お年玉3000円の入れ方は?マナーやぴったり三つ折りにする方法を解説!
年が明けて子どもたちが一番楽しみにしているお年玉。
今年はいくらもらえるかな~、何を買おうかな~と子どもたちにとっては楽しみで仕方ないものです。
これは渡すほうにとっても、かわいい子どもの顔を想像しながらお年玉を包むのも楽しいものです。
しかし包むほうはただ渡すだけではなくお札の入れ方や折り方など配慮すべきマナーがあります。
そこで今回はお年玉の入れ方、マナーについて解説します。
Contents
お年玉3000円の入れ方は?
お正月にもらうと嬉しいお年玉。
しかしそんなお年玉にはあげるほうにはそれなりのマナーがあります。
お年玉に3000円を包む際にはどのようなマナーがあるのでしょうか。
本項では意外と知らないお年玉のマナーについてご紹介します。
新札を用意する
お年玉のために用意するポチ袋に入れるお金は、お祝い事にふさわしい折り目のついていない「新札」を用意するのがマナーです。
汚れやしわのついたお札を入れるのは相手にとって失礼であると同時に、縁起が悪いため忌避されます。
お年玉に3000円を包む際は、新札の1000円札を3枚用意しましょう。
新札は、銀行で交換が可能です。
店舗によっては、両替機で新札に交換してくれるところもあります。
お年玉などで新札が必要になる年末年始は銀行が込み合っていることが多く、日によっては営業していないところもありますので、いざというとき慌てないように、新札は早めに用意しておくといいでしょう。
四つ折りはNG
お札の折り方にもマナーがあります。
ポチ袋に入るサイズであればどのように折っていいというわけではありません。
四つ折りは縁起が悪いためポチ袋に入れるお札にはふさわしくありません。
四つ折りにすることでお札の厚みがまし、ポチ袋の形がいびつになったり、多く入っているように錯覚されたりすることもありますので、渡される相手の気持ちも考え、お年玉は三つ折りで入れるようにしましょう。
ぴったり三つ折りにする方法
さて、せっかく新札でお金を準備したなら美しい折り目がついた状態でポチ袋に入れたいものです。
適当に三つ折りして失敗しては、せっかくの新札が台無しになってしまいます。
そこで、正しいお金の入れ方である三つ折りの方法を知っておきましょう。
1000円札は輪郭に合わせる
千円札を三つ折りにする場合、まずはお札の肖像画が表になるようにおきます。
そして、お札の左端が野口英世の左側の輪郭に触れるようにおります。
最後にお札の右端を左の山折り部分に重ねれば完成です。
5000円札は名前を合わせる
五千円札を三つ折りにする場合も、お札の肖像画が表になるように置きます。
次にお札の左端を樋口一葉の名前の「一」の左端に触れるように折り曲げます。
最後は千円札と同じようにおります。
よって3000円をポチ袋に入れたい場合はお札を三枚同じ方向に重ねて上記のようにおるといいでしょう。
こんな時はどうするの?
そのほかにも複数枚、お札を入れたい場合や硬貨を入れたい場合などいろんなケースがあると思います。
そんな時どうするかここではご紹介します。
お札が複数枚になる場合
例えば3000円などお札三枚でお年玉を包みたい場合、一枚一枚それぞれお札を折ってポチ袋に入れるのではなく、三枚とも重ねて折って入れるのが正しい入れ方です。
またこの時に上下の向きがバラバラにならないように注意しましょう。
硬貨を入れる場合
この場合もポチ袋に入れる際に硬貨の向きに注意しましょう。
効果は製造年と数字が印刷されている面が裏と言われておりますのでこの逆の面を上にしてポチ袋に入れましょう。
1万円以上になる場合
一般的なポチ袋は、相手に渡す金額が少額である場合に用いられます。
そのため、中に入れる金額が「1万円以上」になる場合は「祝儀袋」に入れるのがスマートです。
お札を折る必要がないため、よりきれいな状態のお札を渡すことが出来ます。
1~3万円の場合には、祝儀袋に水引の印刷が入ったものを5万円以上の高額になる場合には、結びきりの水引がついたご祝儀袋を使うといいでしょう。
お年玉3000円の入れ方は?マナーやぴったり三つ折りにする方法を解説!【まとめ】
お年玉に3000円を入れることを想定して、お札の折り方など正しい入れ方を紹介しました。
意外と知らないことが多かったのではないでしょうか。
3000円でも、5000円でもお年玉をもらうと嬉しいものです。
そこでちょっとしたマナーを知っておくとお年玉を渡す側の格が少し上がります。
ぜひ、この記事を読んですがすがしい思いでお年玉をあげましょう。