お中元はいったい誰が誰に送るもの?今更聞けない疑問を解決!
日本の昔からの風習って色々ありますよね。
お中元もそのうちの1つ!
子供の頃は、夏の初めに送られてくるお中元の中身にワクワクしたものですよね・・・。
しかし!大人になって実際にお中元を送る側になってみると、正しいお中元のマナーを知らず、困っている方も少なくはないはず!
しかも、今更聞けない・・・。
そこで、お中元の基礎の基礎!
誰が誰に送るものなのか、実際にはどのような方に送ればいいのかを分かりやすくまとめてみました。
ざっと目を通して、お中元のマナーをおさえておきましょうね。
Contents
お中元は誰が送るものなの・・・?
ご自分がまだ小さい頃など、夏になると家にお中元が届いたり、夏に入る前に親御さんがお中元を送る手配をしに百貨店などに一緒に付いていったという記憶はないでしょうか・・・。
そう!
国民的アニメの「サザエざん」や「クレヨンしんちゃん」などでも、このようなお中元をテーマにしたお話があったりもしましたよね・・・。
今更聞けないお中元の基礎知識として・・・1つ目が「お中元は誰が送るのか」、2つ目に「お中元は誰に送るのか」ということをざっとご説明しておきましょう!
まずは1つ目の問いについてです。
「お中元は〇〇歳になったら送る」といった決まりがあるわけではありません。
強いて言えば、「成人したら」、「収入を得るようになったら」、「結婚して世帯を持ったら」というのが、このお中元は誰が送るのかということへの回答になるのではないでしょうか。
つまり、お中元の品を自分で購入できる経済力があることがポイントになります!
お中元は誰に送るものなの・・・?
前項の説明から、1つ目の「お中元は誰が送るのか」という問いは、解決したはずです!
次に気になるのが、2つ目の「お中元は誰に送るのか」ということですね・・・。
結論から言ってしまうと、お中元は「これからもお世話になっていく方」に送るものなんです!
お世話になっている感謝の気持ち、お世話になっている方で普段会えない方の健康を気遣う気持ち、お世話になっている方に、改まって挨拶をするその気持ちを形で表すのがお中元。
相手のことを思いながら、品物を選び送るというなんとも日本人らしい風習ですね・・・。
また、お世話になった方に送るのではなく、ずっと継続してお世話になっている方に毎年継続して送るというのが、この「お中元は誰に送るのか」という問いに答える際の重要なポイントにもなってきます。
1回送るだけでは、ただ御礼の品を送っただけに過ぎません。
毎年、相手を気遣って送るというのが、このお中元の大きな意味になってくるんですね!
お中元を送るなら・・・仕事関係と恩師は外せない!
前項を経て、今更聞けないお中元の基礎知識、「お中元は誰が送るのか」「お中元は誰に送るのか」という2つの問いは、解決したのではないでしょうか!
ここで、もう少しお中元の理解を深めるために、実際に誰が誰に送ればいいのかという具体例をざっと挙げてみましょう。
まず、これからもお世話になっていく方といえば、仕事関係の方ですね。
個人を主体にするのなら、お仕事での上司にお中元を送りましょう。
会社を主体に考えれば、取引先に送るというのも忘れてはいけません!
次に外せないのが、恩師ですね!
こちらは学校の先生や大学の教授など、卒業後もずっと交流がある方に送るといいでしょう。
また、習い事をされているのなら講師の方にもお中元を送り、感謝の意を示しておきましょうね。
ここで、忘れてはいけないのが自分でなくお子さんの恩師です!
例えば、ピアノやお習字といったお子さんの習い事の講師の方がこれに当てはまります。
特に、何年も続けて習い事をされているのでしたら、親御さんからお中元を送っておきましょう。
お中元を送るなら・・・身内や友人へも!
最後になりましたが、「お中元は誰が送るのか」「お中元は誰に送るのか」という2つの問いへの最後の具体例として、身内や友人へ送るということもご説明しておきましょう!
こちらは、必須ではありませんので、その方とおお付き合いの距離感なども考慮し、送るか否かを判断しなければなりません。
例えば、これからもお世話になっていく方といえば、ご両親が真っ先に浮かびますよね。
同居されている場合は、わざわざ品物を送るのはなんだか不自然ですので必要ないでしょう。
しかし、義両親などが遠方にお住まいの場合、少し年配の方の場合などにお中元を送っておくといいかもしれませんね!
身内や友人に関しては、相手とのやりとりのなかでお中元を送るかどうかを判断してみるといいでしょう!
お中元はいったい誰が誰に送るもの?今更聞けない疑問を解決!【まとめ】
「お中元は誰が送るのか」「お中元は誰に送るのか」というのは、お中元の基礎知識としおさえておかなければなりません。
お中元は基本的に、収入のある成人が送るもの。
送る相手は、これからもお世話になっていく方ということを念頭においておくと分かりやすいでしょう。
また、相手が遠方にお住まいであることも、1つの要素として覚えておくといいですね。
さらに、相手とのやりとりのなかで、お中元を送るかどうかを考慮することも大切になってきます。
普段からご夫婦や、ご家族内で相談されておくといいでしょう。