パンジーの葉っぱばかりが育つ原因は?花を咲かせる方法はある?
こんにちは!パンジーの栽培、順調に進んでいますか?
え?
「パンジーを育てているけれど、葉っぱばかりが生い茂って花が咲かない」
ですって?
それは、ひょっとしたらあげている肥料に原因があるかもしれません。
今回は、パンジーを育てても花が咲かず葉っぱばかりが育ってしまう原因と、その対処法について解説していきます。
「頑張るあなたに綺麗なパンジーの花を見せてあげたい!」
と願う私が一生懸命お伝えしますので、参考になれば嬉しいです。
Contents
パンジーに肥料が必要な理由は?
パンジーは秋に種をまいた後、冬に開花し、長ければその後春過ぎまで花を楽しむことができます。
開花は1度だけでなく、枯れた後にその花を摘むことで、新たな花を咲かせます。
そうして手入れをきちんとしていれば、冬から春過ぎまで開花を繰り返します。
パンジーに肥料が必要な理由は、この「冬から春過ぎという長い期間に花を繰り返し咲かせるため」です。
パンジーは花をつける際、たくさんのエネルギーを使います。
寒さに強く、春過ぎまで生きることが出来る花なので、パンジーの寿命を延ばして花を長く咲かせるためには、水だけでなく肥料が必要になるのです。
パンジーの葉っぱばかりが生い茂る原因はズバリこれ!
植物用の肥料には、代表的な3つの要素が含まれています。
①カリウム(K表記) → 使うと根っこや茎を丈夫にします
➁窒素(N表記) → 葉っぱや枝を茂らせます
③リン酸(P表記) → 花や実がよくつくようになります
つまり、パンジーが葉っぱばかりになっているのは、➁の窒素が過多状態になっているのが原因として考えられます。
今一度、ご自身が使用している肥料の内訳を見てください。
上記の効能を見ればわかる通り、花を咲かせるには③のリン酸を多く与えることが必要です。
肥料のラベルには、上記3つの割合が記載されていますので、リン酸が多い商品を選んで使用してくださいね。
パンジーの育て方の注意点は他にある?
パンジーを育てる際は、鉢が深いものを選びましょう。
パンジーは、鉢の中の根っこが次第に増えていく植物で、小さい鉢で育てると、鉢の中で根っこが詰まって最終的には枯れてしまいます。
私も、ベンジャミンという観葉植物を根詰まりによって枯らしてしまいました。
いくら水や栄養剤をあげても蘇らず、土から虫も湧いてきたので、木を鉢から出してみたら、大量の絡まった根っこが鉢の形そのままになって出てきました。
知識があれば防げたかもしれません・・・残念です。
話をパンジーに戻しましょう。
冬に水をあげる時間は、「朝起きたらすぐ」です。
冬場はただでさえ日照時間が少ないので、それ以降になると、気温が特に低い夕方以降、あげた水が土の中で凍って球根や根っこを冷やしてしまう・・なんてことになりかねません。
寒さに強いパンジーと言えど、多湿には弱いため、冬は特に注意が必要です。
置き場所も重要で、冬にパンジーを日陰の冷たい場所に置いておくと、土に霜が張ってしまうことがあります。
なので、冬は日当たりと風通しの良い場所に置きましょう。
パンジーの葉っぱばかりが育つ原因は?花を咲かせる方法はある?【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
今回は、「パンジーの花が咲かない・葉っぱばかりが育つ」というトラブルの原因と対処法について説明しました。
冬場、ほとんどの植物が寒さで枯れてしまう中、庭先や街中の花壇を彩ってくれるパンジーは、人間にとって大切な存在ですよね。
肥料にも、水に混ぜる液体のタイプや土にまく固形のタイプなど様々なものがあり、今の時代はネットですぐに買うことができるので、育てていく過程において「おかしいな」と思ったらすぐに対応してくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、良いガーデニングライフを!