五月人形のモデルになった武将一覧!おすすめや選ぶポイントをご紹介
五月人形というと、何を思い浮かべますでしょうか。
大体の人は厳めしい鎧飾り、兜飾りを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
そして鎧兜の具足で思い浮かべるのはやはり、それを着て武勇の名をはせた戦国武将です。
そんな戦国武将の生きざまは素晴らしく、戦国武将にあやかって子どもにもそのように育ってほしいという思いで五月人形に戦国武将がかつて身に着けた具足をモチーフにしたものを選ぶ人も多いです。
そこで今回は五月人形での武将のモチーフの選び方、そして五月人形で人気の武将を一覧でご紹介します。
Contents
五月人形の武将の選び方
初節句のために五月人形を選ぶ場合、どのようなものを選んだらいいのか迷うと思います。
本項ではそんな五月人形のモチーフとして武将を選ぶ場合に参考にしたい選び方をご紹介します。
ゆかりのある武将を選ぶ
ここからは五月人形のモチーフに武将を選ぶ際のポイントをご紹介します。
まずはゆかりのある武将を選ぶのがいいです。
それは家系的に関係がある場合や、地縁があったりする場合です。
家系的に関係があるかどうかは、名字から調べたり、親戚に聞いたり、家紋などからも何かわかるかもしれません。
そして地縁については、図書館などで郷土史などから調べることができます。
好きな武将のものを選ぶ
好きな武将がいる場合は、これが一番の方法です。
この場合にはお子様にもその武将の具足をモチーフにした五月人形を選んだ理由や、その武将の人柄やエピソードなどを教えてあげるといいでしょう。
武将の功績や人柄で選ぶ
五月人形は男の子の健やかな成長を願って毎年端午の節句に飾ります。
武将の具足をモチーフにした五月人形にする場合、選ぶ理由にその武将の功績や人柄、そして子どもにそのように育ってほしいというイメージを重ねて選ぶといいでしょう。
五月人形でおすすめの武将一覧
本項では五月人形でおすすめの武将を一覧でご紹介します。
戦国武将はみんなかっこいいですが、とくに人気の武将をご紹介します。
陸奥の覇者 伊達政宗
伊達政宗は出羽国と陸奥国の戦国武将です。
伊達氏の第17代目当主で、仙台藩の初代藩主です。
そして伊達政宗の具足の特徴は兜の大きな三日月です。
細身で大きな三日月はスタイリッシュで洗練されており人気もあります。
また有名なエピソードとして、白い陣羽織を羽織って秀吉に謁見し、派手なパフォーマンスで罪を免れたというエピソードがあります。
よって肝が据わった男になってほしいという願いを込めることができます。
越後の龍 上杉謙信
上杉謙信は越後国など北陸で有名を馳せた武将です。
若くして越後を統一。
その勢いで周辺国にたびたび出兵したことで知られています。
また上杉謙信は仏法への信仰が厚く、三日月と日輪がついた兜は妙見信仰からくるものと言われています。
文武の才に秀で、義理人情に厚い素晴らしい人物で、その上、武勇を多く残した上杉謙信にあやかりたいという親御さんも多いです。
戦国の覇者 徳川家康
徳川家康は江戸幕府を開き、260年も続く太平の世を築いた天下人です。
その人柄は「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」という句にも表れているように、深謀遠慮の人物で非常に忍耐強い武将です。
そしてその兜はシダの葉と日輪の鍬形が特徴的です。
これは出世兜と言われ、子どもの大成をねがう思いを込めるのにちょうどいいモチーフだといえます。
五月人形で武将じゃない人物のおすすめ一覧
最後に武将ではない人物がモチーフの五月人形を一覧でご紹介します。
金太郎
昔話で有名な金太郎は子どもが元気で心優しい男の子に育ってほしいという思いが込められています。
鍾馗
魔除けの力があるといわれている中国の神様です。
中国の唐の時代、玄宗皇帝が熱病にかかりました。
その際に夢の中に登場して鬼を退治したのが鍾馗です。
よって子どもの身に降りかかる災厄から身を守るという思いを込めるのに最適です。
神武天皇
神々の血を引く初代の天皇です。
弓にとまった金の鳶の光で賊軍の目がくらみ、大和を平定した故事から、武勇と平和の象徴として飾られるようになりました。
五月人形のモデルになった武将一覧!おすすめや選ぶポイントをご紹介【まとめ】
いかがでしたでしょうか。
今回は五月人形のモチーフになっている人気の武将を一覧でご紹介しました。
五月人形には子供を守るお守り的な側面があります。
そして、そのモチーフに武将を選ぶというのは子どもにその武将のように育ってほしいという思いが込められています。
武将がモチーフの五月人形を選ぶときはきちんとその武将について調べてから決めるようにしましょう。