夏野菜に虫がつかない対策法とは?虫よけ効果のある栽培テクニック
夏野菜はその名もずばり、夏が旬の野菜のことを言います。
そしてこの夏野菜はなんといっても夏を乗り切るための栄養がたっぷりはいっていておいしいのが特徴です。
そんな夏野菜ですが、昨今の物価高で、いっそ自分で作ろうと思う人も多いと思います。
しかし、夏野菜を家庭菜園で作ろうと思った時に、気になるものと言えばやっぱり虫ですね。

そこで今回は家庭菜園で夏野菜を作る時に、虫がつかない方法や虫がつかない夏野菜の種類をご紹介します。
Contents
家庭菜園の大敵、害虫による問題とは?
家庭菜園で野菜を育てたいと思っても、考慮しなければ行けない問題がたくさんあります。
例えば、季節や環境、天候、そしてなんといっても一番厄介なのが「害虫」の被害です。
美味しい野菜を作ると害虫による被害がどうしても心配になります。
そんな害虫ですが以下のような問題を引き起こします。
・野菜を食べる
・野菜を枯らす
・病気の原因になる
この問題を回避するためには、農薬を使ったり、虫がつかない夏野菜を植えたり、虫が嫌うハーブなどを植えるなどの対策があります。
夏野菜に虫がつかない対策法とは?
家庭菜園で夏野菜を作る時に知っておきたい虫がつかない方法。
一緒に植えるハーブ、コンパニオンプランツについてご紹介します。
この方法を使うことで農薬や殺虫剤を使わずに害虫対策ができます。
コンパニオンプランツとは
まずはコンパニオンプランツについて説明します。
コンパニオンプランツというのは作物と一緒に植えることで病害虫対策や生育促進といった効果が見られることがあるのです。
代表的なコンパニオンプランツと相性のいい夏野菜
現在利用されているコンパニオンプランツにはどのような組み合わせがあるのでしょうか。
ここでは代表的なものをご紹介します。
マリーゴールドはキク科の一年草で、春から秋にかけて花をつけます。
この植物はきれいな花をつけるだけではなく虫よけや駆除効果を発揮することでも有名です。
このマリーゴールドはトマト、キュウリ、ナスと相性がよく、株や畝の間に植えると、トマトなどの天敵であるアブラムシなどを避けることに効果を発揮します。
夏野菜に害虫がいたときの対策
さて、家庭菜園に害虫が出たときの対策法はどのようなものがあるのでしょうか。
ここでご紹介していきます。
殺虫剤を使う
害虫対策には殺虫剤が一番手っ取り早いです。
農薬で害虫を退治できても、駆除することができません。
こちらは環境にやさしいものを容量などまもって使いましょう。
天然成分100%の殺虫剤
殺虫剤の中には100%天然成分でできているものがあります。
そんな殺虫剤は自分で作ることができます。
例えば、純米酢を500mlと唐辛子を10本、ニンニクを1~3個使うと自宅でも天然の殺虫剤を作ることができます。
夏野菜で虫がつかない種類はなに?
最後に比較的虫がつかない夏野菜の種類をご紹介します。
ミニトマト
ミニトマトは苗からだと比較的簡単に育てることができ、害虫の被害にあうことが少ない野菜です。
ただし、気を付けたいのはアブラムシです。
アブラムシがつくと駆除が難しいので、ニラやマリーゴールドなどと一緒に植えるのも対策の手段です。
ナス
ナスも比較的害虫に強い夏野菜です。
しかしナスにも害虫が多くつきます。
そんな時の対策として防虫ネットをかぶせるなどすることで防ぐことができます。
また土などにも幼虫がいないことなどを確認してください。
ピーマン
ピーマンは夏の暑さに強く、病害虫の影響を受けにくい夏野菜です。
万が一、虫がついた場合には、防虫ネットを張ったり、銀色のシートを敷くなどして対策をしましょう。
夏野菜に虫がつかない対策法とは?虫よけ効果のある栽培テクニック【まとめ】
今回は夏野菜に虫がつかない方法や、虫がつきにくい夏野菜の種類をご紹介してきました。
虫がつきにくい夏野菜と言っても完璧なことはありません。
備えあれば憂いなしです。
夏野菜を育てるときはぜひこの記事を参考にして、健康な夏野菜を育てましょう。