神輿に渡すお金の相場は?ご祝儀についてのマナーや作法を徹底解説

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夏になると全国各地で大小さまざまな規模のお祭りが開催されます。

大きいものでは、各市町村規模、そして、小さいものでは各自治体規模のお祭りまでいろいろな種類のお祭りがあります。

そしてそんなお祭りやお祭りの際のお神輿には多くのお金がかかり、そのお金は住民の寄付や積立によって成り立っています。

 

 

そこで今回はお祭りでの神輿のお金(ご祝儀)について、その相場やご祝儀袋のマナーなどについて解説します。

 

 

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意外と知らない神輿に出すお金

まずは神輿などに出すお金(ご祝儀)についてその事情について解説します。

 

神輿に出すお金(ご祝儀)は強制ではない

まず神輿の際に出すお金は強制でもなければ、金額についても明確に定められていません。

その金額の幅も広く1000円という場合もあれば1万円という場合もありまちまちです。

よって、神輿にだすお金に一般的な金額というものはありません。

 

地域や自治体によっては出す必要がある場合も

本来、神輿のお金は強制ではなく、前述の通り金額も自由です。

しかし、地域によっては暗黙のルールや最低限これくらいの金額は出すべきというルールが設けられている場合もあります。

「金額は自由でよい」と言われていたにも関わらず、実はお金を出す必要があるという場合もあります。

よってトラブルを避けるためにもあらかじめ、そのような暗黙のルールでも確認しておくと無難でしょう。

 

神輿にお金を出さなかったらどうなる?

さてここまで神輿のお金に関して説明してきましたが、万が一お金を出さなかった場合にどうなるか解説します。

神輿にお金を出さないことで近所の視線が気になることも。

上記のような暗黙の了解があるような自治体ではお金を出さないことによって、直接は言及されなくても、ネガティブなイメージを持たれる可能性もありますので注意が必要です。

よって、みんなが平等に出しあうはずだったお金を出せないという場合には、事前に町内会長や自治体のお祭りの担当者に相談して金額を調整するという方法も検討するといいでしょう。

 

 

知っておいて損はない神輿に出すお金の作法

神輿にお金を出すのはいいですがさすがにそのお金を裸で持っていくわけにはいきません。

どんなお祭りでも神事の側面がありますのでそこはきちんとしておく必要があります。

そこで本項ではそんなご祝儀を持っていく際の基本的なマナーであるご祝儀袋について解説します。

 

ご祝儀袋の書き方のマナー

表書きは同じお祭りでも納める場所によって書き方が違います。

以下で解説します。

 

「奉納」「御寄進」……神社にお供え金を納める場合

「金一封」「ご祝儀」「御寄進」……祭りの詰め所にご祝儀を送る時

「花代」「ご祝儀」……神輿に祝儀を贈る場合

 

上段

ご祝儀袋の上段の表書きの書き方は、毛筆で濃く鮮やかに書きましょう。

正式には毛筆を使い楷書で丁寧に書く書き方が望ましいです。

毛筆で書きにくい場合は筆ペンや太めのフェルトペンでも問題ありません。

ただ一点、ボールペンや万年筆は使わないようにしましょう。

 

下段

表書きの下段には、送り主の名前をフルネームで上段の名目よりもやや小さく書くのが好ましいです。

この時に書き方として文字が水引にかかったり名前の下に不自然な余白ができないように全体のバランスを考え、書き出しの位置や文字の大きさには注意しましょう。

 

水引の選び方

小さなお祭りから有名なお祭りまで、あらゆるお祭り、神輿にご祝儀が寄せられます。

このご祝儀袋はお祭りをより盛り上げるものという縁起物で、お祭りの際にはなくてはならないものとなっています。

そしてその水引にも種類があり、地域によっても選び方が違います。

例えば関西では通常花結びを使うといいます。

また水引の色は紅白が望ましく、5本のものを選ぶのが望ましいです。

 

 

神輿に関するお金を納める場所は?

お祭りとは一言でいうものの大小さまざまなお祭りがあり、あらゆるお祭りにご祝儀が寄せられています。

このご祝儀には一般的に下記の種類と意味があります。

 

神社にお供え金を納める

神社へのお供え物はよく耳にします。

お供え金はそれをお金で納めることです。

 

お祭りの詰め所にお祝い金を贈る

「よりお祭りを盛り上げてほしいです。」という心を込めて金封をお送りします。

 

神輿にお祝い金の金封を贈る

お祭りで担がれている神輿に金封を贈答することで、お祭りを盛り上げる効果があります。

 

 

神輿に渡すお金の相場は?

最後にお祭り、神輿にかかわるお金の額について解説します。

それぞれの相場についてご紹介します。

 

・神社にお供え金やお供え品を納める場合:1000円~10000円

・祭りの詰所に祝儀金や祝儀品を贈る場合:1000円~5000円

・神輿に祝儀を贈る場合:3000円~10000円

 

 

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神輿に渡すお金の相場は?ご祝儀についてのマナーや作法を徹底解説【まとめ】

今回は、神輿に渡すお金ということでそのルールやマナー、金額などについてご紹介してきました。

神輿やお祭りに出すお金は絶対ではありません。

しかし、祭りというのは一般的に地域の人々が協力し合って作り上げてきたという伝統があります。

よって地域社会の一員としてその地域で生きていくにはここにお金を出すというのは決して意味のないことではありません。

この記事が神輿にお金を出すかどうか迷っている読者の参考になることを願ってやみません。

お神輿

Posted by miki