ガーベラの茎が伸びない原因は?対策と育て方の注意点を徹底解説
ガーベラの茎が伸びないのに、花が咲いてしまうのには、2つの原因があります。
1つには、茎が短い品種の可能性があります。
2つ目に寒さによる生育不足があります。
ガーベラは寒いと、茎が伸びないうちに花を咲かせてしまいます。
その理由は、種を残すためです。
ガーベラは茎を伸ばすよりも、花を咲かせて種を作りたいからです。
ガーベラの茎が伸びない原因や育て方の注意点、対策を徹底的に調べました。
ガーベラの茎が伸びないことを悩んでいる方は、管理方法を見直してみませんか!
Contents
ガーベラってどんな花?
ガーベラのふるさとは南アフリカです。
南アフリカの気候は乾燥気味なので、ガーベラは高温多湿が苦手です。
ガーベラのふるさとは、南アフリカのトランスバール・ナタール地方です。
気候は地中海性気候なので、冬季は温暖で日照量が多く、適度な降雨に恵まれています。
夏季は冷涼で少雨です。
なので、ガーベラは高温多湿が苦手です。
ガーベラの始まりは19世紀末、イギリスの採集家ジェイムソン氏が、南アフリカに自生する燈赤色の小さなキクを持ち帰り、王立植物園キューガーデンに贈ったことでした。
ガーベラの茎が伸びない原因は品種のせい?
ガーベラの品種は多彩なので、茎が伸びない品種の可能性があります!
ガーベラの品種は多く、茎が伸びない品種があります。
ガーベラの品種は世界中にたくさんあり、日本でも約500種類が栽培されています。
そして、毎年新しい品種が100種類以上誕生しています。
ガーベラの色は、赤色、ピンク、黄色、オレンジ色、白色、緑色、紫色などがあります。
ガーベラは花びらの色以外に、雰囲気が大きく変わるポイントがあります。
それは、ガーベラの中心の色です。
ガーベラの中心の色は、黒色やこげ茶色などの黒系の色と、緑色や白色のような白系の色があります。
中心が黒色系のガーベラを芯黒、黒目といい、中心が白色系のガーベラを芯白、白目といいます。
咲き方は7種類あります。
シングル(一重咲き)、セミダブル(半八重咲き)、フルダブル(八重咲き)、スパイダー咲き、カール咲き、ポンポン咲き、変わり咲きです。
ガーベラの花のサイズは、小輪、中輪、大輪の3種類があります。
小輪は花の直径が約3〜5cmで、一般的なサイズより小さい品種です。
中輪は花の直径が約7〜8cmで一般的な大きさです。
大輪は花の直径が約10cm以上です。
草丈も10~80cmと幅が広いです。
苗や種を購入する際は、ラベルの表示などで、草丈を確認することをおすすめします。
冬の生育不足が原因で茎が伸びないことも!管理方法は?
ガーベラは冬になると成長が止まります。
ガーベラは5℃以下になると成長が止まり、0℃になると葉が枯れて休眠します。
休眠した株は、また春になると、芽を出して成長します。
春に花を咲かせるために、冬場の管理の注意点を確認しておきましょう。
水やり
水を与える前に、土を触って湿り具合を確認します。
土に湿り気があるときは、水を与えません。
ガーベラに水を与えるときは注意が必要です。
ガーベラは花や葉に水がかかると、枯れてしまうことがあります。
なので、水やりは花や葉をよけてガーベラの株元に水をかけます。
肥料
冬は生育が弱まるので、開花が終わる11月頃から肥料を与える必要はありません。
育てる場所
鉢は屋内に取り込むか、ワラやウッドチップなどを使ってマルチングをします。
ガーベラの茎が伸びない原因は?対策と育て方の注意点を徹底解説【まとめ】
ガーベラの茎が伸びないまま、花が咲く原因は主に2つあることが分かりました。
1つは品種によるもので、2つ目は生育不良です。
茎が伸びないからと捨ててしまう前に、鉢植えであれば暖かい場所に移動するなどの対策をして、大事に育ててくださいね!