冬休みの宿題575の俳句に悩む学生達必見!!作り方のコツを解説
冬休みの国語の宿題って、なかなか面白いものが出されることが多いですよね。
例えば、百人一首を覚えるとか、和歌を作ってみるなど・・・日本の文化に関連したものから出される傾向にあるようです。
冬休みの期間中にお正月が含まれることが、このような日本の古き文化の理解を深めるための宿題が出される要因とも考えられますよね・・・。
さて、冬休みの宿題に575で構成する俳句の宿題が出た場合、どうやって取り掛かればいいのでしょうか?
小中学生でもわかるように、冬休みに挑戦する俳句の作成方法についてご紹介してみましょう!
Contents
冬休みの宿題に取り掛かる前に!俳句について知っておこう!
まずは、俳句がどんなものであるのかを、簡単に説明してみましょう!
俳句は、575という17文字で構成される実に短い詩のようなものです。
とっても短い言葉の中に、季節や風景といった情景描写だけでなく、さらには心情までをも表現するという、なかなか高度な日本語特有の言葉の文化と言えますね。
この俳句には、575の音のリズムを大切にすることに加え、ちょっとした決まりがあります。
それが、季語。
季語と呼ばれる、季節を表現する言葉を17文字のどこかに含まないとダメなんです!
ざっくりと俳句についてご理解いただけたところで、宿題としてよく出される「冬休みを題材に作る俳句」について考えていきましょう!
冬休みのイベントは5文字で表現しやすい!
さて、実際に冬休みの宿題の俳句作りに取り掛かってみましょう!
実は、冬休みを題材にするというのは、俳句作りの初心者にはなかなかラッキーなお題とも言えるんです。
冬休み中って、1年の中でのメインとも言えるイベントが2つも含まれていますよね?
そうです!
クリスマスにお正月ですね。
さあ、この「クリスマス」と「お正月」、それぞれ何文字になりますか?
「お正月」という言葉は、「お・しょ・う・が・つ」と分解するため、両者ともなんと5文字!!
もうお気付きですよね!
冬休み中のイベント名が、そのまま575の前者か後者の5文字に使えてしまうんです。
もちろんながら、この「クリスマス」と「お正月」はそれぞれ季節を連想できるため、季語になるんですね。
全く何もない状況から季語になりうる5文字のワードを探すのはなかなか大変ですが、この2つのワードをそのまま使えるとなると、575の俳句作りがよりスムーズに進むはずです!
冬休みのイベントに関連する5文字のワードも考えてみよう!
前項で挙げた「クリスマス」と「お正月」というワードですが、この2つをヒントにすれば、使用できる5文字のワードはいくつも浮かんでくるのではないでしょうか?
例えば、「クリスマス」から派生して、「プレゼント」「サンタさん」などが浮かびますよね?
「お正月」なら、「お年玉」「初詣」などなど・・・。
もちろん、名詞的なものでなくてもOKですので、「は・の・を・が」といった言葉を続けて5文字にしてもいいんです!
こうやって考えていけば、俳句の中の575の5文字のワードは埋めやすいはずです。
また、「クリスマス」と「お正月」が冬休み中の寒い時期のイベントであることから派生して、冬の寒さを連想するワードを取り入れてみるのもいいでしょう。
例えば、「雪化粧」「雪だるま」「雪もよう」などは5文字ですので575の俳句の中に取り入れやすそうですね。
さらに、雪のワードを入れると季語として使用できるため、おすすめです!
俳句のプラスアルファ!7文字部分に注目!
これまで、冬休みのイベントや気候をヒントに575の俳句のうちの5文字のワードの簡単な選定方法についてお話ししてきました。
しかし、俳句は575のリズムに当てはめて初めて完成するわけですよね。
ここで、俳句の肝となるのが575のうちの、真ん中に位置する7文字なんです!
この7文字が上下の5文字をスムーズに繋げたり、17文字全体をまとめる役割をすることになるんですね。
季節やイベントが行われているその状況を説明したり、その状況において感じた心情を表現する7文字と言っても過言ではありません!
ただ、冬休みの宿題として小中学生が俳句にチャレンジするのなら、575のリズム感を楽しんで作ればOKなのではないでしょうか。
もし、余裕があるようでしたら、ププっと笑えるような面白要素なんかも入れてみるといいでしょう!
「お年玉 中身で分かる テストの点」
「雪だるま 眺めて決意 ダイエット」
このような俳句など、いかがでしょう??
冬休みの宿題575の俳句に悩む学生達必見!!作り方のコツを解説【まとめ】
冬休みを題材にした575の俳句を作成するという宿題は、冬休みに結構出されることがあるようです。
小中学生なら、俳句自体に馴染みがないため、なかなか手間取ってしまうかもしれませんね・・・。
しかし、冬休みは俳句を作成するうえで、とても作りやすい題材とも言えるんです。
「クリスマス」や「お正月」というイベント名をヒントに、575内の5文字を選定してみましょう。
この時、季語を意識しておくことが大切です。
あとは、7文字部分で自由に心情や状況を述べれば、俳句は意外と簡単に作成できるものです。
上手く俳句を作ることよりも、575の特有のリズム感を十分に楽しんでみましょうね。