に切り花は、切り口を斜めに切って、断面積を広くして水を吸い上げやすくしますが、ガーベラの茎の切り口は、腐りやすいので、切り口を広くしないのです。
ガーベラの水の量は?花瓶の切り花を長持ちさせるポイントとお手入れ方法【まとめ】
ガーベラの切り花は、水あげが悪いことが分かりました。
水あげが悪いからといって、花瓶の水の量を増やすと傷みやすくなります。
なので、茎を短く切ることで水あげがよくなります。
ですが、長い茎が魅力の1つでもあるので、2~3日は茎が長いままで楽しみ、その後は茎を切って、ガーベラを長持ちさせてくださいね。