五月人形は吉徳か久月だとどっちがいいの?そえぞれの特徴を解説
5月5日の端午の節句に飾るものと言えば五月人形です。
読者の皆様は五月人形と言ったらどのお店を思い浮かべますでしょうか?
だいたいの人が吉徳か久月かを思い浮かべると思います。
どちらも古くからある老舗でそれぞれに特徴があります。
今回は、五月人形は吉徳か久月のどっちがおすすめなのか、この二つのお店について違いや特徴を解説していきます。
両方の問屋の特徴を知って五月人形を選びましょう。
Contents
五月人形のメーカー「吉徳」とは?
吉徳は東京都台東区浅草橋に存在する日本人形の問屋です。
その創業は非常に古く、1711年、江戸時代の半ば、初代の治郎兵衛という人が時の将軍家宣公より「吉野屋」の屋号を与えられたことに端を発します。
その後六世以降の当主が「徳兵衛」と改名したことにより、「吉野屋徳兵衛」略して「吉徳」になったというわけです。
吉徳の五月人形
吉徳の五月人形は兜飾り、鎧飾り、収納飾り、ケース飾りなどさまざまな種類があります。
大きさも横幅50cm以下の小ぶりなものから取り揃えていて、飾るお部屋の大きさによって選ぶことができます。
また金額も100,000円以下というリーズナブルな商品もありますので予算に合わせて購入することができます。
ぬいぐるみやランドセル、スターウォーズにバットマン?!
吉徳の面白いところは、伝統的な日本人形や雛人形などのほかにも、ぬいぐるみや、ランドセル、また有名なSF映画スターウォーズやバットマンなどをモチーフにした鎧飾り、兜飾りも取り扱っております。
このように伝統を大事にしながらも新しいことに挑戦している面白い企業です。
五月人形のメーカー「久月」とは?
一方の久月も伝統的な問屋として有名です。
こちらも東京都は台東区に江戸時代から存在する人形メーカーです。
創業は江戸時代1835年(天保6年)、初代の横山久左衛門という人形師が久月の表札を掲げたことがその発端です。
そして以来1890年にわたって日本人形を作り続けてきました。
久月の五月人形
久月の五月人形はその種類も多く、特徴的なのは鎧飾り、兜飾り以外にも、金太郎や鍾馗さまの人形、オーダーメイドの名前旗や、五月小物なども売っているのが特徴です。
五月人形と一緒にオーダーメイドの名前旗を一緒に飾るとより愛着がわきますね。
また久月の人形も値段がリーズナブルなものや、飾りやすいサイズのものなどさまざまな種類があります。
久月は日本人形特化
人形の久月は日本人形に特化した品ぞろえになっています。
お馴染みの雛人形、五月人形のほかに正月飾りなども取り揃えており、変わり種はないのですが手仕事の素朴な人形の仕入れが特徴の問屋です。
五月人形は吉徳か久月だとどっちがいいの?
これまで吉徳と久月どちらも見てきましたがどっちも江戸時代から存在する老舗です。
どっちもそれぞれの職人が心を込めて作った人形には、子どもたちの健やかな成長を願う思いが込められています。
久月はもともと吉徳ののれん分けでできた問屋です。
よって、久月と吉徳を比べた場合、吉徳の方が高級です。
また、吉徳からのれん分けした問屋はほかにもいろいろあります。
また最近では、久月、吉徳以外にもイオンなどでも五月人形が買えますので、こちらも比較的お求めやすくお勧めです。
五月人形は吉徳か久月だとどっちがいいの?そえぞれの特徴を解説【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
今回は五月人形の老舗である吉徳と久月についてどっちがいいのかなどについて見てきました。
正直にいいますと、吉徳と久月はどっちもいい企業です。
五月人形をはじめとする日本人形は職人の丁寧な手作業でできています。
そして、子どもの健やかな成長を願う五月人形はどこのものでも変わりません。
ぜひ、思いっきり悩んで、最高の逸品を子どものために送ってあげてください。