金木犀の育てやすさは?地植えと鉢植えの特徴とお手入れ方法のコツ
金木犀の花は、まるでオレンジ色の小さな星をちりばめたようで素敵です。
「うちでも育てたい」
と思うあなたの気持ち、すごく良く分かります。
金木犀は「初心者にも育てやすさが魅力的!」と聞いたことがあります。
本当にそうなのでしょうか?
知りたいでよすね。
植えるにしても「地植え」を良く見かけるけど、「鉢植え」にできるのかな?
「鉢植え」にするときの注意点は?
そうなんです!
金木犀は、鉢植えにできます!
その際の注意点も知りたいですよね!
金木犀の「地植え」と「鉢植え」で気になる点や「育てやすさ」「特徴」「お手入れ方法」などについて調べました。
ぜひ、金木犀をお家に迎える際の参考にしてくださいね!
Contents
金木犀の育てやすさは?どんな特徴がある?
金木犀に必要なのは「暖かさ」「日当たり」「風通し」この3つです。
金木犀の特徴を確認すると、そこから育てやすさやお手入れ方法のコツが見えてきます。
金木犀は、1年を通して緑葉を付けている常緑樹です。
成長すると、地植えの場合は樹高が5メートルを超え、10メートル近くまで育ちます。
一方、鉢植えは育っても2メートル位です。
金木犀は「温かい」気候が好きで、寒さにはやや弱く、関東以北では、地植えで育てるのは難しいと言われています。
そして、金木犀は「日当たり」と「風通しの良い場所」が大好きです。
午前中だけ日が当たる場所に地植えしても育ちますが、日当たりが良い場所に植えた方が、より多くの花芽が付きます。
特徴を整理すると「地植え」と「鉢植え」それぞれに適した場所やポイントがあることが分かりました!
地植え
植える場所は「日当たり」と「風通し」が良い場所おすすめです。
さらに、冬場は寒風が直接当たらない場所だと更に良いですね。
鉢植え
屋外で金木犀の鉢を育てる場合、冬は鉢を暖かい室内へ移動させて冬越しをします。
また、室内でも夜に10℃を下回るような寒い部屋に置くと、金木犀の成長が悪くなる原因になります。
暖房の効いた部屋に移動して、寒さ対策をする必要があります。
金木犀のお手入れ方法って何をすればいいの?
金木犀を元気に育てるために必要なことは、ズバリ「剪定」です。
剪定は地植えでも鉢植えでも必要です。
1年に1回「剪定」してあげると元気に育ちます。
剪定のポイントについて確認しましょう。
剪定が必要な理由とは?
金木犀は剪定しないでいると、枝が密生して、風通しが悪くなります。
すると、葉が黄色く変色したり、枯れたりすることがあります。
それに、病害虫が発生しやすくなります。
剪定に向いている時期はいつ?
金木犀の「樹形」を楽しむのであれば、1年を通して剪定できます。
しかし、「花」を楽しむのであれば、花が終わった11月頃か、3~4月頃に剪定します。
ただし、夏の剪定は止めましょう。
なぜかというと、金木犀は、夏に花芽が成長するので、夏に剪定すると、花芽を切り落とすことになり、花が咲かなくなります。
鉢植えは植え替えが必要!その理由は?
鉢植えは2、3年に1回の「植え替え」が必要です。
鉢植えの金木犀を枯らす原因の1つ「根詰まり」から金木犀を守るために必要な作業です。
鉢植えは2、3年も育てていくと、鉢の中が根っこでいっぱいになる「根詰まり」と呼ばれる状態になります。
「根詰まり」は金木犀を枯らす原因になります。
植え替えに適した時期は、3~4月で、1回り大きな鉢に植え替えます。
金木犀の水やりの頻度は?
水やりもポイントが違います。
その違いを確認しましょう。
地植えの水やりのポイント
基本的に「水やり」の必要はないです。
しかし、植え付け直後から根がしっかり張るまでの1年間は、土の表面が乾いたら水を与える必要があります。
植え付け後、1年を過ぎたら、暑さで土が乾いたときだけ水をあげましょう。
鉢植えの水やりのポイント
鉢の中の土は、鉢の置き場所によって、土が乾燥したり、過湿になったりします。
なので、置き場所にあわせて、水やりのタイミングと時間帯を決める必要があります。
水やりで大事なのは「土の中をよく乾かしてから、たっぷり水をあげる」ことです。
例えば、暗くなりがちな玄関は、鉢の中の土が乾きにくいため、毎日水を与えると、根腐れを起こして枯れる原因になります。
金木犀の育てやすさは?地植えと鉢植えの特徴とお手入れ方法のコツ【まとめ】
金木犀は「地植え」でも「鉢植え」でも育てられることが分かりました。
ですが、同じ金木犀でも「地植え」と「鉢植え」だと育てやすさや気を付けるポイントが違うことも分かりました。
例えば、地植えは、植える場所によっては5メートルを超える位に大きく成長すること。
鉢植えは2、3年に1回、植え替えが必要でしたね。
これらのポイントを参考に、育てやすさを考えて、地植えにするか、鉢植えにするかを決めてくださいね!