パンジーはいつ咲くの?種まきの時期から栽培方法までを徹底解説
色とりどりの花で花壇や庭先を鮮やかに彩るパンジー。
その色合いの美しさで、人間が食べることが出来るエディブルフラワーとしてケーキのデコレーションに使用されることもあります。
玄関先で栽培している家庭もよく見かけますよね。
そんなパンジーを、あなたも育ててみたいと思いませんか?
今回は、パンジーはいつ咲くのか、種を植える時期から栽培方法までたっぷりと伝授します。
花の色はたくさん種類がありますので、色んな色を植えて組み合わせたりしても面白そうですね!
Contents
パンジーはいつ咲くの?開花の時期が知りたい!
「パンジーはいつ咲くでしょう?」と聞けば、多くの人が「春」と答えるでしょう。
正解ですが、近年は秋頃から流通が開始されており、開花期間は10月の終わりから翌年の5月までと非常に長いのです。
パンジーは寒さに強く、適切な環境下であれば、冬でも花を咲かせられるのです。
枯れたら茎を切り、再度新しい花をつけ…の繰り返しで、上手に手入れをすれば、半年にわたって花を楽しむことができるわけです。
種を植える時期や開花までの流れを教えて!
パンジーは気温が15~20度ほどの時期に発芽します。
発芽は、種をまいてから2週間ほどかかるので、暑さが和らぐ前の9月上旬に種を植えるのがベストでしょう。
開花は、種まきから約2か月後です。
つまり、9月上旬に植えた場合、開花するのは11月に入ったころです。
また、パンジーの花がいつ咲くのを見たいか逆算して、花が見たい時期の2か月前に種をまいてもOKです。
木々が葉を落とし、多くの植物が枝だけになる寂しい冬の時期にカラフルなパンジーが咲いていたら、見ているだけで私たちの心も温かくなりますよね。
パンジーの栽培についての注意点は?
パンジーの特徴は、「高温多湿に弱く、涼しい場所を好み、根っこは適度な湿り気が必要」というものです。
水やりは、朝一番にしましょう。
なぜなら、パンジーが開花する11月頃は日照時間が少なく、土に浸透した水は日中のうちに乾かさないと、夕方以降気温が下がれば凍ってしまい、土の表面に霜が張るなど、パンジーにとって危険な状態になりかねないからです。
パンジーに剪定は必要?
パンジーには必要な剪定が3つあります。
①摘芯
パンジーの苗が育つ途中、上部の芽を切り落とすことで、茎の数が増えます。
花や葉の数が多くなり、きれいな開花を楽しめます。
➁切り戻し
パンジーは花が咲くと茎が長く細くなります。
そうすると再度新しい花をつけるのに必要な栄養が先端まで行き届かなくなってしまうので、茎の根元から5cmほどの場所をハサミで切りましょう。
太い茎を保つことができ、再度花を咲かせられます。
③枯れた花を摘む
枯れた花に栄養がいってしまうと、これから咲く、あるいは現在咲いている葉と花へ必要な栄養が不足してしまいます。
せっかく咲いた花を摘み取るのは残念ですが、新しい花や葉へ最大限の栄養を送って、きれいなパンジーを咲かせましょう。
パンジーはいつ咲くの?種まきの時期から栽培方法までを徹底解説【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
今回はパンジーがいつ咲くのか、栽培方法や注意点についてお話ししました。
パンジーはなかなかお手入れが必要な花ですが、その分開花した際の喜びはひとしおでしょう。
育てる上で一番のポイントは「多湿になっていないか気を付ける」ということですね。
冬は洗濯物がなかなか乾かないように、水をあげた土もなかなか乾きません。
「根を多湿にせず、かといって極度の乾燥状態にもしない」というのが大事なので、1日でこまめに様子を見て、適切な湿度に保ってあげましょう。
剪定等の手入れも必要なため、パンジーの栽培はガーデニング初心者~中級者向けとなります。
頑張って、立派な花を咲かせてくださいね、応援しています。
それでは、良いガーデニングライフを!