夏野菜で夏バテ防止になるのはなぜ？効果的な栄養素とおすすめの食べ方
毎年夏になると暑さのせいで、だるかったり、頭痛がしたり、イライラしたりなど、何が原因なのかわからない、体調不良に悩まされることはありませんか？
そして、その所為なのか、そうめんやざるそばなどあっさりとしたものが食べたくなります。
しかし、そんな食生活をしていると栄養のバランスが崩れてしまいます。
そんなとき、体にいいのが夏野菜です。
今回は、夏野菜がそんな夏バテ防止になるのはなぜなのかということについて解説します。
Contents
よく聞く、夏バテとは？
夏野菜の夏バテ防止の効果を解説する前に、まずは夏バテとはどんな症状なのか。
そしてなぜそうなってしまうのかについて本項では説明します。
頭痛や吐き気、体のだるさ
日本の夏は高温多湿。
熱くてじめじめとする季節です。
そんな、夏になると暑さに体が対応できずさまざまな体調不良が現れます。
それが夏バテです。
夏バテの主な症状には、体のだるさ、熱っぽい、食欲不振、頭痛、めまい、立ちくらみ、やる気が出ない、疲労が取れないなどさまざまです。
また、この症状にあわせて、免疫力も低下します。
夏バテの原因は高温多湿な環境と温度差
では、なぜこのような症状がおこるのでしょうか。
夏バテの原因は、夏の温度差にあるといわれています。
冷房の効いた室内と猛暑の屋外、この二つの部屋は大体10℃以上の温度差があります。
そんな屋内と屋外を行き来していると、自律神経が乱れてこのような前述のような症状を引き起こします。
夏バテ防止になる栄養素とは？
夏の大きな悩みである「夏バテ」。
これを防止するためにはどうしたらいいのでしょうか。
その答えの一つが夏バテ防止に効果的な栄養素のあるものを取ることです。
タンパク質
夏バテ防止のために必要な栄養素、まずは「タンパク質」これは体の筋肉や骨、皮膚など体の主な材料になる栄養素です。
この栄養素を摂ることで、体の免疫力の低下を防ぐことができます。
ビタミンB群
次は「ビタミンB群」この栄養素には糖質や資質をエネルギーに変える効果があり、疲労回復が期待できます。
ミネラル
最後に「ミネラル」。
これはカリウムや、ナトリウム、マグネシウムなどのことです。
これらの栄養素は汗をかくと体の外に流れ出してしまいます。
体内のミネラルがなくなると、夏バテの原因にもなりますのでこちらもしっかり摂取する必要があります。
夏野菜で夏バテ防止になるのはなぜ？
夏野菜に含まれる栄養素には、夏バテ防止になるものが多く含まれています。
本項では、代表的な夏野菜に含まれる栄養素について解説します。
トマト
トマトには先ほど挙げた栄養素のうちのミネラルであるカリウムが多く含まれています。
また、β-カロテンや、ビタミンCも含まれています。
きゅうり
きゅうりはそのほとんどが水でできています。
よってきゅうりを食べると、水分補給にもなります。
また、カリウムも豊富ですので、むくみや高血圧の予防に効果的です。
オクラ
オクラには、ビタミンCやビタミンB1・B2、カルシウムやマグネシウムなどが多く含まれています。
またオクラのネバネバ成分は食物繊維なので、血糖値の上昇や、コレステロール値の上昇に効果があります。
これで完璧、夏野菜のおすすめの食べ方
最後にそんな夏バテ防止に効果がある、夏野菜のおいしい食べ方をご紹介します。
夏野菜の効果を活かす食べ方としてカレーは効果的です。
ナスやトマト、ズッキーニなどには、油と相性がいい栄養素が多く含まれています。
また豚肉などに含まれるビタミンB1と合わせて栄養満点で夏バテ防止に効果があります。
夏野菜で夏バテ防止になるのはなぜ？効果的な栄養素とおすすめの食べ方【まとめ】
今回は夏野菜で夏バテ防止になるのはなぜなのか、夏バテ防止になる栄養素や効果的な夏野菜について解説してきました。
夏バテとは何なのかそして、どのような夏野菜が夏バテ防止効果になるのかがわかっていただけたと思います。
ぜひこの記事を読んで、暑い夏を乗り切りましょう！