体育祭の感想文の例文を中学生向けに解説!書き方や構成のコツ
思いっきり、走って、跳んで、踊って、応援して!
勝った負けたはありますが体育祭というのは非常に楽しいものです。
体を動かすことで日々のストレスなどの解消につながります。
しかし、体育祭と言えど、当然ながら学校行事。
即ち学校教育の一環です。
すると、かならず、学校によってそのフィードバックを求められます。
つまり、感想文などが課されるケースがあるのです。

そこで今回は、そんな体育祭の感想文の書き方について、例文を交えて中学生向けに解説します。
Contents
中学生向け!体育祭の感想文の書き方のコツ
まずは感想文でもなんでも、文章を書くためには準備が必要です。
本項では体育祭の感想文を書くための準備について解説します。
まずはメモをとる
感想文を書く上で大切なのはまずは準備をすることです。
どんな素晴らしい文章でも、材料が無ければ文章を書くことはできません。
つまりネタを集める必要があるのです。
よって、体育祭当日、空いている時間などに、競技に参加して感じたこと、印象に残った出来事をメモしておく必要があるのです。
体育祭の感想文の書き方
次に用意した、メモを基に感想文を書いていきます。
まずは、感想文を書くために、テーマを考える必要があります。
そして、テーマを決めた後は、構成を考えます。
この時、あったことを時系列に並べる構成などにするとわかりやすい文章になります。
次に、書き出しと結びの文章を考えます。
ここまで書ければもう感想文が書きあがったのも同然です。
最後に、考えた構成にそって文章を作っていけば完成です。
抑えておくべき「書き出し」と「結び」!
構成を作って、「書き出し」と「結び」ができれば感想文はほぼ完成です。
しかし、難しいのが、この「書き出し」と「結び」の文章です。
本項では、「書き出し」と「結び」の文章の例文を示します。
気づいたことを書く
「書き出し」
今回は中学生になって初めての体育祭でした。
そこで私は改めて体の変化に気が付きました。
「結び」
体育祭で自らの体が成長していることに気づきました。
今後もっと逞しく成長していきたいと思います。
感じたことをまとめる
「書き出し」
「ファイト!!」クラスメートの応援の声が耳に響きました。
「結び」
競技の間、耳にしていた、クラスメートの声援は、明らかに自分の力になりました。
私も体育祭に限らず、学校生活においても仲間の力になる声掛けができるような人間になりたいです。
感想文を書くためのヒント
次に体育祭の感想文を書くためのヒントとして、どのような内容を書くべきなのか、そのテーマについていくつか例を挙げます。
体育祭での自分の役割
体育祭での自分の役割を書くのはいい例です。
役員や、応援団、運営など自分が携わった、役割からの視点で書くと、実感がこもったいい文章ができます。
体育祭で起きた特別な出来事
運営や準備段階の経験、また協議中に起きた面白いハプニングなど印象的なエピソードについて、自分が感じたことを書きましょう。
体育祭から得たもの
クラスの雰囲気や友人との絆が体育祭を通してどのように変化したか。また自分自身の学びを書くといいでしょう。
体育祭の感想文の例文
最後に中学生向けの体育祭の感想分の例文をご紹介します。
体験したこと、感情、学びをしっかりと入れましょう。
例文①
今年の体育祭は、仲間と協力する大切さを実感できた一日でした。
私はクラス対抗リレーに出場し、緊張で足が震えましたが、仲間の声援が力になり、最後まで全力で走り抜くことができました。
結果は惜しくも2位でしたが、クラス一丸となって頑張れたことが何より嬉しかったです。
体育祭を通して、努力することの大切さと、仲間と支え合う素晴らしさを学びました。
この経験を今後の学校生活にも活かしていきたいです。
例文②
今年の体育祭は、仲間と心を一つにして頑張れたことが一番の思い出です。
私は綱引きに出場し、力の差で劣勢でしたが、クラス全員で声を掛け合いながら必死に綱を引きました。
その結果、見事に勝利し、みんなで喜び合いました。
結果以上に、仲間と協力することの大切さを実感しました。
体育祭を通して、最後まで諦めずに挑戦することの大切さを学びました。
この経験を今後の学校生活にも活かしていきたいです。
体育祭の感想文の例文を中学生向けに解説!書き方や構成のコツ【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
今回は、体育祭の感想文の書き方について、中学生を対象に例文を交えてご紹介してきました。
体育祭は体を動かすもの、対して、感想文というのは頭を使って、文章を書くもの。
この二つは全く性質が違います。
しかし、学校行事であったことをまとめるというのは非常にいい学びにつながります。
ぜひ、この記事から、感想文の書き方を学んで、いい感想文を書いてください。