年賀状の0の書き方はどうする!?住所の正しい縦書きを伝授!!
お正月の楽しみの1つ、年賀状。
普段なかなか会えない方の近況を知れたり、お子さん方の成長を写真で確認できたりと、届くととっても嬉しいものですよね。
ただこの年賀状、もらうばかりではなく自分もお世話になっている方や知人などにしたためるもの!
写真や文面は印刷したものを活用しても、宛名は自分で書くという方が多いのではないでしょうか?
この宛名書きの最中に、毎回悩んでしまうのがアドレス部分の数字の書き方ですよね・・・。
その中でも、0の書き方は何が正しいのか悩みのタネとも言えるでしょう。
年賀状における0の書き方のモヤモヤを、ここで一気に解決してしまいましょうね!
Contents
年賀状は縦書きが基本!漢数字を使うべし!
まずは、年賀状の書き方の基本中の基本をおさらいしておきましょう!
年賀はがきだけでなく、はがきを書く際の文面、宛名などは、全て縦書きで書くのが正式と覚えておきましょうね。
しかし、デザイン的に横書きに仕上げたいとお考えになる方もいらっしゃるはず・・・。
もちろん、年賀状への個人個人のこだわりというものもあるとは思いますので、あくまで「正式には縦書きで・・・」と述べておきましょう。
ただ、大人のマナーとして、仕事の上司や恩師、目上の方へ年賀状をしたためる場合には縦書きにするということは、きっちりと把握しておきましょうね!
早速ですが、年賀状の基本として、縦書きでのアドレス部分の書き方についてまとめてみます!
年賀状のアドレスというと、郵便番号、住所、という部分になってくるわけですが、ここで気になるのが数字の書き方ですね。
縦書きに数字を書く場合、漢数字を使用することになります。
さて、どんどん書き進めていくとアドレス部分に「0」がある状況に直面するはず・・・。
この0の書き方ってどうすればいいのでしょうか??
漢数字の0の書き方は3通り!
年賀状に宛名を書き進めていくと、必ずぶつかるアドレス部分の0の書き方の謎・・・。
そこで、小学生の国語の授業にまで記憶を遡り、漢数字の0の書き方について復習してみましょう!
普段何気なく書いている「0」は、アラビア数字なんですよね。
漢数字ですと0の書き方は、3通りあるんです。
ざっと挙げてみると・・・、「〇」「零」、あとは「十」を使って表記する場合。
「〇」は、見た目には0に似ていますが、平べったくまん丸に書くのが特徴です。
「零」は、「マイナス零度」など0を単体で表す際に使われることが多いですよね。
最後の「十」を使って表記する場合というのは、「30」などを漢数字で表す際に「三十」と表記する手法。
この場合、0は「十」と同等の意味を持つ特徴があることになります・・・。
上記のように文章で表現するとちょっとややこしいので、次項で年賀状のアドレスにおける具体例を挙げながら、正しい0の書き方についてまとめていきましょう!
年賀状における0の書き方!丁や条はどうするの?
年賀状のアドレスにおける正しい0の書き方ですが、まず、アドレス内で数字が出てくる場所を挙げてみます。
様々な住所が存在するとは思いますが、大概数字が登場するのは「〜丁目」「〜条」という部分と、その後に続く番地部分、部屋番号などが当てはまると思われます。
もう1つが、郵便番号ですね!
さて、上記で挙げた年賀状の数字において、順に0の書き方をご説明していきましょう!
まずは、「〜丁目」「〜条」という部分です。
よく考えていただくとこの2パターンの場合、0を単体で使用することはないことが分かるはず・・・。
「0丁目」「0条」という住所って聞いたことがないですよね・・・。
そこで、漢数字の「零」という表記は除外されることになります。
結論から言ってしまうと、「〜丁目」「〜条」の部分は「十」を使って表記します。
例えば、「十丁目」「二十条」といった具合ですね。
逆に、これ以外の部分の0の書き方が「〇」になると理解してもらえばOKです!
年賀状における0の書き方!番地や部屋番号はどうするの?
前項で少し触れていますが、年賀状のアドレスにおいて登場する番地や部屋番号、郵便番号部分の0の書き方は、全て「〇」で表記します!
ここでは横書きになってしまいますが、具体例を挙げてみると、「3丁目30ー5」なら「三丁目三〇ー五」。
「3丁目205番地」なら「三丁目二〇五番地」。
部屋番号で「201号室」なら「二〇一号室」。
郵便番号が「〒123-4560」なら「〒一二三-四五六〇」となります!
年賀状のアドレスを書く際には、住所によっては同じ数字であっても0の書き方に微妙な違いが生じることになるんですね・・・。
日本語って、本当に面白いものです!
上記の具体例を参考に、今年の年賀状の宛名は、数字の部分でも悩まずスムーズに書き進めて下さいね。
年賀状の0の書き方はどうする!?住所の正しい縦書きを伝授!!【まとめ】
年賀状の宛名は、縦書きに書くのが基本とされています。
特に、上司や恩師、目上の方に年賀状を出す際などには、この基本をきちんとおさえて失礼にならないようにしましょう。
年賀状のアドレスでは、数字部分は漢数字で表記することになります。
その中でも、0の書き方はなかなか悩みどころ!
具体的には、「〜丁目」「〜条」は「十」を活用して「十丁目」「二十条」と表記し、これ以外の番地、部屋番号、郵便番号は「〇」で表記すると理解しておきましょう。
これで、今年の年賀状は0の書き方で悩むことがなくなるはずですよ!